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公開番号
2025014662
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117403
出願日
2023-07-19
発明の名称
定電圧生成回路、半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G05F
1/56 20060101AFI20250123BHJP(制御;調整)
要約
【課題】定電圧生成回路の出力精度を向上する。
【解決手段】定電圧生成回路10は、第1電源端VINとノード電圧VAの印加端との間に接続される負荷R1と、ノード電圧VAの印加端と第2電源端GNDとの間に接続される定電圧発生素子D1と、ノード電圧VAの印加端に補正電流IBを流すことにより負荷R1に定電圧発生素子D1のリーク電流IL(D1)が流れることを抑制するリーク電流補正回路11と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電源端とノード電圧の印加端との間に接続される負荷と、
前記ノード電圧の印加端と第2電源端との間に接続される定電圧発生素子と、
前記ノード電圧の印加端に補正電流を流すことにより前記負荷に前記定電圧発生素子のリーク電流が流れることを抑制するように構成されるリーク電流補正回路と、
を備える、定電圧生成回路。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記定電圧発生素子は、ツェナーダイオード、ダイオード接続されたトランジスタ、又は、それらの組み合わせを含む、請求項1に記載の定電圧生成回路。
【請求項3】
前記リーク電流補正回路は、前記補正電流を発生するように構成される補正電流発生素子を含む、請求項2に記載の定電圧生成回路。
【請求項4】
前記定電圧発生素子は、第1ツェナーダイオードを含み、
前記補正電流発生素子は、前記第1ツェナーダイオードと同じリーク特性を持つように構成される第2ツェナーダイオードを含み、
前記リーク電流補正回路は、前記第2ツェナーダイオードに降伏電圧よりも低い電圧を印加するように構成されるバイアス回路を含む、請求項3に記載の定電圧生成回路。
【請求項5】
前記補正電流発生素子は、常時オフ状態のトランジスタを含む、請求項3に記載の定電圧生成回路。
【請求項6】
前記リーク電流補正回路は、前記補正電流をミラーして前記ノード電圧の印加端に流すように構成されるカレントミラーを含む、請求項3に記載の定電圧生成回路。
【請求項7】
前記カレントミラーは、クランプ段とミラー段を含み、
前記クランプ段は、前記第1電源端と前記第2電源端との電位差よりも高い耐圧を持つ高耐圧素子で形成されており、前記ミラー段に印加される電圧を前記ミラー段の耐圧よりも低い電圧にクランプし、
前記ミラー段は、前記第1電源端と前記第2電源端との電位差よりも低い耐圧を持つ低耐圧素子で形成されており、前記クランプ段よりも高精度に前記補正電流をミラーする、請求項6に記載の定電圧生成回路。
【請求項8】
前記ノード電圧の入力を受けて定電圧を出力するように構成される電圧フォロワをさらに備える、請求項1に記載の定電圧生成回路。
【請求項9】
前記負荷は、抵抗を含む、請求項1に記載の定電圧生成回路。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載の定電圧生成回路と、
前記定電圧の供給を受けて動作するように構成される後段回路と、
を備える、半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、定電圧生成回路、及び、これを備える半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ツェナーダイオードの降伏電圧などを利用して所望の定電圧を生成する定電圧生成回路が提案されている。
【0003】
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-030139号公報
【0005】
[概要]
しかしながら、従来の定電圧生成回路では、例えば、ツェナーダイオードのリーク電流に起因して出力精度が損なわれるおそれがあった。
【0006】
例えば、本開示に係る定電圧生成回路は、第1電源端とノード電圧の印加端との間に接続される負荷と、前記ノード電圧の印加端と第2電源端との間に接続される定電圧発生素子と、前記ノード電圧の印加端に補正電流を流すことにより前記負荷に前記定電圧発生素子のリーク電流が流れることを抑制するように構成されるリーク電流補正回路を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、定電圧生成回路の比較例を示す図である。
図2は、低入力かつ高温下でノード電圧が低下する様子を示す図である。
図3は、定電圧生成回路の第1実施形態を示す図である。
図4は、ノード電圧の低下が抑制される様子を示す図である。
図5は、定電圧生成回路の第2実施形態を示す図である。
図6は、定電圧生成回路の第3実施形態を示す図である。
図7は、定電圧発生素子の変形例を示す図である。
図8は、定電圧生成回路を備える半導体装置の一構成例を示す図である。
【0008】
[詳細な説明]
<定電圧生成回路(比較例)>
図1は、定電圧生成回路の比較例(=後出される種々の実施形態と対比される構成)を示す図である。本比較例の定電圧生成回路10は、入力電圧VIN(例えば3~45V)の入力を受けて定電圧REG(例えば4.6~5.5V)を出力する。本図に即して述べると、定電圧生成回路10は、抵抗R1と、ツェナーダイオードD1と、トランジスタM0(例えばNチャネル型DMOSFET[double diffused oxide semiconductor field effect transistor])と、を備える。
【0009】
抵抗R1の第1端は、入力電圧VINの印加端に接続される。抵抗R1の第2端は、ノード電圧VAの印加端に接続される。このように接続される抵抗R1は、第1電源端(本図では入力電圧VINの印加端)とノード電圧VAの印加端との間に接続される負荷に相当する。なお、負荷としては、抵抗R1に代えて電流源などが用いられてもよい。
【0010】
ツェナーダイオードD1(=第1ツェナーダイオードに相当)は、ノード電圧VAの印加端と第2電源端(本図では接地電圧GNDの印加端)との間に接続される定電圧発生素子に相当する。本図に即して述べると、ツェナーダイオードD1のカソードは、ノード電圧VAの印加端に接続される。ツェナーダイオードD1のアノードは、接地電圧GNDの印加端に接続される。
(【0011】以降は省略されています)
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