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公開番号
2025022574
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127274
出願日
2023-08-03
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人あい特許事務所
主分類
H10D
30/65 20250101AFI20250206BHJP()
要約
【課題】バックゲートコンタクト領域の接続先を、ソース領域とドレイン領域との間で切り換え可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置1は、半導体チップ2と、第1主面3の表層部に形成されたn型の第1ドレイン領域21と、第1主面3の表層部において第1ドレイン領域21から離れて形成されたp型のバックゲート領域16と、バックゲート領域16の表層部において、バックゲート領域16の周縁61~64から内側に離れて形成されたn型のソース領域23と、バックゲート領域16の表層部においてソース領域23から電気的に分離して形成されたp型のバックゲートコンタクト領域24と、バックゲート領域16において周縁61~64とソース領域23との間に形成されたチャネル領域53に対向するゲート電極20とを含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面およびその反対側の第2主面を有する半導体チップと、
前記第1主面の表層部に形成された第1導電型の第1ドレイン領域と、
前記第1主面の表層部において前記第1ドレイン領域から離れて形成された第2導電型のバックゲート領域と、
前記バックゲート領域の表層部において、前記バックゲート領域の周縁から内側に離れて形成された第1導電型のソース領域と、
前記バックゲート領域の表層部において前記ソース領域から電気的に分離して形成された第2導電型のバックゲートコンタクト領域と、
前記バックゲート領域において前記バックゲート領域の前記周縁と前記ソース領域との間に形成されたチャネル領域に対向するゲート電極とを含む、半導体装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記バックゲート領域が、前記第1主面に沿う第1方向に沿って延びる帯状であり、
前記ソース領域および前記バックゲートコンタクト領域が、前記第1方向に交差する第2方向に互いに間隔を空けて形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記ソース領域および前記バックゲートコンタクト領域が、前記第1方向に沿って延びる帯状である、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記バックゲートコンタクト領域の前記第2方向の幅が、0.6μm以上0.8μm以下である、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記ソース領域が、前記バックゲートコンタクト領域を前記第2方向に挟むように形成された一対のソース領域を含む、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記ソース領域および前記バックゲートコンタクト領域は、前記バックゲート領域の表層部において、フィールド絶縁膜によって電気的に分離されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1主面を覆う層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜上に形成されたバックゲート配線と、
前記バックゲート配線とは別の配線であって前記層間絶縁膜上に形成されたソース配線と、
前記層間絶縁膜を貫通し、前記バックゲート領域と前記バックゲート配線とを接続するバックゲートコンタクトと、
前記層間絶縁膜を貫通し、前記ソース領域と前記ソース配線とを接続するソースコンタクトとをさらに含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記バックゲート領域の下方に形成された第2導電型の第1不純物領域をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1不純物領域が、前記チャネル領域に深さ方向に対向しないように形成されている、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1不純物領域の周縁が、前記第1主面に沿う方向に関し、前記バックゲート領域の前記周縁から内側に離れて形成されている、請求項8に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、p型のシリコン基板と、当該シリコン基板上に形成されたnチャネル型のLDMOSとを備える半導体装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-017388号公報
【0004】
[概要]
本開示の一実施形態は、バックゲートコンタクト領域の接続先を、ソース領域とドレイン領域との間で切り換え可能な半導体装置を提供する。
【0005】
本開示の一実施形態は、第1主面およびその反対側の第2主面を有する半導体チップと、前記第1主面の表層部に形成された第1導電型の第1ドレイン領域と、前記第1主面の表層部において前記第1ドレイン領域から離れて形成された第2導電型のバックゲート領域と、前記バックゲート領域の表層部において、前記バックゲート領域の周縁から内側に離れて形成された第1導電型のソース領域と、前記バックゲート領域の表層部において前記ソース領域から電気的に分離して形成された第2導電型のバックゲートコンタクト領域と、前記バックゲート領域において前記バックゲート領域の前記周縁と前記ソース領域との間に形成されたチャネル領域に対向するゲート電極とを含む、半導体装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の模式的な平面図である。
図2は、LDMOS領域における不純物拡散領域の平面レイアウトの一例を示す図である。
図3は、前記LDMOS領域におけるフィールド絶縁膜の平面形状の一例を示す図である。
図4は、図3の一点鎖線IVで囲まれた部分の拡大図である。
図5は、前記LDMOS領域におけるゲート電極の平面形状の一例を示す図である。
図6は、図5に示すVI-VI線に沿う断面図である。
図7は、図6の一点鎖線VIIで囲まれた部分の拡大図である。
図8は、前記半導体装置の回路図である。
図9は、バックゲートコンタクト領域の第2方向の第4幅と、前記半導体装置のオン耐圧との関係を示すグラフである。
図10Aは、前記半導体装置の製造工程の一部を示す図であり、図7に対応する図である。
図10Bは、図10Aの次の工程を示す図である。
図10Cは、図10Bの次の工程を示す図である。
図10Dは、図10Cの次の工程を示す図である。
図10Eは、図10Dの次の工程を示す図である。
図10Fは、図10Eの次の工程を示す図である。
図10Gは、図10Fの次の工程を示す図である。
図10Hは、図10Gの次の工程を示す図である。
図10Iは、図10Hの次の工程を示す図である。
図10Jは、図10Iの次の工程を示す図である。
図10Kは、図10Jの次の工程を示す図である。
図10Lは、図10Kの次の工程を示す図である。
図10Mは、図10Lの次の工程を示す図である。
図10Nは、図10Mの次の工程を示す図である。
図11は、前記半導体装置の平面構造の第1変形例であり、図4の一点鎖線XIで囲まれた部分に対応する図である。
図12は、前記半導体装置の平面構造の第2変形例であり、図11に対応する図である。
図13は、本開示の他の実施形態に係る半導体装置の模式的な断面図であり、図7に対応する図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下では、本開示の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0008】
図1は、本開示の一実施形態に係る半導体装置1の模式的な平面図である。
【0009】
半導体装置1は、直方体形状に形成された半導体チップ2を含む。半導体チップ2は、半導体装置1の外形を形成しており、たとえば、単結晶の半導体材料がチップ状(直方体形状)に形成された構造体である。半導体チップ2は、Si、SiCなどの半導体材料で形成されている。半導体チップ2は、一方側の第1主面3、他方側の第2主面4、ならびに第1主面3および第2主面4を接続する第1~第4側面5~8を有している。第1~第4側面5~8は、第1側面5、第2側面6、第3側面7および第4側面8を含む。第3側面7および第4側面8は、第1方向Xに延び、第1方向Xに直交する第2方向Yに対向している。第1側面5および第2側面6は、第2方向Yに延び、第1方向Xに対向している。
【0010】
第1主面3および第2主面4は、第3方向Z(第1主面3および第2主面4の法線方向)から見た平面視(以下、単に「平面視」という。)において四角形状に形成されている。第1主面3は、機能デバイスが形成されるデバイス面と称してもよい。第2主面4は、機能デバイスが形成されない非デバイス面と称してもよい。第1主面3には、複数のデバイス領域9が形成されている。複数のデバイス領域9の個数および配置は任意である。複数のデバイス領域9は、第1主面3の表層部を利用して形成された機能デバイスを含んでいてもよい。機能デバイスは、たとえば、半導体スイッチングデバイス、半導体整流デバイスおよび受動デバイスのうちの少なくとも一つを含んでいてもよい。機能デバイスは、たとえば、半導体スイッチングデバイス、半導体整流デバイスおよび受動デバイスのうちの少なくとも2つが組み合わされた回路網を含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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