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公開番号2024024216
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022126886
出願日2022-08-09
発明の名称液晶表示装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人
主分類G09G 3/36 20060101AFI20240215BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】アナログランプ波形をサンプリングする際に発生するサンプリングノイズを低減させることができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】表示部6には、複数本の列データ線D1~Dxと複数本の行走査線G1~Gyとの各交差部に液晶画素62を含む画素回路60が設けられている。水平走査回路4は、表示部6に表示するビデオデータVDATAの各水平ラインを構成する各画素の階調に対応する階調駆動電圧を列データ線D1~Dxに印加する。垂直走査回路5は、各水平ラインを構成する各画素の画素回路60に階調駆動電圧を印加するために行走査線G1~Gyに順に行選択信号を印加する。デジタル信号処理部3は、ビデオデータVDATAの各水平ラインを構成する各画素の階調に対して、固定値の加算と減算とを水平方向に交互に繰り返すことにより補正ビデオデータSDATAを生成して水平走査回路4に供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数本の列データ線と複数本の行走査線との各交差部に液晶画素を含む画素回路が設けられている表示部と、
前記表示部に表示するビデオデータの各水平ラインを構成する各画素の階調に対応する階調駆動電圧を前記複数本の列データ線に印加する水平走査回路と、
前記各水平ラインを構成する各画素の前記画素回路に前記階調駆動電圧を印加するために、前記複数本の行走査線に順に行選択信号を印加する垂直走査回路と、
前記ビデオデータの前記各水平ラインを構成する各画素の階調に対して、固定値の加算と減算とを水平方向に交互に繰り返すことにより補正ビデオデータを生成して、前記水平走査回路に供給するデジタル信号処理部と、
を備える液晶表示装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記デジタル信号処理部は、前記ビデオデータの水平方向の同一の位置に位置する垂直方向の各画素の階調に対して、前記固定値の加算と減算とを垂直方向に交互に繰り返すことにより補正ビデオデータを生成して、前記水平走査回路に供給する請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記デジタル信号処理部は、前記ビデオデータの水平方向及び垂直方向の同一の位置に位置する複数のフレームの各画素の階調に対して、前記固定値の加算と減算とをフレーム方向に交互に繰り返すことにより補正ビデオデータを生成して、前記水平走査回路に供給する請求項1または2に記載の液晶表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、水平ラインの各画素データとカウンタによるカウント値とを比較し、両者が一致したタイミングでアナログランプ波形をサンプリングしたアナログ電圧によって各液晶画素を駆動する液晶表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-102306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の液晶表示装置において、アナログランプ波形をサンプリングする際にサンプリングノイズが発生することがある。特に、1水平ラインの全ての画素が同じ階調である場合のように、同じ階調を有する水平方向に連続する画素数が多いほど、大きなサンプリングノイズが発生する。
【0005】
本発明は、各液晶画素を駆動するためのアナログ電圧を生成するようアナログランプ波形をサンプリングする際に発生するサンプリングノイズを低減させることができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、複数本の列データ線と複数本の行走査線との各交差部に液晶画素を含む画素回路が設けられている表示部と、前記表示部に表示するビデオデータの各水平ラインを構成する各画素の階調に対応する階調駆動電圧を前記複数本の列データ線に印加する水平走査回路と、前記各水平ラインを構成する各画素の前記画素回路に前記階調駆動電圧を印加するために、前記複数本の行走査線に順に行選択信号を印加する垂直走査回路と、前記ビデオデータの前記各水平ラインを構成する各画素の階調に対して、固定値の加算と減算とを水平方向に交互に繰り返すことにより補正ビデオデータを生成して、前記水平走査回路に供給するデジタル信号処理部とを備える液晶表示装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の液晶表示装置によれば、各液晶画素を駆動するためのアナログ電圧を生成するようアナログランプ波形をサンプリングする際に発生するサンプリングノイズを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す図である。
一実施形態に係る液晶表示装置の動作を説明するためのタイミング図である。
図1におけるアナログ信号発生回路2の具体的な構成例を示すブロック図である。
図1におけるデジタル信号処理部3の具体的な構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る液晶表示装置に入力されるビデオデータの2フレームの階調を部分的に示す図である。
図1におけるデジタル信号処理部3によって補正された補正ビデオデータの2フレームの階調を部分的に示す図である。
一実施形態に係る液晶表示装置が図5Bに示す補正ビデオデータを表示するときに発生するサンプリングノイズを示す図である。
一実施形態に係る液晶表示装置が図5Aに示すビデオデータを表示するときに発生するサンプリングノイズを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態に係る液晶表示装置について、添付図面を参照して説明する。図1に示すように、一実施形態に係る液晶表示装置100は、タイミング発生回路1、アナログ信号発生回路2、デジタル信号処理部3、水平走査回路4、垂直走査回路5、表示部6を備える。水平走査回路4は、シフトレジスタ41、ラッチ回路42、コンパレータ回路441~44x、選択回路451~45xを有する。
【0010】
水平走査回路4は、表示部6の列データ線D1~Dxに接続されている。任意の列データ線D1~Dxを列データ線Dと称することとする。垂直走査回路5は、表示部6の行走査線G1~Gyに接続されている。任意の行走査線G1~Gyを行走査線Gと称することとする。
(【0011】以降は省略されています)

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