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公開番号2024127309
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036379
出願日2023-03-09
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 21/336 20060101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】平面視における半導体装置の小型化を図る。
【解決手段】半導体装置10は、半導体層12と、トレンチ21と、ドリフト領域22とドレイン領域25と、ゲート領域26と、ソース領域29と、チャネル領域23とを含む。トレンチ21は、底面21C、第1側面21A、および第2側面21Bを有する。ドリフト領域22は、トレンチ21の底面21C、第1側面21A、および第2側面21Bに形成されている。ドレイン領域25は、トレンチ21内に設けられ、ドリフト領域22に到達するようにトレンチ21の深さ方向に延びている。ゲート領域26は、トレンチ21内に設けられ、ドレイン領域25の隣に離隔して配置されている。ソース領域29は、ゲート領域26の隣に配置されている。チャネル領域23は、ゲート領域26の隣に配置され、ソース領域29およびドリフト領域22に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1導電型の半導体層と、
前記半導体層の上面から凹むように形成され、第1方向に幅を有するとともに底面および側面を有するトレンチと、
前記トレンチの底面および側面に形成された第2導電型のドリフト領域と、
前記ドリフト領域に囲まれた状態で前記トレンチ内に設けられている第1絶縁層と、
前記トレンチ内に設けられ、前記第1絶縁層を貫通して前記底面に形成された前記ドリフト領域に到達するように前記トレンチの深さ方向に延びたドレイン領域と、
前記トレンチ内に設けられ、前記第1方向において前記ドレイン領域の隣に離隔して配置されているゲート領域と、
前記ドレイン領域と前記ゲート領域との間に設けられた第2絶縁層と、
前記半導体層の上面における前記トレンチの周縁部に設けられ、前記第1方向において前記ゲート領域の隣に配置されている第2導電型のソース領域と、
前記第1方向において前記ゲート領域の隣に配置され、前記ソース領域、および、前記側面に形成された前記ドリフト領域の双方に接続されている第1導電型のチャネル領域と、
前記ゲート領域と前記ソース領域との間かつ前記ゲート領域と前記チャネル領域との間に設けられている第3絶縁層と、
を備えている、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記トレンチの側面は、前記第1方向に対向する第1側面および第2側面を有し、
前記ドリフト領域は、前記第1側面に形成された第1ドリフト領域と、前記第2側面に形成された第2ドリフト領域と、前記トレンチの底面に形成され、前記第1ドリフト領域および前記第2ドリフト領域に接続されるとともに前記ドレイン領域に接続される第3ドリフト領域とを有し、
前記第1絶縁層は、前記ドレイン領域と前記トレンチの前記第1側面との間、および前記ドレイン領域と前記トレンチの前記第2側面との間に設けられ、
前記ゲート領域は、前記ドレイン領域の前記第1側面側の隣に配置されている第1ゲート領域と、前記ドレイン領域の前記第2側面側の隣に配置されている第2ゲート領域とを有し、
前記第2絶縁層は、前記ドレイン領域と前記第1ゲート領域との間、および前記ドレイン領域と前記第2ゲート領域との間に設けられ、
前記ソース領域は、前記第1ゲート領域の隣に配置されている第1ソース領域と、前記第2ゲート領域の隣に配置されている第2ソース領域とを有し、
前記チャネル領域は、前記第1ゲート領域の隣に配置され、前記第1ソース領域と前記第1ドリフト領域とを接続する第1チャネル領域と、前記第2ゲート領域の隣に配置され、前記第2ソース領域と前記第2ドリフト領域とを接続する第2チャネル領域とを有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記ドレイン領域において、前記第1絶縁層に挟まれている部分の第1方向長さは、前記第2絶縁層に挟まれている部分の第1方向長さよりも長い、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2絶縁層の第1方向長さは、前記第3絶縁層の第1方向長さよりも長い、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第3絶縁層の第1方向長さは、前記第1絶縁層の第1方向長さよりも短い、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1絶縁層は、酸化膜により形成される第1層と、層間絶縁膜により形成される第2層とを含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1方向における前記ドレイン領域と前記ソース領域との間の距離は、前記トレンチの深さ方向における前記ドレイン領域の長さよりも短い、請求項1に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、素子形成領域に形成されたDMOSトランジスタを含む半導体装置を開示している。半導体装置は、p型のシリコン基板と、シリコン基板の表面に選択的に形成され、フィールド酸化膜により互いに素子分離されたn型のソース領域とドレイン領域と、ゲート酸化膜を介してシリコン基板上に形成されたゲート電極とを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-156205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の一実施形態に係る半導体装置の目的は、平面視における装置の小型化を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様である半導体装置は、第1導電型の半導体層と、前記半導体層の上面から凹むように形成され、第1方向に幅を有するとともに底面および側面を有するトレンチと、前記トレンチの底面および側面に形成された第2導電型のドリフト領域と、前記ドリフト領域に囲まれた状態で前記トレンチ内に設けられている第1絶縁層と、前記トレンチ内に設けられ、前記第1絶縁層を貫通して前記底面に形成された前記ドリフト領域に到達するように前記トレンチの深さ方向に延びたドレイン領域と、前記トレンチ内に設けられ、前記第1方向において前記ドレイン領域の隣に離隔して配置されているゲート領域と、前記ドレイン領域と前記ゲート領域との間に設けられた第2絶縁層と、前記半導体層の上面における前記トレンチの周縁部に設けられ、前記第1方向において前記ゲート領域の隣に配置されている第2導電型のソース領域と、前記第1方向において前記ゲート領域の隣に配置され、前記ソース領域、および、前記側面に形成された前記ドリフト領域の双方に接続されている第1導電型のチャネル領域と、前記ゲート領域と前記ソース領域との間かつ前記ゲート領域と前記チャネル領域との間に設けられている第3絶縁層と、を備えている。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一態様である半導体装置によれば、平面視における装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、半導体装置の例示的な概略平面図である。
図2は、図1の2-2線断面図である。
図3は、図1の半導体装置の例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図4は、図3に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図5は、図4に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図6は、図5に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図7は、図6に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図8は、図7に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図9は、図8に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図10は、図9に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図11は、図10に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図12は、図11に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図13は、図12に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図14は、図13に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図15は、図14に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図16は、図15に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して本開示における半導体装置の実施形態を説明する。
なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図では、ハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0009】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図していない。
【0010】
[半導体装置]
図1は、実施形態に係る半導体装置10の模式的な平面図である。図2は、図1の2-2線断面図である。なお、本開示において使用される「平面視」という用語は、図1および図2に示される互いに直交するXYZ軸のZ軸に沿って上方から半導体装置10を視ることをいう。
(【0011】以降は省略されています)

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