TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024158380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073533
出願日
2023-04-27
発明の名称
制御装置およびプログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G05B
19/05 20060101AFI20241031BHJP(制御;調整)
要約
【課題】より効率的なデータ格納が可能な制御装置を提供する。
【解決手段】
制御装置は、フィールド装置からの入力データの収集、予め定められたユーザプログラムに従う入力データに基づく出力データの算出、算出される出力データの出力、を含む制御演算を予め定められた実行周期でサイクリック実行する処理部と、処理部が管理するデータのうち指定されたデータを時系列に格納するデータベースと、制御演算がサイクリック実行される実行周期と同じ周期でデータベースへのデータ書込みを実行するためのデータ書込み手段とを備える。データ書込み手段は、指定されたデータの基準レコードを構築する手段と、所定条件を満たしている場合に、指定されたデータの差分レコードを構築する手段とを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
フィールド装置からの入力データの収集、予め定められたユーザプログラムに従う前記入力データに基づく出力データの算出、算出される出力データの出力、を含む制御演算を予め定められた実行周期でサイクリック実行する処理部と、
前記処理部が管理するデータのうち指定されたデータを時系列に格納するデータベースと、
前記制御演算がサイクリック実行される実行周期と同じ周期で前記データベースへのデータ書込みを実行するためのデータ書込み手段とを備え、
前記データ書込み手段は、
前記指定されたデータの基準レコードを構築する手段と、
所定条件を満たしている場合に、前記指定されたデータの差分レコードを構築する手段とを含む、制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記基準レコードを構築する手段は、第1のタイミング毎に前記指定されたデータの基準レコードを構築し、
前記差分レコードを構築する手段は、前記第1のタイミングと異なる第2のタイミング毎に前記所定条件を満たしている場合に、前記指定されたデータの差分レコードを構築する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記差分レコードを構築する手段は、前記所定条件として前回の前記指定されたデータと今回の前記指定されたデータとの比較に基づき変化が有る場合に、前記指定されたデータの差分レコードを構築する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御装置は、互いに時刻同期されたフィールド装置と接続されており、
前記データベースに格納されるデータには、当該データがフィールド装置で収集された時刻情報が付与されている、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記データベースには、時刻情報をKeyとし、対応するデータの値および当該データの品質情報をValueとするKey-Valueストア型のレコードが格納される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記データベースに格納された時系列のデータを再生する再生手段をさらに備え、
前記再生手段は、再生時に前記データベースに格納された対応するデータのうち前記差分レコードを前記基準レコードに基づき再構築して出力する、請求項1記載の制御装置。
【請求項7】
制御装置を実現するためのプログラムであって、前記プログラムはコンピュータに、
フィールド装置からの入力データの収集、予め定められたユーザプログラムに従う前記入力データに基づく出力データの算出、算出される出力データの出力、を含む制御演算を予め定められた実行周期でサイクリック実行するステップを実行させ、
前記コンピュータは、前記制御演算により管理されるデータのうち指定されたデータを時系列に格納するデータベースを備え、前記プログラムは前記コンピュータに、
前記制御演算がサイクリック実行される実行周期と同じ周期で前記データベースへのデータ書込みを実行するステップを実行させ、
前記データ書込みを実行するステップは、
前記指定されたデータの基準レコードを構築するステップと、
所定条件を満たしている場合に、前記指定されたデータの差分レコードを構築するステップとを含む、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、データを時系列に格納するデータベースを有する制御装置およびその制御装置を実現するためのプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
様々な生産現場において、PLC(プログラマブルコントローラ)などの制御装置を用いたFA(Factory Automation)技術が広く普及している。このような制御装置が取り扱うデータを事後的に解析するようなニーズがある。
【0003】
特に、ICT(Information and Communication Technology)の進歩によって、制御装置においても大量のデータを収集および格納することが可能になりつつある。
【0004】
上述したような制御装置に内蔵されたデータベースにて大量のデータを収集するような構成を採用した場合であっても、事後的な分析や解析を容易にする仕組みが必要である。
【0005】
この点で、特許文献1においては、制御演算の実行周期にあわせたデータ格納が可能な制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-151726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一方で、制御演算の実行周期にあわせたデータ格納を実行する点で、より効率的にデータを格納する必要がある。
【0008】
本開示は、上記の課題を解決するためのものであって、より効率的なデータ格納が可能な制御装置およびプログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一例に従う制御装置は、フィールド装置からの入力データの収集、予め定められたユーザプログラムに従う入力データに基づく出力データの算出、算出される出力データの出力、を含む制御演算を予め定められた実行周期でサイクリック実行する処理部と、処理部が管理するデータのうち指定されたデータを時系列に格納するデータベースと、制御演算がサイクリック実行される実行周期と同じ周期でデータベースへのデータ書込みを実行するためのデータ書込み手段とを備える。データ書込み手段は、指定されたデータの基準レコードを構築する手段と、所定条件を満たしている場合に、指定されたデータの差分レコードを構築する手段とを含む。
【0010】
基準レコードを構築する手段は、第1のタイミング毎に指定されたデータの基準レコードを構築し、差分レコードを構築する手段は、第1のタイミングと異なる第2のタイミング毎に所定条件を満たしている場合に、指定されたデータの差分レコードを構築する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
方向検出器
3日前
積水樹脂株式会社
磁性シート
1か月前
ugo株式会社
移動体
3日前
個人
車両レバー操作装置
1か月前
株式会社豊田自動織機
無人走行体
1か月前
エイブリック株式会社
基準電圧回路
1か月前
アズビル株式会社
設定システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
自律移動体
2日前
エイブリック株式会社
基準電圧回路装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
搬送ロボット
16日前
トヨタ自動車株式会社
搬送システム
26日前
株式会社熊谷組
巡回ルート作成装置
1か月前
オムロン株式会社
自律作業システム
1か月前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
1か月前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
1か月前
エイブリック株式会社
シャントレギュレータ
1か月前
エイブリック株式会社
ボルテージレギュレータ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
位置推定システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
自律移動システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
ロボットシステム
26日前
オムロン株式会社
設計装置および設計方法
1か月前
株式会社FUJI
工作機械の操作システム
9日前
株式会社栗本鐵工所
操作装置
17日前
株式会社FUJI
作業機の操作表示システム
1か月前
東芝ライテック株式会社
管理システム
1か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
26日前
株式会社デンソー
電子制御装置
2か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
1か月前
株式会社栗本鐵工所
触覚提示装置
1か月前
アズビル株式会社
診断システムおよび診断方法
1か月前
株式会社豊田自動織機
無人走行体の走行制御システム
1か月前
CKD日機電装株式会社
モデルフリーポジカスト制御
16日前
トヨタ自動車株式会社
操作装置及び移動ロボット
24日前
株式会社豊田自動織機
移動体制御システム
1か月前
横河電機株式会社
モジュール
1か月前
本田技研工業株式会社
運転補助装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る