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公開番号2024054496
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160741
出願日2022-10-05
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/512 20060101AFI20240410BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】組み立て作業性を向上させることが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、ハウジングHSと、ハウジングに収容された第1板状部10fと、ハウジングから露出した機器接続部10cと、を有するバスバー10と、電気接続部21を有し、ハウジングに収容された端子20と、を備え、第1板状部は、バスバー貫通孔12を有し、電気接続部は、端子貫通孔25を有し、第1板状部又は電気接続部の一方の主面には、突出部11が形成されており、第1板状部又は電気接続部の他方の端部には、凹形状の切欠部が形成されており、第1板状部と電気接続部とは、バスバー貫通孔と端子貫通孔とが連通する位置関係にある状態で、突出部が、切欠部内に収容されて切欠部の内周面に当接した状態となり、バスバー貫通孔と端子貫通孔とに挿通されたボルトによって締結されていることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに収容された平板状の第1板状部と、前記ハウジングから露出し、相手方機器と電気的に接続される機器接続部と、を有するバスバーと、
平板状の電気接続部と、電線の末端に取り付けられた電線接続部とを有し、前記ハウジングに収容された端子と、
を備え、
前記第1板状部は、前記第1板状部を貫通するバスバー貫通孔を有し、
前記電気接続部は、前記電気接続部を貫通する端子貫通孔を有し、
前記第1板状部又は前記電気接続部の一方の主面には、突出部が形成されており、
前記第1板状部又は前記電気接続部の他方の端部には、凹形状の切欠部が形成されており、
前記第1板状部と前記電気接続部とは、前記バスバー貫通孔と前記端子貫通孔とが連通する位置関係にある状態で、前記突出部が、前記切欠部内に収容されて前記切欠部の内周面に当接した状態となり、前記バスバー貫通孔と前記端子貫通孔とに挿通されたボルトによって締結されている
ことを特徴とするコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ハウジングの内部において、バスバーと端子とがボルトによって締結されているコネクタがある。このようなコネクタの場合、コネクタを組み立てる工程において、治具によってバスバーと端子との位置決めや端子の回り止めをした状態で、バスバーと端子とをボルトによって締結する。例えば、特許文献1には、シールドコネクタにおいて、バスバーのボルト孔と平板端子のボルト孔とが連通するように平板状のバスバーと平板端子とを重ねた状態で、それぞれのボルト孔にボルトを挿通させて共締めすることで、バスバーと平板端子とを連結させる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-317821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような平板状のバスバーと平板端子とを連結する作業においては、バスバーに対する平板端子の位置決めやバスバーに対する平板端子の回転を規制するために治具が用いられる。バスバーと平板端子とを連結する作業において、平板状のバスバーと平板端子とを固定するために治具が必要となることから、部品の製造工数が嵩み、製造コストが高騰する。そのため、コネクタの組み立て作業性を向上させることが望まれている。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、組み立て作業性を向上させることが可能なコネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のコネクタは、ハウジングと、前記ハウジングに収容された平板状の第1板状部と、前記ハウジングから露出し、相手方機器と電気的に接続される機器接続部と、を有するバスバーと、平板状の電気接続部と、電線の末端に取り付けられた電線接続部とを有し、前記ハウジングに収容された端子と、を備え、前記第1板状部は、前記第1板状部を貫通するバスバー貫通孔を有し、前記電気接続部は、前記電気接続部を貫通する端子貫通孔を有し、前記第1板状部又は前記電気接続部の一方の主面には、突出部が形成されており、前記第1板状部又は前記電気接続部の他方の端部には、凹形状の切欠部が形成されており、前記第1板状部と前記電気接続部とは、前記バスバー貫通孔と前記端子貫通孔とが連通する位置関係にある状態で、前記突出部が、前記切欠部内に収容されて前記切欠部の内周面に当接した状態となり、前記バスバー貫通孔と前記端子貫通孔とに挿通されたボルトによって締結されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタは、組み立て作業性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
図2は、実施形態のバスバーを示す斜視図である。
図3は、実施形態の端子を示す斜視図である。
図4は、実施形態におけるバスバーと端子との固定構造を示す上面図である。
図5は、実施形態におけるバスバーの第1板状部を示す斜視図である。
図6は、実施形態におけるバスバーと端子との固定構造を示す斜視図である。
図7は、実施形態の第1板状部の裏面を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図7を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、コネクタに関する。図1は、実施形態に係るコネクタを示す斜視図、図2は、実施形態のバスバーを示す斜視図、図3は、実施形態の端子を示す斜視図、図4は、実施形態におけるバスバーと端子との固定構造を示す上面図、図5は、実施形態におけるバスバーの第1板状部を示す斜視図、図6は、実施形態におけるバスバーと端子との固定構造を示す斜視図、図7は、実施形態の第1板状部の裏面を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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