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公開番号2024127054
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035900
出願日2023-03-08
発明の名称電磁継電器
出願人オムロン株式会社
代理人個人
主分類H01H 50/14 20060101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】導電部材の変形を抑制することによって導電部材及び接点装置の接合状態を安定的に維持することができる電磁継電器が、提供される。
【解決手段】電磁継電器1は、ケース2と、駆動装置4と、接点装置3と、導電部材51,61と、を備える。駆動装置4は、ケース2の内側に配置される。接点装置3は、端子部11,12を有する。端子部11,12の少なくとも一部は、ケース2の内側に配置される。導電部材51,61は、端子部11,12の先端11a,12aに接続する接続部52a,62aと、接続部51a,61aから端子部11,12の側部に沿って延びる延長部52b,62bと、を有する。接続部52a,62a、延長部52b,62b、及びケース2の少なくともいずれか1つは、規制部21a~21jを有する。規制部21a~21jは、導電部材5の変形を規制する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ケースと、
前記ケースの内側に配置される駆動装置と、
少なくとも一部が前記ケースの内側に配置される端子部、を有する接点装置と、
前記端子部の先端に接続する接続部と、前記接続部から前記端子部の側部に沿って延びる延長部と、を有する導電部材と、
を備え、
前記接続部、前記延長部、及び前記ケースの少なくともいずれか1つは、前記導電部材の変形を規制する規制部、を有する、
電磁継電器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記端子部は、前記ケースの内側に配置され、
前記接続部及び前記延長部は、前記ケースの内側に配置され、
前記規制部は、前記接続部及び前記延長部の少なくともいずれか一方に当接可能に前記ケースの内面に設けられる、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記規制部は、前記ケースの内面から突出する突出部である、
請求項2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記端子部は、前記ケースの内側に配置され、
前記接続部及び前記延長部は、前記ケースの内側に配置され、
前記規制部は、前記ケースに当接可能に前記接続部及び前記延長部の少なくともいずれか一方に設けられる、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記規制部は、前記接続部及び前記延長部の少なくともいずれか一方から前記ケースの内面に向けて突出する突出部である、
請求項4に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記端子部の先端は、前記ケースの外側に配置され、
前記接続部及び前記延長部は、前記ケースの外側に配置され、
前記規制部は、前記延長部を保持可能に前記ケースの外面に設けられる、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記規制部は、前記延長部を係止可能に形成されるスリット部である、
請求項6に記載の電磁継電器。
【請求項8】
前記端子部は、第1端子部と、前記第1端子部と間隔を隔てて配置される第2端子部と、を有し、
前記導電部材は、
前記第1端子部の先端に接続され前記第1端子部から離れる第1方向に延びる第1接続部と、前記第1方向と交差する第1交差方向において前記第1接続部から前記第1端子部の側部に沿って延びる第1延長部と、を有する第1導電部材と、
前記第2端子部の先端に接続され前記第2端子部から離れる第2方向に延びる第2接続部と、前記第2方向とは交差する第2交差方向において第2接続部から前記第2端子部の側部に沿って延びる第2延長部と、を有する第2導電部材と、を有し、
前記規制部は、
前記第1接続部、前記第1延長部、及び前記ケースの少なくともいずれか1つに設けられる第1規制部と、
前記第2接続部、前記第2延長部、及び前記ケースの少なくともいずれか1つに設けられる第2規制部と、を有する、
請求項1に記載の電磁継電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電磁継電器では、接点装置から外部装置に通電するために、導電部材が通電経路として用いられる。特許文献1に開示された電磁継電器では、図9を参照すると、導電部材は、接点装置の固定端子に接続される固定部と、接点装置の固定端子の側方において固定部から下方に延びる延設部と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7117567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電磁継電器では、導電部材の延設部は、接点装置の固定端子の側方に配置される。この構成において、過電流が固定端子及び導電部材に流れた場合、ローレンツ力によって、導電部材の延設部が、接点装置の固定端子を支点として、接点装置の固定端子の側部から離れる方向に移動する。この導電部材の延設部の移動によって導電部材が変形し、導電部材及び接点装置の接合状態が不安定になるおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、導電部材の変形を抑制することによって導電部材及び接点装置の接合状態を安定的に維持することができる電磁継電器を、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、ケースと、駆動装置と、接点装置と、導電部材と、を備える。駆動装置は、ケースの内側に配置される。接点装置は端子部を有する。端子部の少なくとも一部は、ケースの内側に配置される。導電部材は、端子部の先端に接続する接続部と、接続部から端子部の側部に沿って延びる延長部と、を有する。接続部、延長部、及びケースの少なくともいずれか1つは、規制部を有する。規制部は、導電部材の変形を規制する。
【0007】
本電磁継電器では、過電流が接点装置の端子部及び導電部材に流れたとしても、接点装置の端子部を支点とした導電部材の変形を、規制部によって抑制することができる。これにより、導電部材及び接点装置の接合状態を安定的に維持することができる。
【0008】
接点装置の端子部は、ケースの内側に配置されてもよい。この場合、導電部材の接続部及び延長部は、ケースの内側に配置される。規制部は、接続部及び延長部の少なくともいずれか一方に当接可能にケースの内面に設けられる。規制部は、ケースの内面から突出する突出部であることが好ましい。
【0009】
この構成では、ケースの内面に規制部を設けることによって、導電部材の変形を抑制することができる。すなわち、簡単な構成で、導電部材及び接点装置の接合状態を安定的に維持することができる。
【0010】
接点装置の端子部は、ケースの内側に配置されてもよい。この場合、導電部材の接続部及び延長部は、ケースの内側に配置される。規制部は、ケースに当接可能に接続部及び延長部の少なくともいずれか一方に設けられる。規制部は、接続部及び延長部の少なくともいずれか一方からケースの内面に向けて突出する突出部であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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