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公開番号2025025360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130056
出願日2023-08-09
発明の名称電子部品パッケージ
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H10H 20/857 20250101AFI20250214BHJP()
要約【課題】ワイヤボンディングの不良を抑制可能な電子部品パッケージを提供する。
【解決手段】本開示の電子部品パッケージ(100A,100B)は、基材(10)と、第1導体パターン(20)及び第2導体パターン(21)と、電子部品(30)と、接着剤(40)と、ボンディングワイヤ(50)とを備えている。基材は、主面(10a)を有する。主面は、第1領域(10aa)と第2領域(10ab)とを有する。第1導体パターン及び第2導体パターンは、それぞれ第1領域上及び第2領域上に配置されている。電子部品は、接着剤を介在させて第1導体パターン上に搭載されている。ボンディングワイヤは、電子部品と第2導体パターンとを接続している。接着剤に含まれている溶剤は、第1領域から第2領域に流動するよりも第1領域内において流動しやすくなっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基材と、
第1導体パターン及び第2導体パターンと、
電子部品と、
接着剤と、
ボンディングワイヤとを備え、
前記基材は、主面を有し、
前記主面は、第1領域と第2領域とを有し、
前記第1導体パターン及び前記第2導体パターンは、それぞれ前記第1領域上及び前記第2領域上に配置されており、
前記電子部品は、前記接着剤を介在させて前記第1導体パターン上に搭載されており、
前記ボンディングワイヤは、前記電子部品と前記第2導体パターンとを接続しており、
前記接着剤に含まれている溶剤は、前記第1領域から前記第2領域に流動するよりも前記第1領域内において流動しやすくなっている、電子部品パッケージ。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記第2領域における表面粗さは、前記第1領域における表面粗さよりも大きい、請求項1に記載の電子部品パッケージ。
【請求項3】
前記溶剤の前記第1領域における接触角は、前記溶剤の前記第2領域における接触角よりも小さい、請求項1に記載の電子部品パッケージ。
【請求項4】
前記第1領域をなしている構成材料は、前記第2領域をなしている構成材料と異なっている、請求項1に記載の電子部品パッケージ。
【請求項5】
前記第1領域と前記第2領域との境界には、前記第2領域側が高くなる段差がある、請求項1に記載の電子部品パッケージ。
【請求項6】
封止樹脂をさらに備え、
前記封止樹脂は、前記第1導体パターン、前記第2導体パターン、前記接着剤、前記電子部品及び前記ボンディングワイヤを覆うように前記主面上に配置されている、請求項2又は請求項3に記載の電子部品パッケージ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子部品パッケージに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特開2020-167366号公報(特許文献1)には、半導体発光装置が記載されている。特許文献1に記載の半導体発光装置は、基板と、半導体発光素子と、ワイヤとを有している。基板は、基材と、導電部を有している。基材は、主面を有している。主面は、第1領域と第2領域とを有している。導電部は、第1部分と第2部分とを有している。第1部分及び第2部分は、それぞれ第1領域上及び第2領域上に配置されている。半導体発光素子は、第1部分上に配置されている。ワイヤは、半導体発光素子と第2部分とを接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-167366号公報 [概要] 半導体発光素子は、例えば接着剤を用いて第1部分上に搭載される。接着剤にはエポキシ樹脂等の溶剤が含まれているため、接着剤を用いて第1部分上に半導体発光素子を搭載する際に当該溶剤が染み出し、第2部分上に付着することがある。第2部分上に上記の溶剤が付着すると、ワイヤを第2部分に接続する際の不良の原因となる。
【0004】
本開示の電子部品パッケージは、基材と、第1導体パターン及び第2導体パターンと、電子部品と、接着剤と、ボンディングワイヤとを備えている。基材は、主面を有する。主面は、第1領域と第2領域とを有する。第1導体パターン及び第2導体パターンは、それぞれ第1領域上及び第2領域上に配置されている。電子部品は、接着剤を介在させて第1導体パターン上に搭載されている。ボンディングワイヤは、電子部品と第2導体パターンとを接続している。接着剤に含まれている溶剤は、第1領域から第2領域に流動するよりも第1領域内において流動しやすくなっている。
【図面の簡単な説明】
【0005】
電子部品パッケージ100Aの平面図である。
図1中のII-IIにおける断面図である。
電子部品パッケージ100Aの製造方法を示す工程図である。
ダイボンディング工程S2を説明する断面図である。
ワイヤボンディング工程S3を説明する断面図である。
リフレクタ形成工程S4を説明する断面図である。
樹脂封止工程S5を説明する断面図である。
電子部品パッケージ100Bの平面図である。
図8中のIX-IXにおける断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
[詳細な説明]
本開示の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
【0007】
(第1実施形態)
第1実施形態に係る電子部品パッケージを説明する。第1実施形態に係る電子部品パッケージを、電子部品パッケージ100Aとする。
【0008】
<電子部品パッケージ100Aの構成>
以下に、電子部品パッケージ100Aの構成を説明する。
【0009】
図1は、電子部品パッケージ100Aの平面図である。図2は、図1中のII-IIにおける断面図である。図1中では、リフレクタ60及び封止樹脂70の図示が省略されている。図1及び図2に示されるように、電子部品パッケージ100Aは、基材10と、導体パターン20及び導体パターン21と、電子部品30と、接着剤40と、ボンディングワイヤ50と、リフレクタ60と、封止樹脂70とを有している。
【0010】
基材10は、主面10aと主面10bとを有している。主面10a及び主面10bは、基材10の厚さ方向における端面である。主面10bは、主面10aの反対面である。基材10の構成材料は、絶縁材料である。基材10は、例えば、強化繊維と当該強化繊維に含浸されている樹脂材料とで構成されている。樹脂材料は、例えばBT(ビスマレイミドトリアジン)レジンである。但し、基材10の構成材料は、これに限られない。
(【0011】以降は省略されています)

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