TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024129623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038948
出願日2023-03-13
発明の名称スイッチ
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 36/00 20060101AFI20240919BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】作動体の大型化と検知精度の低下との両方が抑制されたスイッチを提供する。
【解決手段】本開示に係るスイッチは、本体と、本体と接近し且つ対向する検知位置に配置可能な作動体とを備える。作動体は、第2方向に沿って順に並んだ第1~第4磁石を有する。本体は、第1~第4磁石の少なくとも1つによって生成される磁束を検知可能に構成された3つ以上のセンサを有する。第2磁石及び第3磁石は、第1条件又は第2条件を満たすように配置される。第1条件は、第2磁石及び第3磁石が、第1方向において第1磁石及び第4磁石よりも本体に近い位置に配置されるという条件である。第2条件は、第2磁石と第3磁石との間の第2方向における距離が、第1磁石と第2磁石との間の第2方向における距離及び第3磁石と第4磁石との間の第2方向における距離の少なくとも一方よりも長いという条件である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
本体と、
前記本体と接近し且つ対向する検知位置に配置可能な作動体と、
を備え、
前記作動体は、第1磁石と、第2磁石と、第3磁石と、第4磁石とを有し、
前記第1磁石、前記第2磁石、前記第3磁石、及び前記第4磁石は、前記作動体が前記検知位置にあるときに、前記本体と前記作動体との対向方向である第1方向に交差する第2方向に沿って順に並び、
前記第1磁石、前記第2磁石、前記第3磁石、及び前記第4磁石の各々は、一方の磁極と他方の磁極とが前記第1方向に沿って並び、且つ前記第1方向における磁極の配置が隣り合う磁石と異なるように配置され、
前記本体は、前記第1磁石、前記第2磁石、前記第3磁石、及び前記第4磁石の少なくとも1つによって生成される磁束を検知可能に構成された3つ以上のセンサを有し、
前記第2磁石及び前記第3磁石は、第1条件又は第2条件を満たすように配置され、
前記第1条件は、前記第2磁石及び前記第3磁石が、前記作動体が前記検知位置にあるときに前記第1方向において前記第1磁石及び前記第4磁石よりも前記本体に近い位置に配置されるという条件であり、
前記第2条件は、前記第2磁石と前記第3磁石との間の前記第2方向における距離が、前記第1磁石と前記第2磁石との間の前記第2方向における距離及び前記第3磁石と前記第4磁石との間の前記第2方向における距離の少なくとも一方よりも長いという条件である、
スイッチ。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記第2条件において、前記第2磁石と前記第3磁石との間の前記第2方向における距離は、前記第1磁石と前記第2磁石との間の前記第2方向における距離及び前記第3磁石と前記第4磁石との間の前記第2方向における距離の両方よりも長い、請求項1に記載のスイッチ。
【請求項3】
前記第2磁石及び前記第3磁石は、前記第1条件と前記第2条件との両方を満たすように配置される、請求項1又は2に記載のスイッチ。
【請求項4】
3つ以上の前記センサは、前記第2方向に沿って並んでいる、請求項1又は2に記載のスイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、本体と作動体との接近を検知するスイッチに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のスイッチとしては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のスイッチは、本体と、本体に対して接近し且つ対向可能な作動体とを備える。
【0003】
作動体は、3つの磁石、すなわち第1磁石、第2磁石、及び第3磁石を有する。第1磁石、第2磁石、及び第3磁石は、本体と当該本体に接近した作動体との対向方向(第1方向)に交差する横方向(第2方向)に順に並んでいる。各磁石は、一方の磁極と他方の磁極とが対向方向に沿って並び、且つ対向方向における磁極の配置が隣り合う磁石と異なるように配置されている。
【0004】
本体は、磁石の数とは異なる3つ以上のセンサを有する。各センサは、本体と作動体とが接近し、3つの磁石の少なくとも1つによって生成される磁束を検知したときに、検知信号を出力する。
【0005】
