TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025022576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127278
出願日
2023-08-03
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人あい特許事務所
主分類
H10D
30/65 20250101AFI20250206BHJP()
要約
【課題】リーク電流を低減できるダイオードを備える半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置1に含まれるダイオード10は、半導体基板12と、p型エピタキシャル層13Aの表層部に選択的に形成されたn型拡散領域15と、半導体基板12とn型拡散領域15とに挟まれて形成され、n型拡散領域15よりも不純物濃度の高いn型埋め込み層14と、第1主面3の表層部に形成されたp型のアノードコンタクト領域20と、n型拡散領域15の表層部であって第1主面3の表層部に形成されたn型の第1カソードコンタクト領域21と、第1カソードコンタクト領域21よりも外側において第1主面3から深さ方向に延びてn型埋め込み層14に達し、n型拡散領域15を、第1主面3に沿う方向に分断するp型ウェル領域16とを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1導電型の半導体基板と、
前記半導体基板の表層部に選択的に形成された第2導電型拡散領域と、
前記半導体基板と前記第2導電型拡散領域とに挟まれて形成され、前記第2導電型拡散領域よりも不純物濃度の高い第2導電型埋め込み層と、
主面の表層部に形成された第1導電型のアノードコンタクト領域と、
前記第2導電型拡散領域の表層部に形成された第2導電型の第1カソードコンタクト領域と、
前記第1カソードコンタクト領域よりも外側において前記半導体基板の前記主面から深さ方向に延びて前記第2導電型埋め込み層に達し、前記第2導電型拡散領域を、前記主面に沿う方向に分断する第1導電型層とを含む、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1導電型層は、平面視で環状であり、前記第2導電型拡散領域を、前記主面に沿う第1方向および前記主面に沿いかつ前記第1方向に交差する第2方向の両方に分断する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記主面の表層部において前記第1カソードコンタクト領域よりも外側に形成された第1導電型の第2カソードコンタクト領域をさらに含み、
前記第1導電型層が、前記第2カソードコンタクト領域と電気的に接続されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2カソードコンタクト領域が、前記第1導電型層の表層部に形成されている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記主面の表層部において前記第2カソードコンタクト領域よりも外側に形成された第2導電型の第3カソードコンタクト領域をさらに含み、
前記第2導電型拡散領域が、前記第1導電型層の外側に形成された外側拡散領域を含み、
前記外側拡散領域が、前記第3カソードコンタクト領域と電気的に接続されている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第3カソードコンタクト領域が、前記外側拡散領域の表層部に形成されている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1導電型層は、上第1導電型層と、前記上第1導電型層の下方に隣接して形成され、前記上第1導電型層と不純物濃度の異なる下第1導電型層とを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記上第1導電型層の不純物濃度が、前記下第1導電型層の不純物濃度よりも高い、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記上第1導電型層が、拡散層からなる第1導電型拡散層を含み、
前記下第1導電型層が、エピタキシャル層からなる第1導電型エピタキシャル層を含む、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記主面の表層部において前記第2導電型拡散領域に隣接して形成された第1導電型ウェル領域であって、表層部に前記アノードコンタクト領域が形成された第1導電型ウェル領域をさらに含み、
前記上第1導電型層の底部の第1深さが、前記第1導電型ウェル領域の底部の第2深さと同じである、請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、p型半導体基板と、p型半導体基板の表面に形成されたn型エピタキシャル層と、p型半導体基板とn型エピタキシャル層との境界部に形成されたn型埋め込み層とを備えたダイオードを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-115365号公報
【0004】
[概要]
本開示の一実施形態は、リーク電流を低減できるダイオードを備える半導体装置を提供する。
【0005】
本開示の一実施形態は、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板の表層部に選択的に形成された第2導電型拡散領域と、前記半導体基板と前記第2導電型拡散領域とに挟まれて形成され、前記第2導電型拡散領域よりも不純物濃度の高い第2導電型埋め込み層と、主面の表層部に形成された第1導電型のアノードコンタクト領域と、前記第2導電型拡散領域の表層部に形成された第2導電型の第1カソードコンタクト領域と、前記第1カソードコンタクト領域よりも外側において前記半導体基板の前記主面から深さ方向に延びて前記第2導電型埋め込み層に達し、前記第2導電型拡散領域を、前記主面に沿う方向に分断する第1導電型層とを含む、半導体装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の模式的な平面図である。
