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公開番号2024158846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074416
出願日2023-04-28
発明の名称リミットスイッチ
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 25/00 20060101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】2つのタイプのアクチュエータに対応可能なリミットスイッチを提供すること。
【解決手段】リミットスイッチが、スイッチ部と、スイッチ部に対して隣接して位置しスイッチ部に接続された操作部とを備える。操作部が、ハウジングと第1駆動部と第2駆動部とを含む。ハウジングは、第1収容部と第2収容部とを内部に有する。第1駆動部は、第1収容部から第2収容部まで延びる駆動軸部を有し、駆動軸部の移動によりスイッチ部のオンオフを切り替え可能に構成されている。第2駆動部は、ハウジングの外部から第2収容部まで延びる回転軸部を有し、回転軸部の回転によりスイッチ部のオンオフを切り替え可能に構成されている。第2駆動部が、駆動軸部を収容可能であると共に、収容された駆動軸部が移動可能に構成された貫通穴部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
オンオフ切り替え可能なスイッチ部と、
前記スイッチ部に対して第1方向に隣接して位置し、前記スイッチ部に接続された操作部と
を備え、
前記操作部が、
第1収容部と、前記第1方向において前記第1収容部よりも前記スイッチ部の近くに位置する第2収容部とを内部に有するハウジングと、
前記第1方向に沿って前記第1収容部から前記第2収容部まで延びると共に前記第1方向に沿って移動可能な駆動軸部を有し、前記駆動軸部の前記第1方向の移動により前記スイッチ部のオンオフを切り替え可能な第1駆動部と、
前記第1方向に交差する第2方向に沿って前記ハウジングの外部から前記第2収容部まで延びる回転軸部を有し、前記回転軸部の回転により前記スイッチ部のオンオフを切り替え可能な第2駆動部と
を含み、
前記第2駆動部が、前記駆動軸部を収容可能であると共に、収容された前記駆動軸部が前記第1方向に沿って移動可能に構成された貫通穴部を有する、リミットスイッチ。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記第1駆動部が、
前記第1収容部を前記第1方向に沿って移動可能な第1プランジャと
前記第1プランジャに接続され、前記第1プランジャから前記第1方向に沿って前記第2収容部まで延びる前記駆動軸部と、
前記第1プランジャを前記第1方向でかつ前記スイッチ部から離れる方向に付勢する第1付勢部材と
を有し、
前記第2駆動部が、
前記第2方向に延びる回転軸まわりに復帰位置から動作位置に回転可能な状態で前記ハウジングに支持されている前記回転軸部と、
前記第1方向に沿って伸縮可能であると共に、前記回転軸部を前記第1方向でかつ前記スイッチ部に接近する方向に付勢するように構成されている第2付勢部材と、
前記第1方向における前記回転軸部および前記第2付勢部材の間に位置し、前記第2付勢部材の付勢力を前記回転軸部に伝達するように構成されている第2プランジャと
を有し、
前記貫通穴部は、前記回転軸部が前記復帰位置に位置している場合に前記回転軸部および前記第2プランジャを前記第1方向に貫通する貫通穴で構成されている、請求項1に記載のリミットスイッチ。
【請求項3】
前記回転軸部が復帰位置に位置している場合における前記貫通穴部と前記貫通穴部に収容された前記駆動軸部との間に第1クリアランスが設けられ、
前記第1プランジャと前記ハウジングとの間に第2クリアランスが設けられ、
前記第2プランジャと前記ハウジングとの間に第3クリアランスが設けられ、
前記第1クリアランスの大きさが、前記第2クリアランスおよび前記第3クリアランスの大きさの合計以上である、請求項2に記載のリミットスイッチ。
【請求項4】
前記第1方向における前記回転軸部および前記スイッチ部の間に位置し、前記駆動軸部の移動または前記回転軸部の回転を前記スイッチ部に伝達するように構成された伝達部を備え、
前記第1プランジャの前記第1方向の移動範囲が、前記第1方向における前記駆動軸部の前記第2収容部に位置する先端から前記伝達部までの距離以上である、請求項2または3に記載のリミットスイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、リミットスイッチに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内部に内蔵スイッチが収容されたハウジングを備えるリミットスイッチが開示されている。このリミットスイッチでは、カム部を有する回転可能なシャフトと、シャフトの回転に応じて移動するスイッチ動作プランジャとを備え、シャフトの回転に応じてカム部が傾斜することでスイッチ動作プランジャがシャフトから離れる方向に移動し、内蔵スイッチがオンオフされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-204223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のリミットスイッチは、アクチュエータが回転レバータイプのリミットスイッチであり、アクチュエータが回転レバータイプ以外のリミットスイッチとして使用することができない。このため、特許文献1のリミットスイッチでは、設備移転等によりアクチュエータが回転タイプ以外のリミットスイッチが必要になった場合、リミットスイッチ全体を取り替える必要がある。
【0005】
本開示は、2つのタイプのアクチュエータに対応可能なリミットスイッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様のリミットスイッチは、
オンオフ切り替え可能なスイッチ部と、
前記スイッチ部に対して第1方向に隣接して位置し、前記スイッチ部に接続された操作部と
を備え、
前記操作部が、
第1収容部と、前記第1方向において前記第1収容部よりも前記スイッチ部の近くに位置する第2収容部とを内部に有するハウジングと、
前記第1方向に沿って前記第1収容部から前記第2収容部まで延びると共に前記第1方向に沿って移動可能な駆動軸部を有し、前記駆動軸部の前記第1方向の移動により前記スイッチ部のオンオフを切り替え可能な第1駆動部と、
前記第1方向に交差する第2方向に沿って前記ハウジングの外部から前記第2収容部まで延びる回転軸部を有し、前記回転軸部の回転により前記スイッチ部のオンオフを切り替え可能な第2駆動部と
を含み、
前記第2駆動部が、前記駆動軸部を収容可能であると共に、収容された前記駆動軸部が前記第1方向に沿って移動可能に構成された貫通穴部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、2つのタイプのアクチュエータに対応可能なリミットスイッチを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態のリミットスイッチを示す斜視図。
図1のII-II線に沿った断面図。
図1のIII-III線に沿った断面図。
図1のII-II線に沿った第1の拡大断面図。
図1のII-II線に沿った第2の拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、本開示の適用物、および、本開示の用途を制限することを意図するものではない。添付図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
【0010】
本開示の一実施形態のリミットスイッチ1は、図1に示すように、オンオフ切り替え可能なスイッチ部2と、スイッチ部2に接続された操作部3とを備える。操作部3は、スイッチ部2に対して第1方向(例えば、Z方向)に隣接している。
(【0011】以降は省略されています)

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