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公開番号2025028510
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-03
出願番号2023133361
出願日2023-08-18
発明の名称基板
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H10H 20/85 20250101AFI20250221BHJP()
要約【課題】強度の方向依存性が抑制された基板を提供する。
【解決手段】基板1は、複数のガラスクロス10が積層されている。複数のガラスクロス10は、第1ガラスクロス層10aと、第2ガラスクロス層10bとを含む。第2ガラスクロス層10bは、第1ガラスクロス層10aに積層されている。ガラスクロス10が積層されている方向をz方向とする。z方向から見て、第1ガラスクロス層10aの繊維方向は、第2ガラスクロス層10bの繊維方向と異なる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数のガラスクロスが積層されている基板であって、
複数の前記ガラスクロスは、第1ガラスクロス層と、前記第1ガラスクロス層に積層されている第2ガラスクロス層とを含み、
前記ガラスクロスが積層されている方向をz方向とすると、
前記z方向から見て、前記第1ガラスクロス層の繊維方向は、前記第2ガラスクロス層の繊維方向と異なる、基板。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第1ガラスクロス層の繊維方向が、前記z方向に対して垂直なx方向を含み、
前記第2ガラスクロス層の繊維方向は、前記x方向に対して10°以上80°以下の範囲に傾いた方向を含む、請求項1に記載の基板。
【請求項3】
前記第2ガラスクロス層の繊維方向は、前記x方向に対して45°傾いた方向を含む、請求項2に記載の基板。
【請求項4】
前記第1ガラスクロス層および前記第2ガラスクロス層の各々は、平編み状の繊維によって構成されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の基板。
【請求項5】
少なくとも1以上のガラスクロスを含む基板であって、
前記ガラスクロスの平面視において、
前記ガラスクロスは、前記ガラスクロスの中心点を囲むように延びている繊維を含む、基板。
【請求項6】
前記ガラスクロスは、前記平面視において円状の繊維を含む、請求項5に記載の基板。
【請求項7】
前記ガラスクロスは、前記平面視において楕円状の繊維を含む、請求項5に記載の基板。
【請求項8】
前記ガラスクロスは、前記平面視において放射状に延びている繊維を含む、請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の基板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、基板に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特開2023-76696号公報(特許文献1)は、発光素子が搭載されている基板を開示している。基板は、複数のガラスクロスが積層されて構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-76696号公報[概要] しかし、発光素子などを搭載する基板において、強度に改善の余地がある。
【0004】
本開示の一態様による基板は、複数のガラスクロスが積層されている。複数のガラスクロスは、第1ガラスクロス層と、第2ガラスクロス層とを含む。第2ガラスクロス層は、第1ガラスクロス層に積層されている。ガラスクロスが積層されている方向をz方向とする。z方向から見て、第1ガラスクロス層の繊維方向は、第2ガラスクロス層の繊維方向と異なる。
【0005】
本開示の一態様による基板は、少なくとも1以上のガラスクロスを含む。ガラスクロスの平面視において、ガラスクロスは、ガラスクロスの中心点を囲むように延びている繊維を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施の形態1の半導体装置の概略平面図である。
図2は、図1の線分II-IIにおける概略断面図である。
図3は、実施の形態1の半導体装置におけるガラスクロスを分離した概略斜視図である。
図4は、実施の形態1の半導体装置におけるガラスクロスの概略部分拡大平面図である。
図5は、実施の形態2の半導体装置におけるガラスクロスの概略斜視図である。[詳細な説明] 図面に基づいて本開示の実施の形態の詳細について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。以下に記載する実施の形態の少なくとも一部の構成を任意に組み合わせてもよい。
【0007】
実施の形態1.
<半導体装置の構成>
図1は、実施の形態1の半導体装置100の概略平面図である。図2は、図1の線分II-IIにおける概略断面図である。図3は、実施の形態1の半導体装置100におけるガラスクロス10を分離した概略斜視図である。
【0008】
図1から図3に示された半導体装置100は、たとえば、発光素子2が搭載されている半導体装置100であって、基板1と、発光素子2と、金属層5と、封止樹脂6とを主に備える。なお、図1における点線は封止樹脂6の外形線を示す。
【0009】
基板1は、第1面1sと第2面2sとを有する。第1面1sは、封止樹脂6が接し得る面である。第2面2sは第1面1sに対して反対側の面である。図1に示されるように、第1面1sおよび第2面2sが延在する方向をx方向およびy方向とする。y方向はx方向に対して垂直な方向である。なお、後述するように、基板1は複数のガラスクロス10が積層されている。ガラスクロスが積層されている方向をz方向とする。z方向は、x方向およびy方向に対して垂直な方向である。
【0010】
金属層5は、第1表面ランド51a、第2表面ランド51b、第1裏面ランド52a、および第2裏面ランド52bを含む。図2に示されているように、第1面1s上に第1表面ランド51aおよび第2表面ランド51bが配置されている。第2面2s上に第1裏面ランド52aおよび第2裏面ランド52bが配置されている。図2に示されているように、第1表面ランド51aおよび第2表面ランド51bは互いにx方向に離間して配置されている。第1裏面ランド52aおよび第2裏面ランド52bは互いにx方向に離間して配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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