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公開番号2024152337
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066466
出願日2023-04-14
発明の名称操作装置
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G06F 3/0338 20130101AFI20241018BHJP(計算;計数)
要約【課題】傾倒させる操作を受け付けるスティック等の傾倒体を備え、視認せずとも操作を認識することが可能な操作装置を提供する。
【解決手段】操作装置CTRは、ジョイスティック、スティックコントローラ等の傾倒体を傾倒させて操作する装置に適用される。操作装置CTRは、音を出力するスピーカ5と、傾倒体の傾倒方向及び傾倒角度の少なくとも一方の傾倒状態を示す傾倒検出部(第1傾倒検出部30、第2傾倒検出部33)と、傾倒検出部が検出した傾倒状態に基づいて、スピーカ5からの音の出力を制御する制御部40とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
傾倒させる操作を受け付ける傾倒体を備え、前記傾倒体の傾倒状態に基づいて、電子装置を操作する操作信号を出力する操作装置であって、
音を出力するスピーカと、
前記傾倒体の傾倒方向及び傾倒角度の少なくとも一方の傾倒状態を示す傾倒検出部と、
前記傾倒検出部が検出した傾倒状態に基づいて、前記スピーカからの音の出力を制御する制御部と
を備えることを特徴とする操作装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
請求項1に記載の操作装置であって、
傾倒状態に対応付けて音データを記憶する音記憶部を備え、
前記制御部は、
前記傾倒検出部が検出した傾倒状態に対応付けて、前記音記憶部に記憶されている音データに基づいて、前記スピーカからの音の出力を制御する
ことを特徴とする操作装置。
【請求項3】
請求項2に記載の操作装置であって、
取り付け及び取り外しが可能で、識別情報を記憶している識別情報記憶部を備え、
前記音記憶部は、
識別情報に対応付けて音データを記憶してあり、
前記制御部は、
取り付けられている前記音記憶部に記憶されている識別情報に対応付けて、前記音記憶部に記憶されている音データに基づいて、前記スピーカからの音の出力を制御する
ことを特徴とする操作装置。
【請求項4】
請求項3に記載の操作装置であって、
前記識別情報記憶部は、前記傾倒体に取り付け及び取り外しが可能である
ことを特徴とする操作装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の操作装置であって、
自装置の姿勢を検出する姿勢検出部を備え、
前記制御部は、
前記姿勢検出部が検出した姿勢に応じて補正した傾倒状態に基づいて、前記スピーカからの音の出力を制御する
ことを特徴とする操作装置。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の操作装置であって、
音の出力を抑制する抑制操作を検出する抑制操作検出部を備え、
前記抑制操作検出部による操作を受け付けた場合に、前記制御部は、前記スピーカからの音の出力を抑制する
ことを特徴とする操作装置。
【請求項7】
傾倒させる操作を受け付ける傾倒体を備え、前記傾倒体の傾倒状態に基づいて、電子装置を操作する操作信号を出力する操作装置であって、
振動する振動体と、
前記傾倒体の傾倒方向及び傾倒角度の少なくとも一方の傾倒状態を示す傾倒検出部と、
前記傾倒検出部が検出した傾倒状態に基づいて、前記振動体の振動を制御する制御部と
を備えることを特徴とする操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、傾倒体の傾倒状態に基づいて、電子装置を操作する操作信号を出力する操作装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
コンピュータ等の電子装置と有線又は無線にて通信可能に接続され、使用者からの操作を受け付けるスティックコントローラ、ジョイスティック等と呼ばれるスティック型の操作装置が普及している。スティック型の操作装置は、様々な方向に傾倒可能なスティック等の傾倒体を傾倒することにより、操作対象を操作ことができる。スティック型の操作装置は、小型化が可能であり、また、傾倒体を傾倒する方向及び角度に応じて様々な機能を割り当てることが可能である。スティック型の操作装置として、例えば、本願出願人は、特許文献1、特許文献2、特許文献3等の様々な操作装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-003553号公報
特開2022-119390号公報
特開2022-049186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、モニタを有するパーソナルコンピュータ等の電子装置に接続された操作装置を使用する場合、使用者は、モニタを視認しながら、操作装置を視認せずに、操作装置を操作するのが一般的である。従って、例えば、操作装置を視認せずとも、操作を認識できる操作装置が求められる。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、傾倒体の傾倒状態に応じて操作を認識することが可能な操作装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本願開示の操作装置は、傾倒させる操作を受け付ける傾倒体を備え、前記傾倒体の傾倒状態に基づいて、電子装置を操作する操作信号を出力する操作装置であって、音を出力するスピーカと、前記傾倒体の傾倒方向及び傾倒角度の少なくとも一方の傾倒状態を示す傾倒検出部と、前記傾倒検出部が検出した傾倒状態に基づいて、前記スピーカからの音の出力を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
【0007】
また、前記操作装置において、傾倒状態に対応付けて音データを記憶する音記憶部を備え、前記制御部は、前記傾倒検出部が検出した傾倒状態に対応付けて、前記音記憶部に記憶されている音データに基づいて、前記スピーカからの音の出力を制御することを特徴とする。
【0008】
また、前記操作装置において、取り付け及び取り外しが可能で、識別情報を記憶している識別情報記憶部を備え、前記音記憶部は、識別情報に対応付けて音データを記憶してあり、前記制御部は、取り付けられている前記音記憶部に記憶されている識別情報に対応付けて、前記音記憶部に記憶されている音データに基づいて、前記スピーカからの音の出力を制御することを特徴とする。
【0009】
また、前記操作装置において、前記識別情報記憶部は、前記傾倒体に取り付け及び取り外しが可能であることを特徴とする。
【0010】
また、前記操作装置において、自装置の姿勢を検出する姿勢検出部を備え、前記制御部は、前記姿勢検出部が検出した姿勢に応じて補正した傾倒状態に基づいて、前記スピーカからの音の出力を制御することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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