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公開番号2024003468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-15
出願番号2022102643
出願日2022-06-27
発明の名称送り込みローラ及び粉砕機
出願人アグリテクノサーチ株式会社
代理人弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類B27L 11/00 20060101AFI20240105BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】被粉砕物をカッターへ向けて搬送するとともに、被粉砕物に傷を付けることができる送り込みローラを提供する。
【解決手段】送り込みローラ3は、カッター4により切断される被粉砕物を、カッター4へ向けて搬送するローラである。送り込みローラ3は、第1ローラ31と、第1ローラ31と間隔を有して対向して配置される第2ローラ32とを備える。第2ローラ32は、第1送りローラ324を有する。第1送りローラ324は、周方向に沿って配置され外周から径方向外側へ突出する複数の第1突起33を有する。第1突起33は、第2ローラ32の回転方向下流側端に、90°以下の角部334を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
カッターにより切断される被粉砕物を、前記カッターへ向けて搬送する送り込みローラであって、
第1ローラと、前記第1ローラと間隔を有して対向して配置される第2ローラとを備え、
前記第2ローラは、周方向に沿って配置され外周から径方向外側へ突出する複数の突起を有し、
前記突起は、前記第2ローラの回転方向下流側端に、90°以下の角部を有する、
ことを特徴とする送り込みローラ。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記角部は、前記第2ローラの回転軸方向に断続的に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の送り込みローラ。
【請求項3】
前記第2ローラは、前記突起を有する送りローラと、スペーサとを有し、
前記第2ローラの回転軸方向に前記送りローラと前記スペーサとが交互に積層される、
ことを特徴とする請求項2に記載の送り込みローラ。
【請求項4】
前記送りローラは、前記突起としての第1突起を有する第1送りローラと、前記第1突起よりも突出量が小さい前記突起としての第2突起を有する第2送りローラとを有し、
前記第2ローラの回転軸方向において、前記第2送りローラ、前記第1送りローラ、前記第2送りローラ、前記スペーサの順で積層される、
ことを特徴とする請求項3に記載の送り込みローラ。
【請求項5】
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の送り込みローラと、
前記被粉砕物を切断するカッターと、
前記被粉砕物の搬送方向において、前記送り込みローラと前記カッターとの間に配置され、先端が前記第1ローラと前記第2ローラとの間に位置する爪とを備え、
前記爪は、先端が基端よりも前記カッター側に位置し、前記搬送方向に対して傾斜した姿勢で配置される、
ことを特徴とする粉砕機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送り込みローラ及び粉砕機に関する。
続きを表示(約 950 文字)【背景技術】
【0002】
農業や家庭菜園などで発生した枝葉、剪定枝を減容・減量させる粉砕機は、上下のローラが回転する隙間に被粉砕物を入れて送り込み、回転刃(カッター)で切断する構造が一般的である(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-289453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
資源循環サイクルの実現のため、農業や家庭菜園などで発生した残渣を堆肥にし、農地へ還元する取り組みがなされている。例えば、粉砕機で切断した残渣を生ゴミ処理機で堆肥にする場合、粉砕機のカット長がおよそ20~50mmということもあり、乾燥や発酵に長時間を要するという問題がある。そのため、より乾燥や発酵が早く進む時短策が求められている。
【0005】
そこで本発明は、被粉砕物をカッターへ向けて搬送するとともに、被粉砕物に傷を付けることができる送り込みローラを提供することを目的とする。また、その送り込みローラを備えた粉砕機を提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する送り込みローラ及び粉砕機は、以下の特徴を有する。
【0007】
即ち、送り込みローラは、カッターにより切断される被粉砕物を、前記カッターへ向けて搬送する送り込みローラであって、第1ローラと、前記第1ローラと間隔を有して対向して配置される第2ローラとを備え、前記第2ローラは、周方向に配置され外周から径方向外側へ突出する突起を有し、前記突起は、前記第2ローラの回転方向下流側端に、90°以下の角部を有する。
【0008】
これにより、送り込みローラは、被粉砕物をカッターへ向けて搬送するとともに、角部で被粉砕物の表面に傷を付けることができる。
【0009】
また、前記角部は、前記第2ローラの回転軸方向に断続的に配置される。
【0010】
これにより、被粉砕物の様々な位置に傷を付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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