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公開番号
2025022399
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126933
出願日
2023-08-03
発明の名称
半導体装置の製造方法、半導体ウエハおよび半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人あい特許事務所
主分類
G03F
7/20 20060101AFI20250206BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ウエハ上の上下の層の位置ずれを精度よく測定できる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】ウエハの主面2に、半導体素子用の第1素子パターンに対するレジスト55の位置ずれを測定するための基準マーク56が形成された第1層39を形成する第1工程と、基準マーク56および第1素子パターンを被覆するように、第1層39上にレジスト55を形成する第2工程と、レジスト55を露光・現像することにより、平面視において基準マーク56に重なる位置ずれ判定パターン59と、平面視において位置ずれ判定パターン59を取り囲む周囲パターン60と、半導体素子用の第2素子パターンとをレジスト55を利用して形成する第3工程と、基準マーク56に対する位置ずれ判定パターン59の相対的な位置を測定することにより、第1素子パターンに対する第2素子パターンの位置ずれを判定する第4工程とを含む、半導体装置の製造方法。
【選択図】図5B
特許請求の範囲
【請求項1】
ウエハの主面に、半導体素子用の第1素子パターンに対するレジストの位置ずれを測定するための基準マークが形成された第1層を形成する第1工程と、
前記基準マークおよび前記第1素子パターンを被覆するように、前記第1層上にレジストを形成する第2工程と、
前記レジストを露光・現像することにより、平面視において前記基準マークに重なる位置ずれ判定パターンと、平面視において前記位置ずれ判定パターンを取り囲む周囲パターンと、前記半導体素子用の第2素子パターンとを前記レジストを利用して形成する第3工程と、
前記基準マークに対する前記位置ずれ判定パターンの相対的な位置を測定することにより、前記第1素子パターンに対する前記第2素子パターンの位置ずれを判定する第4工程とを含む、半導体装置の製造方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第3工程では、前記位置ずれ判定パターンを取り囲む第1周囲パターンと、前記第1周囲パターンをさらに取り囲む第2周囲パターンとを含む複数の前記周囲パターンが前記レジストを利用して形成される、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
前記ウエハは、前記半導体素子が形成される複数の素子領域と、前記複数の素子領域を区画する切断予定領域とを含み、
前記基準マークは、前記切断予定領域に形成される、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記位置ずれ判定パターン、前記第1周囲パターン、および前記第2周囲パターンがいずれも、前記レジストに形成された開口パターンである、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記位置ずれ判定パターン、前記第1周囲パターン、および前記第2周囲パターンがいずれも、前記レジストに形成された開口パターンにより区画されたメサパターンである、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記レジストの厚さは、35000Å以上40000Å以下である、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記第1工程は、
前記ウエハの主面に前記第1層としての絶縁層を形成する第1ステップと、
前記絶縁層上に選択的に導電材料を堆積することにより、前記第1素子パターンに対応する素子配線と、前記基準マークに対応する基準マーク導電層とを形成する第2ステップとを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記第1工程では、前記基準マーク導電層が平面視リング状に形成され、
前記第3工程では、平面視アイランド状の前記位置ずれ判定パターンが前記基準マーク導電層に取り囲まれた領域上に形成され、前記周囲パターンが前記基準マーク導電層を取り囲む平面視リング状に形成される、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記第1工程は、
前記ウエハの主面に前記第1層としての絶縁層を形成する第1ステップと、
前記絶縁層を選択的に除去することにより、前記第1素子パターンに対応する素子配線開口と、前記基準マークに対応する基準マーク開口とを形成する第2ステップと、
前記素子配線開口に素子埋め込み配線を埋め込み、前記基準マーク開口に基準マーク埋め込み層を埋め込む第3ステップとを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記第1工程では、前記基準マーク埋め込み層が平面視リング状に形成され、
