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公開番号
2025014684
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117448
出願日
2023-07-19
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10D
1/47 20250101AFI20250123BHJP()
要約
【課題】ノイズを低減可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置100は、半導体基板1と、半導体基板1上に設けられた絶縁層2と、絶縁層2内に埋設された抵抗層3と、を備えている。半導体基板1の抵抗層3に対向する第1表面領域TRは、複数のトレンチ1Tを有している。抵抗層3と半導体基板1の表面領域(下部電極)との間の最短距離をd、抵抗層3の半導体基板1に対向する面の面積をS、絶縁領域の平均誘電率をεとすると、抵抗層3と半導体基板1の間のキャパシタCは、C≦0.8×(ε×S/d)となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板上に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層内に埋設された抵抗層と、
を備え、
前記半導体基板の前記抵抗層に対向する第1表面領域は複数のトレンチを有する、
半導体装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
半導体基板と、
前記半導体基板上に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層内に埋設された抵抗層と、
を備え、
前記半導体基板の前記抵抗層に対向する第1表面領域は凹部を有する、
半導体装置。
【請求項3】
前記抵抗層と前記第1表面領域との間にはキャパシタが形成されている、
請求項1又は2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記キャパシタの容量Cは、
前記第1表面領域と前記抵抗層との間の最短距離をd、
前記抵抗層の前記半導体基板に対向する面の面積をS、
前記第1表面領域と前記抵抗層との間の絶縁領域の平均誘電率をε、
として、以下の関係、
C≦0.8×(ε×S/d)、
を満たす、
請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記キャパシタの容量Cは、以下の関係、
C≦0.5×(ε×S/d)、
を満たす、
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記抵抗層の材料は、Cr及びSiを含む、
請求項1又は2に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記絶縁層は、積層された複数の誘電体層を備え、
複数の前記誘電体層の少なくとも1つの層の材料はシリコン酸化物を含み、
複数の前記誘電体層の少なくとも1つの層の材料はシリコン窒化物を含む、
請求項1又は2に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、シリコン基板上に絶縁層を介して形成された抵抗膜を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/149371号
【0004】
[概要]
本開示は、ノイズを低減可能な半導体装置を提供する。
【0005】
本開示の半導体装置は、半導体基板上に設けられた絶縁層と、前記絶縁層内に埋設された抵抗層と、を備え、前記半導体基板の前記抵抗層に対向する第1表面領域は複数のトレンチを有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る半導体装置の縦断面構成を示す図である。
図2は、トレンチの深さΔD(μm)と容量の変化率(C/C
0
)の関係を示すグラフである。
図3は、トレンチ構造の縦断面構成を示す図である。
図4は、トレンチ構造の縦断面構成を示す図である。
図5は、複数の抵抗器と複数のトレンチの位置関係を示す図(図5(A)、図5(B)、図5(C)、図5(D))である。
図6は、抵抗チップの平面構成を示す図である。
図7は、抵抗チップ内の一部の領域(図6の第2領域S2)の拡大図である。
図8は、図7におけるA-A線に沿った部分の縦断面構成を示す図である。
図9は、図7におけるB-B線に沿った部分の縦断面構成を示す図である。
図10は、図6におけるC-C線に沿った部分の縦断面構成を示す図である。
図11は、実施形態に係る半導体装置の縦断面構成を示す図である。[詳細な説明]
【0007】
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附することとし、重複する説明は省略する。
【0008】
図1は、実施形態に係る半導体装置の縦断面構成を示す図である。
【0009】
半導体装置100は、半導体基板1を備えている。XYZ三次元直交座標系を設定する。半導体基板1の厚み方向をZ軸方向とし、Z軸方向に垂直な方向をX軸方向とし、Z軸及びX軸の双方に垂直な方向をY軸方向とする。Z軸の正方向は、半導体基板1の深さ方向(下方向)とする。
【0010】
半導体装置100は、半導体基板1上に設けられた絶縁層2と、絶縁層2内に埋設された抵抗層3とを備えている。半導体基板1の抵抗層3に対向する第1表面領域TRは、複数のトレンチ1Tを有している。抵抗層3と、第1表面領域TRとの間には、絶縁層2の一部領域である絶縁領域を挟んでキャパシタ(寄生キャパシタ)が形成されている。このキャパシタの容量C(寄生容量)は、抵抗層3と第1表面領域TRとの間の平均距離が大きくなるほど、低下する。第1表面領域TRは、複数のトレンチ1Tを有しているので、トレンチが無い場合と比較して、当該平均距離が大きくなる。したがって、キャパシタの容量Cは、小さくなる。キャパシタの容量Cが小さくなると、容量Cに起因するノイズ、例えば、抵抗層3に重畳するノイズを低減させることができる。また、抵抗層3を介して信号伝達を行うような回路の場合、容量Cが小さくなると、容量Cに起因した信号遅延を低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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