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公開番号
2024168965
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086062
出願日
2023-05-25
発明の名称
電気機器、およびゲート装置
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類
H05K
5/03 20060101AFI20241128BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】開閉カバーを開して行われる保守点検等の作業における作業者の安全性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】開閉カバーは、電気機器本体に対して回動させて開閉する。ロック機構部は、開閉カバーの開閉を制限するロック姿勢と、開閉カバーの開閉を制限しない非ロック姿勢との間で動作させられる被ロック部材を有する。ストッパ機構部は、被ロック部材がロック姿勢である場合、開状態である開閉カバーが閉状態に移行させられるのを制限し、被ロック部材が非ロック姿勢である場合、開状態である開閉カバーが閉状態に移行させられるのを制限しない。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
電気機器本体に対して回動させて開閉する開閉カバーと、
前記開閉カバーが、閉状態から開状態に移行させられるのを制限するロック機構部と、
前記開閉カバーが、開状態から閉状態に移行させられるのを制限するストッパ機構部と、を備え、
前記ロック機構部は、前記開閉カバーの開閉を制限するロック姿勢と、前記開閉カバーの開閉を制限しない非ロック姿勢との間で動作させられる被ロック部材を有し、
前記ストッパ機構部は、前記被ロック部材が前記ロック姿勢である場合、開状態である前記開閉カバーが閉状態に移行させられるのを制限し、前記被ロック部材が前記非ロック姿勢である場合、開状態である前記開閉カバーが閉状態に移行させられるのを制限しない、電気機器。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記被ロック部材は、前記開閉カバーが閉状態で、且つ前記ロック姿勢である場合、電気機器本体側に設けたロック部材に係合する形状である、請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
前記ストッパ機構部は、電気機器本体側に設けられ、前記開閉カバーの開閉において、前記被ロック部材が前記ロック姿勢であれば衝突し、前記非ロック姿勢であれば衝突しないストッパ部材を有する、請求項1、または2に記載の電気機器。
【請求項4】
前記ロック機構部は、シャフトの回動に連動して前記被ロック部材が前記ロック姿勢と前記非ロック姿勢との間で動作する、請求項1、または2に記載の電気機器。
【請求項5】
前記シャフトは、鍵穴に差し込まれた鍵の回動に連動して回動する、請求項4に記載の電気機器。
【請求項6】
前記シャフトは、前記開閉カバーが回動する回動軸と平行である、請求項4に記載の電気機器。
【請求項7】
前記ロック機構部は、前記被ロック部材が前記非ロック姿勢であれば、この被ロック部材を前記ロック姿勢に戻す方向に付勢する付勢部材を有する、請求項1、または2に記載の電気機器。
【請求項8】
請求項1、または2に記載の電気機器は、通路における利用者の通行を制限するゲート装置である。
【請求項9】
前記開閉カバーは、装置本体の天面の一部を覆うカバーである、請求項8に記載のゲート装置。
【請求項10】
前記開閉カバーは、前記通路の幅方向に延びる回動軸で回動する、請求項9に記載のゲート装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、機器本体に対して回動させて開閉する開閉カバーを設けた機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、保守点検等にかかる作業のために、機器本体(筐体)に対して回動させて開閉する開閉カバーを設けた電気機器があった。この種の電気機器としては、例えば、特許文献1、2等に記載された自動改札機(ゲート装置)がある。特許文献1、2等に記載された自動改札機は、回動させて開閉する開閉カバーを筐体の天面に設けている。
【0003】
自動改札機は、周知のように、例えば、通路に進入した利用者が提示した乗車券媒体に記録されている乗車券情報を読み取り、読み取った乗車券情報を基に、利用者が通路を通行するのを許可するかどうかを判定する。乗車券媒体は、例えばキップ、ICカード、携帯端末である。また、最近では、乗車券媒体を用いず、生体認証で改札処理を行う自動改札機も提案されている。
【0004】
なお、筐体の一部のカバーが開閉できる構成の電気機器としては、上記した自動改札機の他にも、券売機、ATM、決済端末、電源装置等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-150333号公報
特開平9-62873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、作業者が、電気機器の開閉カバーを開して保守点検等にかかる作業を行っているとき、作業者が開閉カバーを意図して動かしていないのに、開閉カバーが開状態から閉状態へ移行することがある。例えば、開閉カバーを開して保守点検等にかかる作業が行われている電気機器の周辺にいる人(作業者を含む)が、開状態である開閉カバーに当たり、その衝撃で開閉カバーを開状態から閉状態へ移行させられることがある。また、保守点検等にかかる作業にともなう電気機器の振動が、開閉カバーを開状態から閉状態へ移行させられることがある。
【0007】
作業者が開閉カバーを意図して動かしていない場合、開状態から閉状態に移行してきた開閉カバーが作業者の手指に当たる危険性が高く、開閉カバーを開して行われる保守点検等の作業における作業者の安全の向上が求められている。
【0008】
この発明の目的は、開閉カバーを開して行われる保守点検等の作業における作業者の安全を向上させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明の電気機器は、上記目的を達成するため以下に示すように構成している。
【0010】
電気機器は、この電気機器本体に対して回動させて開閉する開閉カバーを設けている。ここで言う、電気機器は、例えば、自動改札機、券売機、ATM、決済端末、電源装置等であり、特定の種類の機器ではない。
(【0011】以降は省略されています)
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