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公開番号2025014550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117205
出願日2023-07-19
発明の名称発光装置
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H10H 20/853 20250101AFI20250123BHJP()
要約【課題】発光素子から放射される光の配光分布を変更し得る発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置1は、発光素子20と、発光素子20を封止する封止部材25とを備える。封止部材25は、発光素子20の光軸Oを含む中央部26と、中央部26に接続されている周辺部27とを含む。発光素子20から放射される光に対する中央部26の第1の光拡散能力は、発光素子20から放射される光に対する周辺部27の第2の光拡散能力と異なっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子と、
前記発光素子を封止する封止部材とを備え、
前記封止部材は、前記発光素子の光軸を含む中央部と、前記中央部に接続されている周辺部とを含み、
前記発光素子から放射される光に対する前記中央部の第1の光拡散能力は、前記光に対する前記周辺部の第2の光拡散能力と異なっている、発光装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記中央部は、光拡散剤の含有率において前記周辺部と異なっている、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記発光素子は、前記中央部によって封止されている、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記第1の光拡散能力は、前記第2の光拡散能力よりも大きい、請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記中央部及び前記周辺部の一方は、シリコンフィラーが添加された絶縁樹脂で形成されており、
前記中央部及び前記周辺部の他方は、前記絶縁樹脂を含み、
前記絶縁樹脂は、エポキシ樹脂またはシリコーン樹脂である、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【0002】
特開2022-39128号公報(特許文献1)は、基板と、第1電極と、第2電極と、第1パッドと、第2パッドと、発光ダイオードと、ボンディングワイヤと、封止樹脂とを備える電子部品を開示している。発光ダイオードは、第1パッド上に配置されている。ボンディングワイヤは、発光ダイオードと、第2パッドとにボンディングされている。封止樹脂は、発光ダイオードとボンディングワイヤとを封止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-39128号公報[概要]
【0004】
本開示の目的は、発光素子から放射される光の配光分布を変更し得る発光装置を提供することある。
【0005】
本開示の発光装置は、発光素子と、発光素子を封止する封止部材とを備える。封止部材は、発光素子の光軸を含む中央部と、中央部に接続されている周辺部とを含む。発光素子から放射される光に対する中央部の第1の光拡散能力は、光に対する周辺部の第2の光拡散能力と異なっている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施の形態の発光装置の概略斜視図である。
図2は、実施の形態の発光装置の、図1に示す断面線II-IIにおける概略断面図である。
図3は、実施の形態の発光装置の製造方法の一例のフローチャートを示す図である。
図4は、実施の形態の第1変形例の発光装置の概略部分拡大断面図である。
図5は、実施の形態の第2変形例の発光装置の概略部分拡大断面図である。[詳細な説明]
【0007】
図面に基づいて本開示の実施の形態の詳細について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。以下に記載する実施の形態の少なくとも一部の構成を任意に組み合わせてもよい。
【0008】
図1及び図2を参照して、本開示の実施の形態の発光装置1を説明する。発光装置1は、基板10と、第1電極16と、第1パッド17と、第2電極18と、第2パッド19と、発光素子20と、導電ワイヤ22と、封止部材25とを主に備える。
【0009】
基板10は、第1主面11と、第1主面11とは反対側の第2主面12と、側面13と、側面13とは反対側の側面14とを含む。第1主面11と第2主面12とは、基板10の厚さ方向(z方向)における両端面である。第1主面11と第2主面12とは、各々、基板10の厚さ方向に垂直な第1方向(x方向)と、基板10の厚さ方向及び第1方向に垂直な第2方向(y方向)とに延在している。例えば、第1方向は基板10の長手方向であり、第2方向は基板10の短手方向であり、側面13,14は基板10の長手方向における両端面であってもよい。基板10は、絶縁材料で形成されている。基板10は、例えば、ガラスクロスと、ガラスクロスに含浸されたエポキシ樹脂とで形成されているガラスエポキシ基板である。
【0010】
第1電極16は、第1主面11、側面13及び第2主面12上に配置されている。第1電極16の一部は、封止部材25から露出している。第1パッド17は、第1電極16に接続されている。第1パッド17は、第1電極16から第2電極18に向けて突出している。第2電極18は、第1主面11、側面14及び第2主面12上に配置されている。第2電極18は、第1方向(x方向)において、第1電極16から離間されている。第2電極18の一部は、封止部材25から露出している。第2パッド19は、第2電極18に接続されている。第2パッド19は、第2電極18から第1電極16に向けて突出している。第2パッド19は、第1方向(x方向)において、第1パッド17から離間されている。
(【0011】以降は省略されています)

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