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公開番号
2024154252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067987
出願日
2023-04-18
発明の名称
入力装置
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
36/00 20060101AFI20241023BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】従来とは異なる原理でユーザによる入力を可能とする入力装置を実現する。
【解決手段】スイッチ装置(1)は、プラズマ管(11)と、プラズマ管に対して外部から高周波電圧を印加する電極(12)とを備え、プラズマ管の内部で放電が行われる放電管(10)と、電極に高周波電圧を印加するプラズマ駆動回路(21)と、電極の電圧を検出する検出回路(22)と、検出回路の出力に応じた信号を出力する信号出力部(23)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
誘電体で形成され、内部に希ガスが封入されたプラズマ管と、前記プラズマ管に対して外部から高周波電圧を印加する電極とを備え、前記電極の近傍に位置する前記プラズマ管の部分領域である近傍領域と、該近傍領域から離れて位置する前記プラズマ管の部分領域である遠方領域との間で放電が行われる放電管と、
前記電極に高周波電圧を印加するプラズマ駆動回路と、
前記遠方領域に対する導電体の接近状態または接触状態によって変化する前記電極の電圧を検出する検出回路と、
前記検出回路の出力に応じた信号を出力する信号出力部と、を備える入力装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記遠方領域は球形状であり、
前記近傍領域は、前記球形状の面の一部から当該球形状の中心に到達する凹部に設けられる、請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記信号出力部は、前記検出回路の出力が閾値以上であるか否かに応じてオンまたはオフの信号を出力する、請求項1に記載の入力装置。
【請求項4】
前記閾値は、前記導電体が前記遠方領域から所定の距離に接近した状態における前記電極の電圧である、請求項3に記載の入力装置。
【請求項5】
前記信号出力部は、前記検出回路の出力に応じて出力信号の値を異ならせる、請求項1に記載の入力装置。
【請求項6】
前記信号出力部は、前記導電体と前記遠方領域とが非接触の状態において、前記導電体が前記遠方領域に接近する場合に、前記導電体と前記遠方領域とが接触するまでの距離の変化に応じた前記電極の電圧の変化に応じて出力信号の値を異ならせる、請求項5に記載の入力装置。
【請求項7】
前記信号出力部は、前記導電体と前記遠方領域とが接触している状態において、前記導電体と前記遠方領域とが接触している領域の面積の変化に応じた前記電極の電圧の変化に応じて出力信号の値を異ならせる、請求項5に記載の入力装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載の入力装置と、
前記信号出力部から出力された信号が入力され、当該信号に応じた制御を行う制御装置と、を備える遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの操作に応じた信号を他の装置に入力する入力装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、遊技機などに用いられるスイッチが開示されている。当該スイッチは、遊技者による押圧移動操作を受ける操作ボタンと、操作ボタンへの押圧移動操作に基づいて移動するスイッチ本体と、スイッチ本体の移動を検出するためのフォトセンサとを備える。操作ボタンとスイッチ本体との間にはプラズマボールが介装されており、プラズマボールによる放電光が操作ボタンを通して視認される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-019831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一態様は、従来とは異なる原理でユーザによる入力を可能とする入力装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る入力装置は、誘電体で形成され、内部に希ガスが封入されたプラズマ管と、前記プラズマ管に対して外部から高周波電圧を印加する電極とを備え、前記電極の近傍に位置する前記プラズマ管の部分領域である近傍領域と、該近傍領域から離れて位置する前記プラズマ管の部分領域である遠方領域との間で放電が行われる放電管と、前記電極に高周波電圧を印加するプラズマ駆動回路と、前記遠方領域に対する導電体の接近状態または接触状態によって変化する前記電極の電圧を検出する検出回路と、前記検出回路の出力に応じた信号を出力する信号出力部と、を備える。
【0006】
上記の構成によれば、ユーザがプラズマ管の遠方領域に導電体を接近または接触させることで、電極の電圧が変化する。検出回路が電極の電圧を検出し、検出回路の出力に応じた信号を信号出力部が出力する。したがって、ユーザは、遠方領域に導電体を接近または接触させることで、入力動作を行うことができる。
【0007】
また、本発明の一態様に係る入力装置において、前記遠方領域は球形状であり、前記近傍領域は、前記球形状の面の一部から当該球形状の中心に到達する凹部に設けられる。
【0008】
上記の構成によれば、球形状の遠方領域と、球形状の面の一部から中心に到達する凹部に設けられる近傍領域との間で、ランダムに放電が行われる。さらに、遠方領域に導電体が接近または接触すると、その方向に放電が集中するという演出ができる。
【0009】
また、本発明の一態様に係る入力装置において、前記信号出力部は、前記検出回路の出力が閾値以上であるか否かに応じてオンまたはオフの信号を出力する。
【0010】
上記の構成によれば、入力装置を、二値化された信号を入力するためのスイッチとして利用可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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