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公開番号
2024154543
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068404
出願日
2023-04-19
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G06F
11/34 20060101AFI20241024BHJP(計算;計数)
要約
【課題】大量のデータを扱うことが可能であるとともに、データの可視化開始までの時間を短縮できる情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムは、生産システムの状態を表す可視化対象のデータを可視化する1以上の可視化モジュールと、時刻ごとに生産システムの状態を示すデータセットを保存する1以上の時系列データベースと、取得対象データを定義する定義情報に基づいてクエリを生成し、クエリを用いて、1以上の時系列データベースから取得対象データを取得するデータ管理部とを備える。1以上の可視化モジュールは、取得対象データを可視化対象のデータとして取得する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理システムであって、
生産システムの状態を表す可視化対象のデータを可視化する1以上の可視化モジュールと、
時刻ごとに前記生産システムの状態を示すデータセットを保存する1以上の時系列データベースと、
取得対象データを定義する定義情報に基づいてクエリを生成し、前記クエリを用いて、前記1以上の時系列データベースから前記取得対象データを取得するデータ管理部とを備え、
前記1以上の可視化モジュールは、前記取得対象データを前記可視化対象のデータとして取得する、情報処理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記データ管理部は、前記定義情報とクエリテンプレートとを用いて、前記クエリを生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記生産システムは、制御プログラムを実行するプログラマブルロジックコントローラを含み、
前記データセットは、前記制御プログラムによって使用される1以上の変数の各々について、識別子と、対応する時刻において前記プログラマブルロジックコントローラが保持していた値とを示す変数データを含み、
前記データ管理部は、
前記1以上の変数のうち取得対象の変数について、前記制御プログラムの開発時に設定された変数名に対応する前記識別子を特定し、
特定された前記識別子に対応する前記データセットを前記取得対象データとして指定するように前記クエリを生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
ユーザ入力に応じて、前記定義情報として前記取得対象データの種類を示す第1情報を設定する設定部をさらに備え、
前記1以上の時系列データベースは、複数の時系列データベースを含み、
前記データ管理部は、
前記第1情報に基づいて、前記複数の時系列データベースから、前記取得対象データを保存する対象時系列データベースを特定し、
前記対象時系列データベースを前記取得対象データの取得先として指定するように前記クエリを生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
ユーザ入力に応じて、前記定義情報を設定する設定部をさらに備え、
前記生産システムは、制御プログラムを実行するプログラマブルロジックコントローラを含み、
前記データセットは、前記制御プログラムによって使用される1以上の変数の各々について、対応する時刻において前記プログラマブルロジックコントローラが保持していた値を示す変数データを含み、
前記設定部は、前記定義情報として、前記1以上の変数のうち取得対象の変数を定義する第2情報を設定し、
前記データ管理部は、前記第2情報によって定義される変数に対応する変数データを前記取得対象データとして指定するように前記クエリを生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記1以上の時系列データベースは、サンプリング期間に含まれる時刻ごとの前記データセットを保存し、
前記情報処理システムは、
前記サンプリング期間内の時刻を表すカウンタ値を一定周期ごとに1つ進めるクロック管理部をさらに備え、
前記定義情報は、前記カウンタ値が表す時刻と取得対象の時刻または取得対象の時間範囲との相対関係を定義する第3情報を含み、
前記データ管理部は、
前記クロック管理部が現在管理する前記カウンタ値と前記第3情報とに基づいて、前記取得対象の時刻または前記取得対象の時間範囲を特定し、
特定された前記取得対象の時刻または前記取得対象の時間範囲に対応する前記データセットを前記取得対象データとして指定するように前記クエリを生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
ユーザ入力に応じて、前記第3情報を設定する設定部をさらに備える、請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
生産システムの状態を表す可視化対象のデータを可視化する1以上の可視化モジュールと、時刻ごとに前記生産システムの状態を示すデータセットを保存する1以上の時系列データベースとを含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、
取得対象データを定義する定義情報に基づいてクエリを生成し、前記クエリを用いて、前記1以上の時系列データベースから前記取得対象データを取得することと、
前記1以上の可視化モジュールが、前記取得対象データを前記可視化対象のデータとして取得することとを備える、情報処理方法。
【請求項9】
生産システムの状態を表す可視化対象のデータを可視化する1以上の可視化モジュールと、時刻ごとに前記生産システムの状態を示すデータセットを保存する1以上の時系列データベースとを含むコンピュータシステムに情報処理方法を実行させるプログラムであって、
前記情報処理方法は、
取得対象データを定義する定義情報に基づいてクエリを生成し、前記クエリを用いて、前記1以上の時系列データベースから前記取得対象データを取得することと、
前記1以上の可視化モジュールが、前記取得対象データを前記可視化対象のデータとして取得することとを備える、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
生産設備の異常な動作の原因調査のために、生産設備を制御するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)によって収集された時系列データを記録し、記録された時系列データを可視化する技術が開発されている。
【0003】
例えば、特開2020-13528号公報(特許文献1)は、PLCにおいて収集された時系列の複数のデバイス値を保存する保存手段と、デバイス値を可視化する複数のソフトウェアモジュールとを有するエンジニアリングツールを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-13528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
時系列データは、通常、ファイル内に保存される。ファイルは、時系列データの可視化を行なうコンピュータ上で開かれる。コンピュータ上でファイルを開くために、ファイルサイズと同等のサイズを有するメモリが必要とされる。そのため、メモリサイズに応じて、ファイルに保存される時系列データの容量が制限される。
【0006】
メモリサイズを大きくすることにより、ファイルに保存可能な時系列データの容量が大きくなる。しかしながら、時系列データの読み出しのための負荷が大きくなり、時系列データの可視化開始までの時間が長くなる。
【0007】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、大量のデータを扱うことが可能であるとともに、データの可視化開始までの時間を短縮できる情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一例によれば、情報処理システムは、生産システムの状態を表す可視化対象のデータを可視化する1以上の可視化モジュールと、時刻ごとに生産システムの状態を示すデータセットを保存する1以上の時系列データベースと、取得対象データを定義する定義情報に基づいてクエリを生成し、クエリを用いて、1以上の時系列データベースから取得対象データを取得するデータ管理部とを備える。1以上の可視化モジュールは、取得対象データを可視化対象のデータとして取得する。
【0009】
この開示によれば、生産システムの状態を示すデータセットは、ファイルではなく、1以上の時系列データベースに保存される。そのため、データセットの容量の上限が事実上撤廃される。これにより、情報処理システムは、大量の状態データセットを扱うことができる。また、データセットが1以上の時系列データベースに保存されるため、データ管理部は、クエリを生成することにより、取得対象データを1以上の時系列データベースから容易に取得できる。1以上の可視化モジュールは、取得対象データを可視化対象のデータとして取得する。そのため、可視化対象のデータの可視化開始までの時間が短縮される。
【0010】
上述の開示において、データ管理部は、定義情報とクエリテンプレートとを用いて、クエリを生成する。この開示によれば、データ管理部は、クエリを容易に生成できる。
(【0011】以降は省略されています)
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