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公開番号2024044804
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150554
出願日2022-09-21
発明の名称電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】フレームにコネクタ仮保持部が設けられた電気接続箱の大型化を抑制する。
【解決手段】電気接続箱1のフレーム2には、パワーインテグレーションを収容する第1の収容部21と、樹脂ブロック6を収容する第2の収容部22と、パワーインテグレーションが第1の収容部21に収容される前にコネクタ7を仮保持するコネクタ仮保持部23と、が設けられている。パワーインテグレーションは、自動車組立工場にて後付けされる。コネクタ7は、ワイヤハーネスの電線群の端末に取り付けられたものであり(電線群の図示は省略している)、パワーインテグレーションの底面に嵌合される。第1の収容部21と第2の収容部22とは隣接配置されている。コネクタ仮保持部23は、第2の収容部22の上の空間から第1の収容部21にかけて設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1の部品と、該第1の部品に接続されるコネクタと、第2の部品と、フレームと、を備え、
前記フレームに、前記第1の部品を収容する第1の収容部と、前記第2の部品を収容する第2の収容部と、前記第1の部品が前記第1の収容部に収容される前に前記コネクタを仮保持するコネクタ仮保持部と、が設けられ、
前記第1の収容部と前記第2の収容部とが隣接配置され、
前記コネクタ仮保持部が、前記第2の収容部の上の空間から前記第1の収容部にかけて設けられている
ことを特徴とする電気接続箱。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記第2の収容部が、前記第2の部品に係止する第2の部品ロックを備え、
前記コネクタ仮保持部が、前記コネクタに仮係止するコネクタロックを備え、
前記第2の収容部側から前記第1の収容部側に向かって見ると前記第2の部品ロックの上に前記コネクタロックが配置されており、上から見ると前記コネクタロックが前記第2の部品ロックよりも前記第1の収容部から離れた位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記第2の部品が、複数の電子部品が装着される樹脂ブロックであり、
前記樹脂ブロックが前記第2の収容部に収容されかつ前記コネクタが前記コネクタ仮保持部に仮保持された状態で、
前記樹脂ブロックにおける前記第2の部品ロックに係止したロック受け部が前記コネクタの下に配置され、前記樹脂ブロックに装着された電子部品が前記コネクタと隣接配置されている
ことを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車に搭載されて電源側から負荷側に電源分配を行う電気接続箱が知られている。電気接続箱は様々な構造のものがあるが、例えば、樹脂製フレームの上面側にリレー、ヒューズ、パワーインテグレーション等の複数の電子部品が装着され、フレームの下面側にバスバ、電線、コネクタ等が装着されたものがある。
【0003】
上述した各種部品をフレームに装着する作業は主に電気接続箱の製造工場で行われているが、幾つかの部品が自動車組立工場にて後付けされる場合もある。例えばパワーインテグレーションが自動車組立工場にてフレームに装着されることがある。この場合、パワーインテグレーションに接続されるワイヤハーネスのコネクタが、フレームの上面側に設けられた仮保持部に仮保持された状態で自動車組立工場に搬送されていた(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-201292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した従来品においては、ワイヤハーネスのコネクタがフレームの上面側に仮保持された状態で自動車組立工場に搬送されるので、自動車組立工場でのパワーインテグレーションとコネクタとの接続作業を容易に行うことができる。しかしながら、この従来品においては、フレームにコネクタの仮保持部を設けることで、電気接続箱が大型化してしまうという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、フレームにコネクタ仮保持部が設けられた電気接続箱の大型化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、フレームと、前記フレームの上面に取り付けられるアッパカバーと、前記フレームの外壁外面に沿わされて前記フレームと前記アッパカバーとの間を通され、その端末が前記フレームの上面に固定される電線と、を備え、前記フレームの外壁に、上下方向に延びて前記電線に沿う電線姿勢制御壁が形成され、該電線姿勢制御壁は、前記外壁の下端側から前記外壁の上端よりも上まで延びていることを特徴とする電気接続箱である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、フレームにコネクタ仮保持部が設けられた電気接続箱の大型化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる電気接続箱の斜視図である。
図1の電気接続箱において、パワーインテグレーションが第1の収容部に収容される前に、コネクタ仮保持部にコネクタが仮保持された状態を示す斜視図である。
図2の電気接続箱において、樹脂ブロックを外した状態を示す斜視図である。
図3のフレームのみを示す斜視図である。
図2の電気接続箱を別の角度からみた斜視図である。
図5中のA-A線に沿った断面図である。
図4のフレームを別の角度からみた斜視図である。
図7のフレームを別の角度からみた斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態にかかる「電気接続箱」について、図1~8を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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