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公開番号2024044803
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150553
出願日2022-09-21
発明の名称電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】フレームの外壁外面に沿わされてフレームとアッパカバーとの間を通される電線の姿勢を安定させることができ、かつ、この電線の配索経路からの水の浸入を抑制できる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、複数の部品が装着されたフレーム2と、フレーム2の上面2aに取り付けられるアッパカバー3と、フレーム2の外壁20外面に沿わされてフレーム2とアッパカバー3との間を通され、その端末がフレーム2の上面2aに固定される電線群5と、を備えている。フレーム2の外壁20には、上下方向に延びて電線群5に沿う電線姿勢制御壁7が形成されている。電線姿勢制御壁7は、外壁20の下端20b側から外壁20の上端20aよりも上まで延びている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
フレームと、
前記フレームの上面に取り付けられるアッパカバーと、
前記フレームの外壁外面に沿わされて前記フレームと前記アッパカバーとの間を通され、その端末が前記フレームの上面に固定される電線と、を備え、
前記フレームの外壁に、上下方向に延びて前記電線に沿う電線姿勢制御壁が形成され、該電線姿勢制御壁は、前記外壁の下端側から前記外壁の上端よりも上まで延びている
ことを特徴とする電気接続箱。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記フレームの下面に取り付けられるロアカバーを備え、
前記フレームの外壁下端に第1の部分円筒体が形成され、
前記ロアカバーの上端に第2の部分円筒体が形成され、
前記第1の部分円筒体と前記第2の部分円筒体とが組付けられて円筒状の電線挿通口を構成し、
前記電線姿勢制御壁が前記第1の部分円筒体と連なっている
ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記フレームの外壁が、前記電線姿勢制御壁と対向する対向面と、該対向面と前記電線姿勢制御壁とを滑らかに繋いだ曲面と、を含んでおり、
前記電線姿勢制御壁、前記対向面、及び前記曲面が前記電線に沿う
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
自動車に搭載されて電源側から負荷側に電源分配を行う電気接続箱が知られている(例えば特許文献1を参照)。この電気接続箱は、様々な構造のものがあるが、その一例として、図5に示す構造のものがある。
【0003】
図5に示す電気接続箱501は、リレーやヒューズ等が装着されるフレーム502と、フレーム502の上面502aに取り付けられるアッパカバーと、フレーム502の下面502bに取り付けられるロアカバーと、電線群505と、を備えている。
【0004】
電線群505は、自動車組立工場にて後付けされるものであり、フレーム502の外壁520の配索面520kに沿わされてフレーム502とアッパカバーとの間を通され、その端末がフレーム502の上面502aに固定される。また、フレーム502の外壁520には、電線群505の姿勢を制御する電線姿勢制御壁507が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-107953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記電気接続箱501においては、電線姿勢制御壁507が短いため、図5に示すように電線群505の姿勢が安定しないという問題があった。また、上記配索面520kの上端は、電線群505を通すためにアッパカバーと重なることなく離間していた。このため、図6中に矢印で示すように配索面520kを伝って電気接続箱501内部に水が浸入し易いという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、フレームの外壁外面に沿わされてフレームとアッパカバーとの間を通される電線の姿勢を安定させることができ、かつ、この電線の配索経路からの水の浸入を抑制できる電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、フレームと、前記フレームの上面に取り付けられるアッパカバーと、前記フレームの外壁外面に沿わされて前記フレームと前記アッパカバーとの間を通され、その端末が前記フレームの上面に固定される電線と、を備え、前記フレームの外壁に、上下方向に延びて前記電線に沿う電線姿勢制御壁が形成され、該電線姿勢制御壁は、前記外壁の下端側から前記外壁の上端よりも上まで延びていることを特徴とする電気接続箱である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電線姿勢制御壁によって、電線の姿勢を安定させることができ、かつ、前記電線の配索経路から電気接続箱内部への水の浸入を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態にかかる電気接続箱の斜視図である。
図1の電気接続箱のアッパカバーを外した状態を示す斜視図である。
図1中のA-A線に沿った断面図である。
図1中のB-B線に沿った断面図である。
従来の電気接続箱の斜視図である。
図5の電気接続箱における水の浸入経路を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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