TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024160002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024151130,2021029801
出願日
2024-09-03,2021-02-26
発明の名称
電磁継電器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
50/18 20060101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】駆動軸と可動鉄心との固定が損なわれた状態であっても、電磁継電器の動作を可能とする。
【解決手段】可動鉄心は、可動接点が固定接点に近づく接触方向と、可動接点が固定接点から離れる開離方向とを含む移動方向に移動可能である。可動鉄心は、移動方向に延びる軸孔を含む。駆動軸は、可動接触片に接続される。駆動軸は、軸孔に通される。駆動軸は、可動鉄心に固定される。コイルは、可動鉄心を移動方向に移動させる磁力を発生させる。ストッパは、駆動軸に接続される。ストッパは、駆動軸に対する可動鉄心の移動方向への移動を規制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固定接点と、
前記固定接点に向かい合う可動接点と、
前記可動接点に接続された可動接触片と、
前記可動接点が前記固定接点に近づく接触方向と、前記可動接点が前記固定接点から離れる開離方向とを含む移動方向に移動可能であり、前記移動方向に延びる軸孔を含む可動鉄心と、
前記可動接触片に接続され、前記軸孔に通され、前記可動鉄心に固定された駆動軸と、
前記可動鉄心を前記移動方向に移動させる磁力を発生させるコイルと、
前記駆動軸に接続され、前記駆動軸に対する前記可動鉄心の前記移動方向への移動を規制するストッパと、
前記ストッパと別体であり、前記ストッパと前記可動鉄心との間に挟み込まれる中間部品と、
を備える電磁継電器。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記ストッパは、前記軸孔よりも大きい、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記軸孔は、
前記移動方向に延びる第1孔と、
前記移動方向に延び、前記第1孔と連通し、前記第1孔よりも大きな第2孔と、
を含み、
前記駆動軸は、前記第1孔に通されており、
前記ストッパは、前記第2孔内に配置され、
前記ストッパは、前記第1孔よりも大きい、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記中間部品は、前記ストッパと異なる材料で形成される、
請求項1から3のいずれかに記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記ストッパは、前記駆動軸と一体的に形成される、
請求項1から4のいずれかに記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記ストッパは、前記駆動軸と別体である、
請求項1から4のいずれかに記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記ストッパは、前記可動鉄心に接触している、
請求項1から6のいずれかに記載の電磁継電器。
【請求項8】
前記ストッパは、前記可動鉄心から前記移動方向に離れており、
前記移動方向における前記ストッパと前記可動鉄心との間の距離は、前記可動接点が前記固定接点に接触してからの前記可動鉄心の前記接触方向への可動範囲よりも小さい、
請求項1から7のいずれかに記載の電磁継電器。
【請求項9】
前記ストッパは、前記可動鉄心に対して前記接触方向に位置する、
請求項1から8のいずれかに記載の電磁継電器。
【請求項10】
前記ストッパは、前記可動鉄心に対して前記開離方向に位置する、
請求項1から8のいずれかに記載の電磁継電器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁継電器には、可動接触片と可動鉄心とが、駆動軸を介して接続されたものがある(例えば、特許文献1参照)。コイルによって発生する磁力によって、可動鉄心が移動する。駆動軸と可動接触片とは、可動鉄心と共に移動する。それにより、接点が開閉される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-96474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の電磁継電器では、駆動軸は、溶接、ねじ、或いはカシメなどの固定手段によって、可動鉄心に固定されている。熱、或いは衝撃などの要因により、固定手段が破壊されたときには、可動鉄心の動きが、駆動軸に伝わらなくなる。そのため、接点の開閉ができなくなる。本発明の課題は、駆動軸と可動鉄心との固定が損なわれた状態であっても、電磁継電器の動作を可能とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、固定接点と、可動接点と、可動接触片と、可動鉄心と、駆動軸と、コイルと、ストッパとを備える。可動接点は、固定接点に向かい合う。可動接触片は、可動接点に接続される。可動鉄心は、可動接点が固定接点に近づく接触方向と、可動接点が固定接点から離れる開離方向とを含む移動方向に移動可能である。可動鉄心は、移動方向に延びる軸孔を含む。駆動軸は、可動接触片に接続される。駆動軸は、軸孔に通される。駆動軸は、可動鉄心に固定される。コイルは、可動鉄心を移動方向に移動させる磁力を発生させる。ストッパは、駆動軸に接続される。ストッパは、駆動軸に対する可動鉄心の移動方向への移動を規制する。
