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公開番号
2025030912
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136605
出願日
2023-08-24
発明の名称
半導体装置、半導体装置の試験装置及びマルチチップパッケージ
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G01R
31/28 20060101AFI20250228BHJP(測定;試験)
要約
【課題】テスト時間を短縮し得る半導体装置、半導体装置の試験装置及びマルチチップパッケージを提供する。
【解決手段】半導体装置は、第1トランジスタと、第1トランジスタに接続される第1配線と、第1配線を介して第1トランジスタに接続される第1端子と、第2トランジスタと、第2トランジスタに接続される第2配線と、第2配線を介して第2トランジスタに接続される第2端子と、第1配線と第2配線との間に設けられるスイッチと、を備え、第1端子及び第2端子のテスト時のスイッチはオン状態であり、第1端子及び第2端子の非テスト時のスイッチはオフ状態である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体装置であって、
第1トランジスタと、
前記第1トランジスタに接続される第1配線と、
前記第1配線を介して前記第1トランジスタに接続される第1端子と、
第2トランジスタと、
前記第2トランジスタに接続される第2配線と、
前記第2配線を介して前記第2トランジスタに接続される第2端子と、
前記第1配線と前記第2配線との間に設けられるスイッチと、
を備え、
前記第1端子及び前記第2端子のテスト時の前記スイッチはオン状態であり、
前記第1端子及び前記第2端子の非テスト時の前記スイッチはオフ状態である、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1端子は、前記半導体装置の入力側の回路を構成する前記第1トランジスタに接続される第1入力端子であり、
前記第2端子は、前記半導体装置の入力側の回路を構成する前記第2トランジスタに接続される第2入力端子である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1端子は、前記半導体装置の出力側の回路を構成する前記第1トランジスタに接続される第1出力端子であり、
前記第2端子は、前記半導体装置の出力側の回路を構成する前記第2トランジスタに接続される第2出力端子である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
半導体装置の試験装置であって、
前記半導体装置は、
第1トランジスタと、
前記第1トランジスタに接続される第1配線と、
前記第1配線を介して前記第1トランジスタに接続される第1端子と、
第2トランジスタと、
前記第2トランジスタに接続される第2配線と、
前記第2配線を介して前記第2トランジスタに接続される第2端子と、
を備え、
前記試験装置は、
前記第1端子に接続され前記試験装置の内部に設けられる第3配線と、
前記第2端子に接続され前記試験装置の内部に設けられる第4配線と、
前記第3配線と前記第4配線との間に設けられるスイッチと、を備え、
前記第1端子及び前記第2端子のテスト時の前記スイッチはオン状態であり、
前記第1端子及び前記第2端子の非テスト時の前記スイッチはオフ状態である、半導体装置の試験装置。
【請求項5】
少なくとも第1半導体装置及び第2半導体装置を有するマルチチップパッケージであって、
前記第1半導体装置は、
第1トランジスタと、
前記第1トランジスタに接続される第1配線と、
前記第1配線を介して前記第1トランジスタに接続される第1端子と、
を備え、
前記第2半導体装置は、
第2トランジスタと、
前記第2トランジスタに接続される第2配線と、
前記第2配線を介して前記第2トランジスタに接続される第2端子と、
を備え、
前記第1配線と前記第2トランジスタとの間に設けられるスイッチは、
前記第1端子及び前記第2端子のテスト時にオン状態であり、
前記第1端子及び前記第2端子の非テスト時にオフ状態である、マルチチップパッケージ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置、半導体装置の試験装置及びマルチチップパッケージに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、集積回路に設けられている複数の端子の状態を検査する技術が開示されている。特許文献1の従来技術では、検査対象の集積回路が、複数のトランジスタと、これらのトランジスタのそれぞれに接続される出力端子と、トランジスタと出力端子間との間に設けられる共通配線とを備えている。このように複数の端子と、端子からトランジスタに伸びる配線とがトランジスタに適切に接続されているかを検査する場合、テスタと呼ばれる試験装置を複数の端子のそれぞれに順に接続して、試験装置から電圧を印加するなどして実施され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-261126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、集積回路に設けられている端子の数が増える程、試験装置を端子に繋ぎ替える回数も増えるため、従来技術では、全ての端子のテストが完了するまでの時間が増加し得る。また複数の集積回路を含むマルチチップパッケージの回路では、マルチチップパッケージに複数の集積回路を実装後、複数の端子の内、一部の端子のみがマルチチップパッケージの外部(表面)に配置される得るため、全ての端子を個別にテストすることができない場合がある。このように、従来技術では、複数の端子を備える集積回路又はマルチチップパッケージのテスト時間を短縮する上で改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記の事情を踏まえ、テスト時間を短縮し得る半導体装置、半導体装置の試験装置及びマルチチップパッケージを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本開示にかかる半導体装置は、第1トランジスタと、前記第1トランジスタに接続される第1配線と、前記第1配線を介して前記第1トランジスタに接続される第1端子と、第2トランジスタと、前記第2トランジスタに接続される第2配線と、前記第2配線を介して前記第2トランジスタに接続される第2端子と、前記第1配線と前記第2配線との間に設けられるスイッチと、を備え、前記第1端子及び前記第2端子のテスト時の前記スイッチはオン状態であり、前記第1端子及び前記第2端子の非テスト時の前記スイッチはオフ状態である。
【0007】
上記課題を解決するため、本開示にかかる半導体装置の試験装置は、前記半導体装置が、第1トランジスタと、前記第1トランジスタに接続される第1配線と、前記第1配線を介して前記第1トランジスタに接続される第1端子と、第2トランジスタと、前記第2トランジスタに接続される第2配線と、前記第2配線を介して前記第2トランジスタに接続される第2端子と、を備え、前記試験装置が、前記第1端子に接続され前記試験装置の内部に設けられる第3配線と、前記第2端子に接続され前記試験装置の内部に設けられる第4配線と、前記第3配線と前記第4配線との間に設けられるスイッチと、を備え、前記第1端子及び前記第2端子のテスト時の前記スイッチはオン状態であり、前記第1端子及び前記第2端子の非テスト時の前記スイッチはオフ状態である。
【0008】
上記課題を解決するため、本開示にかかるマルチチップパッケージは、少なくとも第1半導体装置及び第2半導体装置を有するマルチチップパッケージであって、前記第1半導体装置は、第1トランジスタと、前記第1トランジスタに接続される第1配線と、前記第1配線を介して前記第1トランジスタに接続される第1端子と、を備え、前記第2半導体装置は、第2トランジスタと、前記第2トランジスタに接続される第2配線と、前記第2配線を介して前記第2トランジスタに接続される第2端子と、を備え、前記第1配線と前記第2トランジスタとの間に設けられるスイッチは、前記第1端子及び前記第2端子のテスト時にオン状態であり、前記第1端子及び前記第2端子の非テスト時にオフ状態である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、テスト時間を短縮し得る半導体装置、半導体装置の試験装置及びマルチチップパッケージを提供することが可能となる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は本開示の第1実施形態にかかる半導体装置の構成を示す図である。
図2は半導体装置100-1の試験方法を説明するための図である。
図3は比較例にかかる半導体装置の構成を示す図である。
図4は本開示の第2実施形態にかかる半導体装置の構成を示す図である。
図5は本開示の第3実施形態にかかる試験装置の構成を示す図である。
図6は本開示の第4実施形態にかかるマルチチップパッケージの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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