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公開番号2025022587
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023127299
出願日2023-08-03
発明の名称発光装置の製造方法、発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H10H 20/854 20250101AFI20250206BHJP()
要約【課題】信頼性の高い発光装置を製造することを目的とする。
【解決手段】本発明の一態様の発光装置の製造方法は、発光素子と、光反射材及びアルカリ金属ケイ酸塩を含み、前記発光素子を被覆する被覆部材中間体と、を備える発光装置中間体を準備する工程と、前記被覆部材中間体をアルカリ土類金属ハロゲン塩水溶液に浸漬させて、アルカリ土類金属ケイ酸塩を含む被覆部材を形成する工程と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子と、光反射材及びアルカリ金属ケイ酸塩を含み、前記発光素子を被覆する被覆部材中間体と、を備える発光装置中間体を準備する工程と、
前記被覆部材中間体をアルカリ土類金属ハロゲン塩水溶液に浸漬させて、アルカリ土類金属ケイ酸塩を含む被覆部材を形成する工程と、を含む発光装置の製造方法。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記被覆部材を形成する工程において、前記被覆部材中間体の外表面全体に前記アルカリ土類金属ハロゲン塩水溶液が接触するように浸漬させる請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項3】
前記発光装置中間体は、複数の前記発光素子と、複数の前記発光素子を被覆し、隣り合う前記発光素子同士を連結する前記被覆部材中間体と、で構成され、
前記発光装置中間体を準備する工程において、準備する前記発光装置中間体は、前記被覆部材中間体のうち前記隣り合う発光素子間に位置する部位に溝部を有する、請求項1又は2に記載の発光装置の製造方法。
【請求項4】
前記アルカリ土類金属ハロゲン塩水溶液の濃度は、0.5mol/L以上2.5mol/L以下である請求項3に記載の発光装置の製造方法。
【請求項5】
前記アルカリ土類金属ハロゲン塩水溶液に溶解されているアルカリ土類金属ハロゲン塩は、塩化カルシウム又は塩化マグネシウムである請求項4に記載の発光装置の製造方法。
【請求項6】
前記光反射材は、窒化ホウ素又は酸化アルミニウムである請求項5に記載の発光装置の製造方法。
【請求項7】
前記被覆部材を形成する工程の後に、前記被覆部材を水洗する工程を含む、請求項6に記載の発光装置の製造方法。
【請求項8】
前記水洗する工程において、50℃以上の水を用いる請求項7に記載の発光装置の製造方法。
【請求項9】
発光素子と、
光反射材及びアルカリ土類金属ケイ酸塩を含み、前記発光素子を被覆する被覆部材と、を備える発光装置。
【請求項10】
前記アルカリ土類金属ケイ酸塩は、ケイ酸カルシウム又はケイ酸マグネシウムである請求項9に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置の製造方法、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
発光素子と発光素子の一部を被覆する無機部材で構成される被覆部材とを備える発光装置が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-58212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような無機部材で構成された被覆部材は、発光装置の性能を向上させるために未だ改善の余地がある。
【0005】
そこで、本開示の一実施形態は、信頼性の高い発光装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る発光装置の製造方法は、発光素子と、光反射材及びアルカリ金属ケイ酸塩を含み、前記発光素子を被覆する被覆部材中間体と、を備える発光装置中間体を準備する工程と、前記被覆部材中間体をアルカリ土類金属ハロゲン塩水溶液に浸漬させて、アルカリ土類金属ケイ酸塩を含む被覆部材を形成する工程と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態によれば、信頼性の高い発光装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る発光装置の概略断面図である。
一実施形態に係る発光装置の製造方法を説明する概略断面図(その1)である。
一実施形態に係る発光装置の製造方法を説明する概略断面図(その2)である。
一実施形態に係る発光装置の製造方法を説明する概略断面図(その3)である。
一実施形態に係る発光装置の製造方法を説明する概略断面図(その4)である。
一実施形態に係る発光装置の製造方法を説明する概略断面図(その5)である。
実施例に係る被覆部材中間体と被覆部材の抵抗率を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一若しくは同等の部分又は部材を示す。
【0010】
更に、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための発光装置等を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部品の寸法、材料、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施形態において説明する内容は、他の実施形態や変形例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。さらに、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略した模式図を用いたり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりすることがある。
(【0011】以降は省略されています)

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