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公開番号
2025022545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127227
出願日
2023-08-03
発明の名称
半導体素子、半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
21/60 20060101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電極端子と封止樹脂との密着性を向上すること。
【解決手段】半導体素子30は、素子表面31と、素子表面31に形成された電極47と、素子表面31に形成され、電極47の一部を露出する開口部481を含む絶縁層48と、開口部481を通して電極47に接し、かつ、Z方向から視て絶縁層48に一部が重なる電極端子50と、を含む。電極端子50は、電極47と対向する端子裏面50Bと、素子表面31と同じ方向を向く端子表面50Aと、厚さ方向と交差する方向を向く端子側面50Cと、を含み、端子側面50Cは、凹部53を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
厚さ方向において互いに反対側を向く素子表面および素子裏面と、
前記素子表面に形成された電極と、
前記素子表面に形成され、前記電極の一部を露出する開口部を含む絶縁層と、
前記開口部を通して前記電極に接し、かつ、前記厚さ方向から視て前記絶縁層に一部が重なる電極端子と、
を含み、
前記電極端子は、前記電極と対向する端子裏面と、前記素子表面と同じ方向を向く端子表面と、前記厚さ方向と交差する方向を向く端子側面と、を含み、
前記端子側面は、凹部を含む、
半導体素子。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記電極端子は円柱状である、請求項1に記載の半導体素子。
【請求項3】
前記凹部は、前記厚さ方向に延びる複数の縦溝を含む、請求項1に記載の半導体素子。
【請求項4】
前記複数の縦溝は、前記端子表面から前記端子裏面に向けて延びている、請求項3に記載の半導体素子。
【請求項5】
前記複数の縦溝は、前記端子表面から前記端子裏面の途中位置まで延びている、請求項3に記載の半導体素子。
【請求項6】
前記複数の縦溝は、前記端子表面および前記端子裏面の双方から離隔している、請求項3に記載の半導体素子。
【請求項7】
前記凹部は、前記端子側面の周方向に延びた周凹部を含む、請求項1に記載の半導体素子。
【請求項8】
前記周凹部は、前記電極端子の全体に亘って形成されている、請求項7に記載の半導体素子。
【請求項9】
前記周凹部は、前記厚さ方向に複数設けられている、請求項7に記載の半導体素子。
【請求項10】
前記端子側面は、前記端子裏面よりも表面粗さが大きい面である、請求項1に記載の半導体素子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体素子、半導体装置に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、半導体素子が配線部にフリップチップボンディングによって互いに接合された半導体素子および配線部と、半導体素子および配線部を封止する封止樹脂と、を備える半導体装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-161149号公報
【0004】
[概要]
ところで、半導体装置は、半導体素子に対する封止樹脂の剥離が生じる場合がある。このため、半導体素子について、改善の余地がある。
【0005】
本開示の一態様である半導体素子は、厚さ方向において互いに反対側を向く素子表面および素子裏面と、前記素子表面に形成された電極と、前記素子表面に形成され、前記電極の一部を露出する開口部を含む絶縁層と、前記開口部を通して前記電極に接し、かつ、前記厚さ方向から視て前記絶縁層に一部が重なる電極端子と、を備え、前記電極端子は、前記電極と対向する端子裏面と、前記素子表面と同じ方向を向く端子表面と、前記厚さ方向と交差する方向を向く端子側面と、を含み、前記端子側面は、凹部を含む。
【0006】
また、本開示の一態様である半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子の前記電極端子と電気的に接続された複数の接続端子と、前記半導体素子および前記複数の接続端子を封止する封止樹脂と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の半導体装置の一例を示す斜視図である。
図2は、図1の半導体装置の内部構造を示す概略平面図である。
図3は、図2のF3-F3線で半導体装置を切断した概略断面図である。
図4は、図3の電極端子およびその周辺を拡大した概略断面図である。
図5は、図4のF5-F5線で切断した電極端子およびその周辺の部材を示す概略断面図である。
図6は、図4に示す半導体素子の電極端子の構成を示す概略断面図である。
図7は、図6に示す電極端子の例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図8は、図7に続く製造工程を示す概略断面図である。
図9は、図8に続く製造工程を示す概略断面図である。
図10は、図9に続く製造工程を示す概略断面図である。
図11は、図10に続く製造工程を示す概略断面図である。
図12は、図11に続く製造工程を示す概略断面図である。
図13は、図12に続く製造工程を示す概略断面図である。
図14は、図13に示すマスクおよび開口部を示す概略平面図である。
図15は、図13に続く製造工程を示す概略断面図である。
図16は、図15に続く製造工程を示す概略断面図である。
図17は、図16に続く製造工程を示す概略断面図である。
図18は、第2実施形態の半導体装置の一例を示す概略断面図である。
図19は、図18の電極端子およびその周辺を拡大した概略断面図である。
図20は、図19のF20-F20線で切断した電極端子およびその周辺の部材を示す概略断面図である。
図21は、図20に示す半導体素子の電極端子の構成を示す概略断面図である。
図22は、図21に示す電極端子の例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図23は、図22に続く製造工程を示す概略断面図である。
図24は、図23に続く製造工程を示す概略断面図である。
図25は、図24に続く製造工程を示す概略断面図である。
図26は、図25に続く製造工程を示す概略断面図である。
図27は、図26に続く製造工程を示す概略断面図である。
図28は、図27に続く製造工程を示す概略断面図である。
図29は、図28に続く製造工程を示す概略断面図である。
図30は、変更例の半導体素子の電極端子を示す概略断面図である。
図31は、図30のF31-F31線で切断した電極端子およびその周辺の部材を示す概略断面図である。
図32は、変更例の半導体素子の電極端子を示す概略断面図である。
図33は、変更例の半導体素子の電極端子を示す概略断面図である。
図34は、変更例の半導体素子の電極端子を示す概略断面図である。
図35は、変更例の半導体素子の電極端子を示す概略断面図である。
図36は、変更例の半導体素子の電極端子を示す概略断面図である。
図37は、変更例の半導体素子を示す概略断面図である。
図38は、変更例の半導体素子を示す概略断面図である。
図39は、変更例の半導体装置を示す概略断面図である。
【0008】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示の半導体素子、半導体装置のいくつかの実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図では、ハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0009】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。
【0010】
(第1実施形態)
図1から図6を参照して、第1実施形態の半導体装置10について説明する。
図1は、第1実施形態の半導体装置10の斜視構造を示している。図2は、図1の半導体装置10から後述する封止樹脂80を削除した状態の平面構造を示している。図3は、図2のF3-F3線で切断した半導体装置10の概略断面構造を示している。図4は、図3の半導体装置10の一部を拡大した概略断面図であり、電極端子50およびその周辺を拡大した概略断面図である。図5は、図4のF5-F5線で切断した電極端子およびその周辺の部材を示す概略断面図である。図6は、図3に示す半導体素子30の接合前の電極端子50の構成を示す概略断面図である。本開示において使用される「平面視」という用語は、図1に示される互いに直交するXYZ軸のZ方向に半導体装置10を視ることをいう。ここで、X方向は「第1方向」の一例であり、Y方向は「第2方向」の一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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