図2は、ダイオード領域における不純物拡散領域の平面レイアウトの一例を示す図である。
図3は、前記ダイオード領域におけるフィールド絶縁膜の平面形状の一例を示す図である。
図4は、前記ダイオード領域におけるゲート電極の平面形状の一例を示す図である。
図5は、図4に示すV-V線に沿う断面図である。
図6は、図5の一点鎖線VIで囲まれた部分の拡大図である。
図7Aは、前記半導体装置の製造工程の一部を示す図であり、図6に対応する図である。
図7Bは、図7Aの次の工程を示す図である。
図7Cは、図7Bの次の工程を示す図である。
図7Dは、図7Cの次の工程を示す図である。
図7Eは、図7Dの次の工程を示す図である。
図7Fは、図7Eの次の工程を示す図である。
図7Gは、図7Fの次の工程を示す図である。
図7Hは、図7Gの次の工程を示す図である。
図7Iは、図7Hの次の工程を示す図である。
図7Jは、図7Iの次の工程を示す図である。
図7Kは、図7Jの次の工程を示す図である。
図7Lは、図7Kの次の工程を示す図である。
図7Mは、図7Lの次の工程を示す図である。
図8は、前記半導体装置が適用された信号出力回路の構成を示す電気回路図である。
図9は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置の模式的な平面図であり、図6に対応する図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[詳細な説明]
以下では、本開示の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0008】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置1の模式的な平面図である。
【0009】
半導体装置1は、直方体形状に形成された半導体チップ2を含む。半導体チップ2は、半導体装置1の外形を形成しており、たとえば、単結晶の半導体材料がチップ状(直方体形状)に形成された構造体である。半導体チップ2は、Si、SiCなどの半導体材料で形成されている。半導体チップ2は、一方側の第1主面3、他方側の第2主面4、ならびに第1主面3および第2主面4を接続する第1~第4側面5~8を有している。第1~第4側面5~8は、第1側面5、第2側面6、第3側面7および第4側面8を含む。第3側面7および第4側面8は、第1方向Xに延び、第1方向Xに直交する第2方向Yに対向している。第1側面5および第2側面6は、第2方向Yに延び、第1方向Xに対向している。
【0010】
第1主面3および第2主面4は、第3方向Z(第1主面3および第2主面4の法線方向)から見た平面視(以下、単に「平面視」という。)において四角形状に形成されている。第1主面3は、機能デバイスが形成されるデバイス面と称してもよい。第2主面4は、機能デバイスが形成されない非デバイス面と称してもよい。第1主面3には、複数のデバイス領域9が形成されている。複数のデバイス領域9の個数および配置は任意である。複数のデバイス領域9は、第1主面3の表層部を利用して形成された機能デバイスを含んでいてもよい。機能デバイスは、たとえば、半導体スイッチングデバイス、半導体整流デバイスおよび受動デバイスのうちの少なくとも一つを含んでいてもよい。機能デバイスは、たとえば、半導体スイッチングデバイス、半導体整流デバイスおよび受動デバイスのうちの少なくとも2つが組み合わされた回路網を含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
集積回路
26日前
個人
集積回路
15日前
シチズン電子株式会社
発光装置
9日前
富士電機株式会社
半導体装置
15日前
個人
低ノイズ超高速イメージセンサ
25日前
HOYA株式会社
光照射装置
15日前
株式会社東芝
計算装置
1日前
三菱電機株式会社
半導体装置
15日前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置
8日前
株式会社半導体エネルギー研究所
記憶装置
8日前
個人
スーパージャンクションMOSFET
22日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
26日前
ローム株式会社
半導体装置
16日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
26日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
9日前
株式会社カネカ
太陽電池製造方法
16日前
個人
半導体装置
1日前
日亜化学工業株式会社
発光素子
2日前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
半導体装置
1日前
東ソー株式会社
積層体及びそれを備えた熱電変換材料
9日前
ローム株式会社
発光装置
16日前
サンケン電気株式会社
半導体装置
15日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
22日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
15日前
ローム株式会社
半導体装置
8日前
東レ株式会社
積層体、ディスプレイ、積層体の製造方法
1日前
ローム株式会社
半導体装置
1日前
ローム株式会社
半導体装置
1日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
16日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
15日前
富士電機株式会社
半導体装置
26日前
厦門普為光電科技有限公司
高光効率発光ダイオード光源
26日前
株式会社デンソー
半導体装置
9日前
株式会社アイシン
ペロブスカイト太陽電池
8日前
豊田合成株式会社
発光素子
1日前
株式会社東芝
光電変換素子
1日前
続きを見る
他の特許を見る