【0006】
本態様に係る電磁継電器では、駆動軸と可動鉄心との固定が損なわれたときに、ストッパが、駆動軸に対する可動鉄心の移動方向への移動を規制する。そのため、駆動軸と可動鉄心との固定が損なわれても、駆動軸は、可動鉄心と共に移動することができる。それにより、駆動軸と可動鉄心との固定が損なわれた状態であっても、電磁継電器の動作が可能である。
【0007】
ストッパは、軸孔よりも大きくてもよい。この場合、ストッパが軸孔に対して抜け止めされる。それにより、ストッパは、駆動軸に対する可動鉄心の移動方向への移動を規制する。
【0008】
軸孔は、第1孔と第2孔とを含んでもよい。第1孔は、移動方向に延びてもよい。第2孔は、移動方向に延びてもよい。第2孔は、第1孔と連通してもよい。第2孔は、第1孔よりも大きくてもよい。駆動軸は、第1孔に通されてもよい。ストッパは、第2孔内に配置されてもよい。ストッパは、第1孔よりも大きくてもよい。この場合、ストッパが第1孔に対して抜け止めされる。それにより、ストッパは、駆動軸に対する可動鉄心の移動方向への移動を規制する。また、ストッパが第2孔内に配置されるため、ストッパの配置スペースを省略化できる。
【0009】
電磁継電器は、中間部品をさらに備えてもよい。中間部品は、ストッパと別体であってもよい。中間部品は、ストッパと可動鉄心との間に挟み込まれてもよい。この場合、ストッパ、或いは可動鉄心の損傷を抑えることができる。
【0010】
中間部品は、ストッパと異なる材料で形成されてもよい。この場合、例えば中間部品をストッパ及び可動鉄心よりも柔らかい材料で形成することで、ストッパ、或いは可動鉄心の損傷を抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
オムロン株式会社
継電器
16日前
オムロン株式会社
リミットスイッチ
16日前
オムロン株式会社
制御装置およびプログラム
16日前
オムロン株式会社
電磁継電器
16日前
オムロン株式会社
充電制御システム、充電制御装置、充電制御方法およびプログラム
2日前
オムロン株式会社
タイヤ状態判定装置、タイヤ状態判定方法、およびタイヤ状態判定プログラム
3日前
オムロン株式会社
タイヤ状態判定装置、タイヤ状態判定方法、およびタイヤ状態判定プログラム
3日前
オムロン株式会社
血圧計、血圧計測方法、血圧計測プログラム、学習モデルの構築方法及び学習モデルの構築プログラム
2日前
オムロン株式会社
血圧計、血圧計測方法、血圧計測プログラム、学習モデルの構築方法及び学習モデルの構築プログラム
2日前
個人
複円環アレーアンテナ
25日前
個人
接触式電気的導通端子
10日前
日星電気株式会社
同軸ケーブル
17日前
オムロン株式会社
入力装置
25日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
16日前
株式会社ADEKA
全固体二次電池
2日前
オムロン株式会社
電磁継電器
24日前
個人
安全プラグ安全ソケット
12日前
日本バイリーン株式会社
電極支持体
18日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
25日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
25日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
2日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
25日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
25日前
三菱電機株式会社
漏電遮断器
1か月前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
16日前
株式会社ダイヘン
開閉器
16日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
マクセル株式会社
配列用マスク
16日前
マクセル株式会社
配列用マスク
16日前
TDK株式会社
電子部品
24日前
ソニーグループ株式会社
発光素子
24日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
アスザック株式会社
搬送用ハンド
10日前
ヒューグル開発株式会社
拡張装置
16日前
日本無線株式会社
レーダアンテナ
24日前
三菱電機株式会社
端子構造
16日前
続きを見る
他の特許を見る