全てのセンサから検知信号が出力されたとき、本体は、本体と作動体とが接近した状態に対応する接近信号を出力する。少なくとも1つのセンサから検知信号が出力されないとき、本体は、本体と作動体とが離れた状態に対応する離隔信号を出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4321611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1のスイッチには、作動体の大型化と検知精度の低下との両方を抑制するという観点において未だ改善の余地がある。
【0008】
したがって、本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、作動体の大型化と検知精度の低下との両方が抑制されたスイッチを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係るスイッチは、
本体と、
前記本体と接近し且つ対向する検知位置に配置可能な作動体と、
を備え、
前記作動体は、第1磁石と、第2磁石と、第3磁石と、第4磁石とを有し、
前記第1磁石、前記第2磁石、前記第3磁石、及び前記第4磁石は、前記作動体が前記検知位置にあるときに、前記本体と前記作動体との対向方向である第1方向に交差する第2方向に沿って順に並び、
前記第1磁石、前記第2磁石、前記第3磁石、及び前記第4磁石の各々は、一方の磁極と他方の磁極とが前記第1方向に沿って並び、且つ前記第1方向における磁極の配置が隣り合う磁石と異なるように配置され、
前記本体は、前記第1磁石、前記第2磁石、前記第3磁石、及び前記第4磁石の少なくとも1つによって生成される磁束を検知可能に構成された3つ以上のセンサを有し、
前記第2磁石及び前記第3磁石は、第1条件又は第2条件を満たすように配置され、
前記第1条件は、前記第2磁石及び前記第3磁石が、前記作動体が前記検知位置にあるときに前記第1方向において前記第1磁石及び前記第4磁石よりも前記本体に近い位置に配置されるという条件であり、
前記第2条件は、前記第2磁石と前記第3磁石との間の前記第2方向における距離が、前記第1磁石と前記第2磁石との間の前記第2方向における距離及び前記第3磁石と前記第4磁石との間の前記第2方向における距離の少なくとも一方よりも長いという条件である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、作動体の大型化と検知精度の低下との両方が抑制されたスイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

オムロン株式会社
安全装置
13日前
オムロン株式会社
電磁継電器
2日前
オムロン株式会社
インバータ装置
6日前
オムロン株式会社
電磁ロック装置
14日前
オムロン株式会社
電気機器ユニット
6日前
オムロン株式会社
端子台および端子台セット
6日前
オムロン株式会社
車椅子用治具および車椅子
13日前
オムロン株式会社
車椅子用治具および車椅子
13日前
オムロン株式会社
送電装置、受電装置およびシステム
9日前
オムロン株式会社
制御装置、制御方法及び制御プログラム
15日前
オムロン株式会社
培地監視装置、培地監視方法、及びプログラム
6日前
オムロン株式会社
導光板、表示装置、遊技機、および車載表示器
7日前
オムロン株式会社
検査管理システム、検査管理装置、教師データ生成方法、及びプログラム
6日前
オムロン株式会社
打返し制御装置、打返し制御方法、打返し制御プログラム、及び打返し装置
16日前
オムロン株式会社
学習済みモデル生成装置、制御装置、学習済みモデル生成方法、及び学習済みモデル生成プログラム
6日前
日東精工株式会社
端子部品
21日前
株式会社ExH
電流開閉装置
1日前
レナタ・アーゲー
電池
16日前
個人
鉄心用材料とその製造方法
6日前
株式会社クオルテック
空気電池
13日前
エイブリック株式会社
半導体装置
1日前
株式会社メルビル
ステージ
8日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
三洲電線株式会社
撚線
20日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
豊田鉄工株式会社
コイル部品
15日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
三菱電機株式会社
漏電遮断器
20日前
オムロン株式会社
電磁継電器
2日前
中国電力株式会社
移動用変圧器
15日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
21日前
住友電装株式会社
コネクタ
6日前
続きを見る