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公開番号2024047164
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152627
出願日2022-09-26
発明の名称グロメット
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/22 20060101AFI20240329BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】本体部を挿通する電線の不具合を検出することができるグロメットを提供する。
【解決手段】グロメット1において、電線が挿通される本体部5と、本体部5の内面に設けられ、電線に生じる磁場を検出する磁気センサ7とを有した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電線が挿通される本体部と、
前記本体部の内面に設けられ、前記電線に生じる磁場を検出する磁気センサと、
を有するグロメット。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
前記本体部は、前記電線の挿通方向に対して、前記本体部の内部を区画する仕切壁を有し、
前記仕切壁は、前記電線が挿通される挿通孔を有し、
前記磁気センサは、前記挿通孔の内周面に設けられている請求項１に記載のグロメット。
【請求項３】
前記電線は、前記挿通孔に対して、複数挿通され、
前記挿通孔は、前記仕切壁に対して、複数設けられている請求項２に記載のグロメット。
【請求項４】
前記仕切壁は、前記本体部と別体で形成され、前記本体部に組付けられている請求項２又は３に記載のグロメット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、グロメットに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、グロメットとしては、電線が挿通される本体部を備えたものが知られている（特許文献１参照）。本体部に電線が挿通されたグロメットは、例えば、車室内と車室外とを区画するパネルに設けられた取付孔に取り付けられる。取付孔に対して、グロメットを介して電線を挿通させることにより、グロメットによって取付孔がシールされ、取付孔を介して水などが浸入することを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－６１６８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、電線の損傷などの不具合は、電線に生じる磁場を検出することによって、どの部分で不具合が生じているのかをある程度予測することができる。しかしながら、電線に、上記特許文献１のようなグロメットが位置していると、電線に生じる磁場を検出することができず、グロメットを取り外す必要があった。このため、グロメットを挿通する電線では、不具合の検出が難しくなることがあった。
【０００５】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、本体部を挿通する電線の不具合を検出することができるグロメットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本実施形態に係るグロメットは、電線が挿通される本体部と、前記本体部の内面に設けられ、前記電線に生じる磁場を検出する磁気センサとを有する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、本体部を挿通する電線の不具合を検出することができるグロメットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態に係るグロメットの断面図である。
本実施形態に係るグロメットの仕切壁の斜視図である。
本実施形態に係るグロメットの磁気センサの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【００１０】
図１～図３に示すように、本実施形態に係るグロメット１は、例えば、車室内と車室外とを区画するパネル（不図示）に設けられた取付孔（不図示）に取り付けられる。例えば、車室外に配置された機器（不図示）は、取付孔を挿通する電線３を介して車室内に配置された機器の作動を制御するコントローラ（不図示）に電気的に接続されている。グロメット１には、電線３が挿通され、取付孔に取り付けられることにより、グロメット１によって取付孔がシールされ、取付孔を介して水などが浸入することを防止することができる。なお、電線３は、電力を供給する電源線や信号を送る信号線などからなり、複数本の電線束で構成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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