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公開番号
2024044696
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-02
出願番号
2022150396
出願日
2022-09-21
発明の名称
保護部材
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20240326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】簡便に組立可能な保護部材及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】保護部材1は、Y方向に延びるベース部11、21と、前記ベース部における前記第1方向と交差するX方向の少なくとも一端部に設けられた嵌合部12、22と、をそれぞれ有する第1部材10及び第2部材20と、を備える。第1部材10の嵌合部12は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に突設されたツメ121を有し、第2部材20の嵌合部22は、ツメ121が嵌まり込む凹部223を有する。ツメ121が凹部223に嵌まり込むことで、第1部材10と第2部材20との間に、フラットケーブル30を収容可能な空間を構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に延びるベース部と、前記ベース部における前記第1方向と交差する第2方向の少なくとも一端部に設けられた嵌合部と、をそれぞれ有する第1部材及び第2部材と、を備え、
前記第1部材の前記嵌合部及び前記第2部材の前記嵌合部のいずれか一方は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に突設された凸部を有し、前記第1部材の前記嵌合部及び前記第2部材の前記嵌合部の他方は、前記凸部が嵌まり込む凹部を有し、
前記凸部が前記凹部に嵌まり込むことで、前記第1部材と前記第2部材との間に、電線を収容可能な空間を構成する、
保護部材。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記第1部材及び前記第2部材は、可撓性を有する樹脂部材である、
請求項1に記載の保護部材。
【請求項3】
前記ベース部は、前記空間と逆側に位置する面において、前記第1方向に沿って、凹形状と凸形状とが交互に連続して設けられた、
請求項1に記載の保護部材。
【請求項4】
前記第1部材の前記嵌合部において、少なくとも前記第1方向のサイズが同等である少なくとも2つの第1ツメが、前記第1方向において互いに離間して設けられ、前記少なくとも2つの第1ツメの間に形成された間隙が前記凹部とされ、
前記第2部材の前記嵌合部において、前記間隙に応じた前記第1方向のサイズを有する少なくとも1つの第2ツメが、前記凸部として設けられた、
請求項1に記載の保護部材。
【請求項5】
前記少なくとも2つの第1ツメは、複数の第1ツメであり、
前記第1部材の前記嵌合部において、前記複数の第1ツメが、前記ベース部の前記第1方向における長さの全体に亘って設けられ、
前記少なくとも1つの第2ツメは、複数の第2ツメであり、
前記第2部材の前記嵌合部において、前記複数の第2ツメが、前記ベース部の前記第1方向における長さの全体に亘って設けられた、
請求項4に記載の保護部材。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の保護部材と、
前記空間に収容された前記電線と、を備えた、
ワイヤハーネス。
【請求項7】
前記電線は、フレキシブルフラットケーブルであり、
前記第1部材及び前記第2部材の前記ベース部は、それぞれ平板状である、
請求項6に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、保護部材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたワイヤハーネスは、短尺方向の両端が折り曲げられた長尺の2枚の金属板が組み合わされることにより形成された筒体と、筒体の外周を覆い包む絶縁被覆とを備え、筒体の中には、電線が挿通される。このワイヤハーネスによれば、電線を2枚の金属板で挟み込むことにより、径サイズの増加を抑えながら電線を確実に保護できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-29423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記ワイヤハーネスは、2枚の金属板を絶縁被覆で覆う必要があるため、組立に時間がかかる。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡便に組立可能な保護部材及びワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る保護部材は、下記を特徴としている。
第1方向に延びるベース部と、前記ベース部における前記第1方向と交差する第2方向の少なくとも一端部に設けられた嵌合部と、をそれぞれ有する第1部材及び第2部材と、を備え、
前記第1部材の前記嵌合部及び前記第2部材の前記嵌合部のいずれか一方は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に突設された凸部を有し、前記第1部材の前記嵌合部及び前記第2部材の前記嵌合部の他方は、前記凸部が嵌まり込む凹部を有し、
前記凸部が前記凹部に嵌まり込むことで、前記第1部材と前記第2部材との間に、電線を収容可能な空間を構成する、
保護部材。
【0007】
また、前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、下記を特徴としている。
上記保護部材と、
前記空間に収容された前記電線と、を備えた、
ワイヤハーネス。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る保護部材及びワイヤハーネスによれば、簡便に組立可能という効果を奏する。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、ワイヤハーネスの斜視図である。
図2は、保護部材の取付工程を説明する図であって、第1部材と第2部材との間にフラットケーブルを配置した様子を示す図である。
図3は、保護部材の取付工程を説明する図であって、フラットケーブルを間に挟んだ状態で第1部材と第2部材とを嵌め合わせた様子を示す図である。
図4は、図2のA-A 断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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