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公開番号
2024155266
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069857
出願日
2023-04-21
発明の名称
電磁継電器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
50/24 20060101AFI20241024BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電磁継電器において、ヒンジばねを容易にヨークに固定する。
【解決手段】電磁継電器は、固定端子と、可動接触片と、電磁石ブロックと、カバーとを備える。可動接触片は、固定端子と向かい合って配置される。電磁石ブロックは、可動接触片を移動させる。電磁石ブロックは、コイルと、ヨークと、ヒンジばねとを含む。ヨークは、コイルの上方に配置される。ヒンジばねは、板状であり、少なくとも一部がヨーク上に配置される。ヒンジばねは、ヨークに接続される。可動鉄片は、ヒンジばねを介してヨークに接続される。カバーは、電磁石ブロックを上方から覆う。カバーは、天面と第1突起とを含む。天面は、電磁石ブロックの上方に位置する。第1突起は、ヒンジばねに対向して天面から突出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
固定端子と、
前記固定端子と向かい合って配置される可動接触片と、
コイルと、前記コイルの上方に配置されるヨークと、少なくとも一部が前記ヨーク上に配置され前記ヨークに接続される板状のヒンジばねと、前記ヒンジばねを介して前記ヨークに接続される可動鉄片と、を含み、前記可動接触片を、前記固定端子に向かう接触方向と、前記固定端子から離れる開離方向とに移動させる電磁石ブロックと、
前記電磁石ブロックの上方に位置する天面と、前記ヒンジばねに対向して前記天面から突出する第1突起を含み、前記電磁石ブロックを上方から覆うカバーと、
を備える電磁継電器。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記カバーは、前記ヨークに接触して前記ヨークを押圧するように前記天面から突出する第2突起をさらに含む、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記カバーは、
前記天面から下方に延びる第1側面と、
前記天面から下方に延び、前記第1側面の反対に位置する第2側面と、
前記天面から突出し、前記第1側面から前記第2側面まで延びる連結凸部と、
を含み、
前記第1突起と前記第2突起とは、前記第1凸壁によって互いに連結されている、
請求項2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記カバーは、
前記天面から下方に延びる第3側面と、
前記天面から下方に延び、前記第3側面の反対に位置する第4側面と、
前記天面から突出し、前記第3側面から前記第4側面まで延びる補強凸部と、
を含み、
前記第1突起は、前記補強凸部に接続されている、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記第1突起は、先細りの形状を有する、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記第1突起は、前記ヒンジばねに接触して前記ヒンジばねを前記ヨークに向けて押圧するように前記天面から突出する、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記ヒンジばねは、孔を含み、
前記ヨークは、上方に突出する係止突起を含み、
前記係止突起は、前記孔内に配置され、前記ヒンジばねに係止している、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項8】
前記孔は、前記係止突起よりも大きい、
請求項7に記載の電磁継電器。
【請求項9】
前記第1突起は、前記ヒンジばねから間隔をおいて配置される、
請求項7に記載の電磁継電器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁継電器には、磁力により可動接触片を動作させる電磁石ブロックを備えるものがある。例えば、特許文献1の電磁継電器では、電磁石ブロックは、コイルと、ヨークと、可動鉄片と、ヒンジばねとを備えている。ヨークは、コイルの上方に配置されている。可動鉄片は、コイルの側方に配置されている。ヒンジばねは、ヨークと可動鉄片とに接続されている。ヒンジばねは、コイルから離れる方向に可動鉄片を付勢している。コイルは、通電されることで、可動鉄片を吸着する方向への磁力を発生させる。コイルへの通電が停止されることで、可動鉄片は、ヒンジばねの付勢力により、コイルから離れる方向へ移動する。この可動鉄片の動作に応じて可動接触片が動作することで、電磁継電器の接点が開閉される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3357922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、ヒンジばねは、カシメによってヨークに固定されている。しかし、その場合、電磁継電器の製造工程が煩雑となる。本発明の目的は、電磁継電器において、ヒンジばねを容易にヨークに固定することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様にかかる電磁継電器は、固定端子と、可動接触片と、電磁石ブロックと、カバーとを備える。可動接触片は、固定端子と向かい合って配置される。電磁石ブロックは、可動接触片を、固定端子に向かう接触方向と、固定端子から離れる開離方向とに移動させる。電磁石ブロックは、コイルと、ヨークと、ヒンジばねとを含む。ヨークは、コイルの上方に配置される。ヒンジばねは、板状であり、少なくとも一部がヨーク上に配置される。ヒンジばねは、ヨークに接続される。可動鉄片は、ヒンジばねを介してヨークに接続される。カバーは、電磁石ブロックを上方から覆う。カバーは、天面と第1突起とを含む。天面は、電磁石ブロックの上方に位置する。第1突起は、ヒンジばねに対向して天面から突出する。
【0006】
本態様に係る電磁継電器では、ヒンジばねは、ヨークにカシメられなくても、第1突起によって容易にヨークに固定される。
【0007】
カバーは、第2突起をさらに含んでもよい。第2突起は、ヨークに接触してヨークを押圧するように天面から突出していてもよい。この場合、第2突起がヨークを介して電磁石ブロックを押圧する。それにより、電磁継電器において、電磁石ブロックが安定的に固定される。
【0008】
カバーは、第1側面と、第2側面と、連結凸部とを含んでもよい。第1側面は、天面から下方に延びていてもよい。第2側面は、天面から下方に延びていてもよい。第2側面は、第1側面の反対に位置してもよい。連結凸部は、天面から突出していてもよい。連結凸部は、第1側面から第2側面まで延びていてもよい。第1突起と第2突起とは、第1凸壁によって互いに連結されていてもよい。この場合、連結凸部によって、第1突起と第2突起との変位が抑えられる。それにより、電磁継電器において、電磁石ブロックとヒンジばねとがさらに安定的に固定される。
【0009】
カバーは、第3側面と、第4側面と、補強凸部とを含んでもよい。第3側面は、天面から下方に延びていてもよい。第4側面は、天面から下方に延びていてもよい。第4側面は、第3側面の反対に位置してもよい。補強凸部は、天面から突出していてもよい。補強凸部は、第3側面から第4側面まで延びていてもよい。第1突起は、補強凸部に接続されていてもよい。この場合、補強凸部によって、第1突起の変位が抑えられる。それにより、電磁継電器において、電磁石ブロックとヒンジばねとがさらに安定的に固定される。
【0010】
第1突起は、先細りの形状を有してもよい。この場合、第1突起の根本が大きいことで、第1突起の剛性が向上する。また、第1突起の先端が小さいことで、第1突起はヒンジばねに安定的に接触することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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