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公開番号
2024126066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023034208
出願日
2023-03-07
発明の名称
積層電線
出願人
後藤電子 株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01B
7/00 20060101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電線の導電率を維持しながら、生じた磁界をコントロールすることができる電線を提供する。
【解決手段】積層電線10は、丸型または角型の断面形状を有する。積層電線の長手方向に延びた芯材2と、芯材の表面に覆われた外周層3と、外周層の表面に形成された接着層および/または絶縁層4または隔離層と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
丸型または角型の断面形状を有する積層電線であって、
前記電線の長手方向に延びた芯材と、
前記芯材の表面に覆われた外周層と、
前記外周層の表面に形成された接着層および/または絶縁層、または隔離層と、を含む
ことを特徴とする積層電線。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記芯材と前記外周層との間に接着層および/または絶縁層が形成される、請求項1に記載の積層電線。
【請求項3】
前記芯材と前記外周層との間に中間層が形成される、請求項1に記載の積層電線。
【請求項4】
前記芯材と前記中間層との間に接着層および/または絶縁層、または隔離層がさらに形成される、請求項3に記載の積層電線。
【請求項5】
前記外周層と前記中間層との間に接着層および/または絶縁層、または隔離層がさらに形成される、請求項3に記載の積層電線。
【請求項6】
前記芯材は、銀、アルミ、銅、鉄、セラミック、銅クラッドアルミ、または金属をメッキした線、あるいは、樹脂またはコーネックス、ケプラー、ベクトランの繊維で構成される請求項1~5のいずれか1項に記載の積層電線。
【請求項7】
前記外周層は、銀、アルミ、銅、鉄、セラミック、銅クラッドアルミ、または他金属メッキした線で構成される請求項1~5のいずれか1項に記載の積層電線。
【請求項8】
前記中間層は、銀、アルミ、銅、鉄、セラミック、銅クラッドアルミ、または他金属メッキした線で構成される請求項3~5のいずれか1項に記載の積層電線。
【請求項9】
前記芯材の断面形状は、丸型または多角形である請求項1~5のいずれか1項に記載の積層電線。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モーターに使用され、とりわけ、磁界の中で電流を流すことに最適な電線に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車は、高周波電流(例えば200kHZ)が流れるコイルを有するモーターを備えることが知られている。このタイプのモーターは大量の電力を消費するため、高電圧の大電流をコイルに流す必要がある。コイルには、複数の電線が巻かれ、その電線の一種として、従来技術では、銅の導電率の高さを利用し、銅めっき鉄線または鋼線が使用されている。
【0003】
例えば、銅めっき加工を施した鉄線または鋼線に、さらに伸線/圧延加工をして、高張力銅めっき鉄線または鋼線が製本中綴じ用ワイヤーや放電加工用ワイヤーに使用されている。こうした製品は銅特有の赤みの色調を有し、装飾性にも優れた製品である。また、銅めっきを厚く施した導電性に非常に優れた高導電率銅めっき鉄線または鋼線は電子機器内部のリード線として使用されている。特に、このような電線は、線径を100ミクロン以下の極細線で、高導電率と高強度を両立させるためにピアノ線に極厚めっきを施した高強度極細高導電率の電線も実現可能である。さらなる一例として、銅めっき鉄線に、最終工程で熱処理を施した無酸化焼鈍銅めっき鉄線または鋼線は、連続釘連結用ワイヤー、ブレードホース外装用ワイヤー等に使用されることが挙げられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、回転電機のコイルとして実際に使われたとき、従来の電線は導電率が高く、磁界が生じるため、コイルの抵抗値、電流値、または磁性、磁界、磁束密度などがコントロールできないという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために本発明の積層電線は、丸型または角型の断面形状を有する積層電線であって、電線の長手方向に延びた芯材と、芯材の表面に覆われた外周層と、外周層の表面に形成された接着層および/または絶縁層、または隔離層と、を含む。
【0006】
本発明の一態様は、上記積層電線において、芯材と外周層との間に接着層および/または絶縁層が形成される。
【0007】
本発明の他の態様は、上記積層電線において、芯材と外周層との間に中間層が形成される。
【0008】
さらに、上記積層電線において、芯材と中間層との間に接着層および/または絶縁層がさらに形成される。
【0009】
または、外周層と中間層との間に接着層および/または絶縁層がさらに形成される。
【0010】
本発明の芯材は、銀、アルミ、銅、鉄、セラミック、銅クラッドアルミ、または金属をメッキした線、あるいは、樹脂またはコーネックス、ケプラー、ベクトランの繊維で構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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