TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025037093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143839
出願日2023-09-05
発明の名称半導体装置
出願人株式会社ソシオネクスト
代理人個人,個人
主分類H10D 84/85 20250101AFI20250310BHJP()
要約【課題】回路面積を増大させることなく、ダミートランジスタのダミーゲートと基板とを電気的に接続する。
【解決手段】半導体装置は、基板上に形成され、平面視で第1の方向に延在する第1のフィン及び第2のフィンと、前記第1のフィンに形成された第1の回路および第2の回路と、前記第2のフィンに形成された第1のタップセルと、前記第1の回路と第2の回路の間に配置され、前記第1のフィン及び前記第2のフィンの上に配置され、平面視で前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する第1のダミーゲートと、を有し、前記第1のフィンにおいて前記第1のダミーゲートの下方に位置する領域は、前記第1のタップセルを形成する前記第2のフィンを介して前記第1のダミーゲートと電気的に接続される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基板上に形成され、平面視で第1の方向に延在する第1のフィン及び第2のフィンと、
前記第1のフィンに形成された第1の回路および第2の回路と、
前記第2のフィンに形成された第1のタップセルと、
前記第1の回路と第2の回路の間に配置され、前記第1のフィン及び前記第2のフィンの上に配置され、平面視で前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する第1のダミーゲートと、
を有し、
前記第1のフィンにおいて前記第1のダミーゲートの下方に位置する領域は、前記第1のタップセルを形成する前記第2のフィンを介して前記第1のダミーゲートと電気的に接続される
半導体装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記第1のタップセルに配線され、前記第1のダミーゲート及び前記第2のフィンに電気的に接続される第1の電源配線を有する
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1のフィンと前記第2のフィンは、前記第2の方向において隣接して設けられる
請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記基板上に形成され、平面視で前記第1の方向に延在する第3のフィン及び第4のフィンと、
前記第3のフィンに形成された第3の回路及び第4の回路と、
前記第4のフィンに形成された第2のタップセルと、
前記第3の回路と第3の回路の間に配置され、前記第3のフィン及び前記第4のフィンの上に配置され、平面視で前記第2の方向に延在する第2のダミーゲートと、
を有し、
前記第3のフィンにおいて前記第2のダミーゲートの下方に位置する領域は、前記第2のタップセルに含まれる前記第4のフィンを介して前記第2のダミーゲートと電気的に接続される
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2のフィンにおいて、前記第1のダミーゲートの下方に位置する第1の領域の前記第1の方向に隣接する第2の領域は、前記第1のダミーゲートに電気的に接続される
請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1のタップセルに配線され、前記第1のダミーゲート及び前記第2のフィンに電気的に接続される第1の電源配線を有し、
前記第2のフィンの前記第2の領域は、前記第1の電源配線に電気的に接続される
請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1のダミーゲートは、前記第1のタップセル上で分割され、前記第2の方向の一方と他方とにそれぞれ延在する
請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置において、フィンに設けられた複数のトランジスタの間にダミートランジスタを配置し、ダミートランジスタの両側のトランジスタを電気的に分離することがある。半導体装置では、トランジスタのウェル領域である基板に電源電位を供給するタップセルが設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第11562994号明細書
米国特許第11257826号明細書
米国特許第10236302号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体デバイスの微細化の進展に伴い、ダミートランジスタにおいてダミーゲートと基板とを電気的に接続する場合、例えば、ダミーゲートと基板とを接続する新たな配線等を設ける必要がある。新たな配線等は、回路面積の増大を招いてしまう。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、回路面積を増大させることなく、ダミートランジスタのダミーゲートと基板とを電気的に接続することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様では、半導体装置は、基板上に形成され、平面視で第1の方向に延在する第1のフィン及び第2のフィンと、前記第1のフィンに形成された第1の回路および第2の回路と、前記第2のフィンに形成された第1のタップセルと、前記第1の回路と第2の回路の間に配置され、前記第1のフィン及び前記第2のフィンの上に配置され、平面視で前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する第1のダミーゲートと、を有し、前記第1のフィンにおいて前記第1のダミーゲートの下方に位置する領域は、前記第1のタップセルを形成する前記第2のフィンを介して前記第1のダミーゲートと電気的に接続される。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、回路面積を増大させることなく、ダミートランジスタのダミーゲートと基板とを電気的に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態における半導体装置のレイアウトの一例を示す図である。
図1のコア回路領域に配置される回路の概要を示す平面図である。
第2の実施形態において、図1のコア回路領域に配置される回路のレイアウトの一例を示す平面図である。
図3のY-Y'に沿う断面を示す断面図である。
図3のX1-X1'線に沿う断面及び図3のX2-X2'線に沿う断面を示す断面図である。
図3のレイアウトに含まれる素子により形成される回路の一例を示す回路図である。
第3の実施形態において、図1のコア回路領域に配置される回路のレイアウトの一例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて実施形態を説明する。以下では、信号を示す符号は、信号線または信号端子を示す符号としても使用される。電源電位を示す符号は、電源電位が供給される電源線または電源端子を示す符号としても使用される。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における半導体装置のレイアウトの一例を示す。例えば、図1に示す半導体装置100は、SoC(System on Chip)でもよく、単体のFPGA(Field-Programmable Gate Array)等でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
集積回路の製造方法
今日
日亜化学工業株式会社
発光装置
今日
日亜化学工業株式会社
発光装置
7日前
三菱電機株式会社
半導体装置
1日前
三菱電機株式会社
半導体装置
今日
日亜化学工業株式会社
発光装置
8日前
日東電工株式会社
センサデバイス
1日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置の作製方法
8日前
日亜化学工業株式会社
窒化物半導体発光素子
8日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
8日前
ローム株式会社
半導体装置
8日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
8日前
日本特殊陶業株式会社
圧電素子
3日前
パテントフレア株式会社
光電効果のエネルギー相互変換促進法
9日前
豊田合成株式会社
発光装置
今日
豊田合成株式会社
発光装置
今日
日本電気株式会社
超伝導デバイスおよびその製造方法
7日前
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
光検出素子
8日前
東京エレクトロン株式会社
成膜方法及び半導体製造装置
3日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置
1日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置
1日前
日亜化学工業株式会社
発光装置及び発光装置の製造方法
8日前
ローム株式会社
半導体装置及び半導体装置の製造方法
9日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法、発光装置
8日前
豊田合成株式会社
照明用光源、および、照明装置
8日前
キヤノン株式会社
光電変換装置、移動体および機器
今日
株式会社ジャパンディスプレイ
半導体装置
7日前
日清紡マイクロデバイス株式会社
反射型光半導体装置
2日前
株式会社ジャパンディスプレイ
半導体装置
7日前
株式会社ジャパンディスプレイ
半導体装置
7日前
株式会社ジャパンディスプレイ
半導体装置
7日前
株式会社ジャパンディスプレイ
半導体装置
7日前
株式会社ジャパンディスプレイ
半導体装置
7日前
富士フイルム株式会社
圧電素子及びアクチュエータ
9日前
国立大学法人神戸大学
中間バンドを用いた熱放射発電素子
今日
キヤノン株式会社
光電変換装置、機器、および移動体
8日前
続きを見る