前記第3工程では、平面視アイランド状の前記位置ずれ判定パターンが前記基準マーク埋め込み層に取り囲まれた領域上に形成され、前記周囲パターンが前記基準マーク埋め込み層を取り囲む平面視リング状に形成される、請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置の製造方法、半導体ウエハおよび半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、一方側の第1主面および他方側の第2主面を有するチップと、前記チップ内の前記第2主面側に形成された第1導電型の第1領域と、前記チップ内の前記第1主面側に形成され、前記第1領域とpn接合部を形成する第2導電型の第2領域と、前記第1主面に設けられたデバイス領域と、前記第1主面から前記pn接合部を貫通する第1溝、前記第1溝の壁面から前記第1領域を露出させる第1絶縁膜、および、前記第1絶縁膜を挟んで前記第1溝に埋設された第1ポリシリコンを含み、前記デバイス領域を区画する第1溝構造と、前記第1主面から前記pn接合部を貫通する第2溝、前記第2溝の壁面から前記第1領域を露出させる第2絶縁膜、および、前記第2絶縁膜を挟んで前記第2溝に埋設された第2ポリシリコンを含み、前記第1溝構造よりも前記デバイス領域側で前記デバイス領域を区画する第2溝構造とを含む、半導体装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-32332号公報
【0004】
[概要]
本開示の一実施形態は、ウエハ上の上下の層の位置ずれを精度よく測定できる半導体装置の製造方法を提供する。
【0005】
本開示の一実施形態に係る半導体装置の製造方法は、ウエハの主面に、半導体素子用の第1素子パターンに対するレジストの位置ずれを測定するための基準マークが形成された第1層を形成する第1工程と、前記基準マークおよび前記第1素子パターンを被覆するように、前記第1層上にレジストを形成する第2工程と、前記レジストを露光・現像することにより、平面視において前記基準マークに重なる位置ずれ判定パターンと、平面視において前記基準マークを取り囲む周囲パターンと、前記半導体素子用の第2素子パターンとを前記レジストを利用して形成する第3工程と、前記基準マークに対する前記位置ずれ判定パターンの相対的な位置を測定することにより、前記第1素子パターンに対する前記第2素子パターンの位置ずれを判定する第4工程とを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、半導体装置の製造に使用されるウエハを示す概略図である。
図2は、図1のウエハの要部拡大図である。
図3は、前記ウエハに形成された素子構造を示す図である。
図4Aは、前記半導体装置の製造方法例を示す図である。
図4Bは、図4Aの後の工程を示す図である。
図4Cは、図4Bの後の工程を示す図である。
図4Dは、図4Cの後の工程を示す図である。
図4Eは、図4Dの後の工程を示す図である。
図4Fは、図4Eの後の工程を示す図である。
図4Gは、図4Fの後の工程を示す図である。
図4Hは、図4Gの後の工程を示す図である。
図4Iは、図4Hの後の工程を示す図である。
図4Jは、図4Iの後の工程を示す図である。
図4Kは、図4Jの後の工程を示す図である。
図4Lは、図4Kの後の工程を示す図である。
図4Mは、図4Lの後の工程を示す図である。
図4Nは、図4Mの後の工程を示す図である。
図4Oは、図4Nの後の工程を示す図である。
図4Pは、図4Oの後の工程を示す図である。
図5Aは、第1レジスト膜の平面パターン(第1形態)を示す図である。
図5Bは、第1レジスト膜の断面パターン(第1形態)を示す図である。
図6Aは、第1レジスト膜の平面パターン(第2形態)を示す図である。
図6Bは、第1レジスト膜の断面パターン(第2形態)を示す図である。
図7Aは、第2レジスト膜の平面パターンを示す図である。
図7Bは、第2レジスト膜の断面パターンを示す図である。
図8は、前記素子構造が形成された後の前記ウエハの要部拡大図である。
図9は、図8の二点鎖線IXで囲まれた部分の拡大図である。
図10は、前記半導体装置の模式的な平面図である。
図11は、図10の二点鎖線XIで囲まれた部分の拡大図である。
図12Aは、サンプル1に係るレジスト膜の位置ずれの測定結果を示す図である。
図12Bは、サンプル2に係るレジスト膜の位置ずれの測定結果を示す図である。
図13Aは、前記半導体装置の製造方法例を示す図である。
図13Bは、図13Aの後の工程を示す図である。
図13Cは、図13Bの後の工程を示す図である。
図13Dは、図13Cの後の工程を示す図である。
図13Eは、図13Dの後の工程を示す図である。
図13Fは、図13Eの後の工程を示す図である。
図14Aは、前記半導体装置の製造方法例を示す図である。
図14Bは、図14Aの後の工程を示す図である。
図14Cは、図14Bの後の工程を示す図である。
図14Dは、図14Cの後の工程を示す図である。
図14Eは、図14Dの後の工程を示す図である。
図14Fは、図14Eの後の工程を示す図である。
図15は、第1レジスト膜の断面パターン(第3形態)を示す図である。
図16は、第1レジスト膜の平面パターン(第4形態)を示す図である。
【0007】
[詳細な説明]
次に、本開示の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0008】
図1は、半導体装置100の製造に使用されるウエハ1を示す概略図である。
【0009】
ウエハ1は、たとえば、シリコン(Si)、炭化シリコン(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、ダイヤモンド(C)、酸化ガリウム(Ga
2
O
3
)等の半導体ウエハであってもよい。ウエハ1は、扁平な円盤状に形成されている。むろん、ウエハ1は、扁平な直方体形状に形成されていてもよい。ウエハ1は、一方側の第1ウエハ主面2、他方側の第2ウエハ主面3、ならびに、第1ウエハ主面2および第2ウエハ主面3を接続するウエハ側面4を有している。
【0010】
ウエハ1は、ウエハ側面4においてウエハの結晶方位を示す目印5を有している。目印5は、オリエンテーションフラットおよびオリエンテーションノッチのいずれか一方または双方を含んでいてもよい。オリエンテーションフラットは、平面視において直線状に切り欠かれた切り欠き部からなる。オリエンテーションノッチは、平面視において第1ウエハ主面2の中央部に向けて凹形状(たとえば先細り形状)に切り欠かれた切り欠き部からなる。
(【0011】以降は省略されています)
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