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公開番号2023151724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-16
出願番号2022061493
出願日2022-04-01
発明の名称乾燥装置
出願人株式会社フジタ
代理人個人,個人,個人
主分類F26B 3/06 20060101AFI20231005BHJP(乾燥)
要約【課題】乾燥対象物を効率良く乾燥させることができる技術を提供する。
【解決手段】乾燥装置100は、複数のチップ(木質チップ)を含むチップ群200(乾燥対象物)を乾燥させる装置である。乾燥装置100は、供給管10(供給部)と、吸気管20(吸気部)と、を備えている。乾燥装置100は、チップ群200が貯蔵されるチップ貯蔵庫300に、供給管10及び吸気管20を設置して使用する。供給管10は、チップ群200の内部に配置され、気体を供給する管である。吸気管20は、チップ群200の内部に配置され、供給管10により供給された気体を吸気する管である。供給管10及び吸気管20は、チップ群200の内部で垂直方向に延びて配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
乾燥対象物を乾燥させる乾燥装置であって、
前記乾燥対象物の内部に配置され、気体又は熱を供給する供給部と、
前記乾燥対象物の内部に配置され、前記供給部により供給された気体又は前記供給部により供給された熱によって発生した気体を吸気する吸気部と、
を備える乾燥装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
請求項1に記載の乾燥装置において、
前記供給部及び前記吸気部は、前記乾燥対象物の内部で垂直方向、水平方向又は斜め方向に延びて配置されていることを特徴とする乾燥装置。
【請求項3】
請求項1に記載の乾燥装置において、
前記供給部及び前記吸気部は、前記乾燥対象物の内部で格子状に配置されていることを特徴とする乾燥装置。
【請求項4】
請求項1に記載の乾燥装置において、
前記供給部及び前記吸気部は、それぞれ複数あり、前記乾燥対象物の内部で交互に配置されていることを特徴とする乾燥装置。
【請求項5】
請求項4に記載の乾燥装置において、
複数の前記供給部と複数の前記吸気部とを支持する支持部を備えることを特徴とする乾燥装置。
【請求項6】
請求項4に記載の乾燥装置において、
前記供給部を駆動する1つの第1駆動部と、
前記吸気部を駆動する1つの第2駆動部と、
前記第1駆動部と複数の前記供給部とを接続する1つの第1接続部と、
前記第2駆動部と複数の前記吸気部とを接続する1つの第2接続部と、
を備えることを特徴とする乾燥装置。
【請求項7】
請求項1に記載の乾燥装置において、
前記供給部は、気体を供給する複数の供給口を備え、
前記吸気部は、気体を吸気する複数の吸気口を備えることを特徴とする乾燥装置。
【請求項8】
請求項7に記載の乾燥装置において、
前記乾燥対象物は、複数のチップを含むチップ群であり、
前記供給口及び前記吸気口の大きさは、前記チップの大きさよりも小さいことを特徴とする乾燥装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
バイオマス発電等の燃料として木質チップは広く利用されており、木質チップを燃料として利用する際には木質チップをいかに効率的に乾燥させるかということが重要であり、木質チップの乾燥効率は、発電事業の成立に影響を与える。
そして、木質チップを乾燥させる技術として、コンテナの底部から送風してコンテナ内のチップを乾燥させる木質チップの乾燥装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-030033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術としては、上記のような文献が存在しているが、乾燥対象物を効率良く乾燥させたいという要望がある。
【0005】
そこで、本発明は、乾燥対象物を効率良く乾燥させることができる技術の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するため以下の解決手段を採用する。なお、以下の解決手段及び括弧書中の文言はあくまで例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。また、本発明は、以下の解決手段に示す各発明特定事項を少なくとも1つ含む発明とすることができる。さらに、以下の解決手段に示す各発明特定事項には、発明特定事項を限定する要素を追加して下位概念化することができ、発明特定事項を限定する要素を削除して上位概念化することもできる。
【0007】
解決手段1:本解決手段の乾燥装置は、乾燥対象物を乾燥させる乾燥装置であって、前記乾燥対象物の内部に配置され、気体又は熱を供給する供給部と、前記乾燥対象物の内部に配置され、前記供給部により供給された気体又は前記供給部により供給された熱によって発生した気体を吸気する吸気部と、を備える乾燥装置である。
【0008】
本解決手段の乾燥装置は、以下の構成を備えている。
(1)乾燥対象物を乾燥させる乾燥装置である。
(2)乾燥対象物の内部に配置され、気体又は熱を供給する供給部を備えている。
(3)乾燥対象物の内部に配置され、供給部により供給された気体又は供給部により供給された熱によって発生した気体を吸気する吸気部を備えている。
【0009】
本解決手段によれば、乾燥対象物の内部に気体又は熱を供給し、乾燥対象物の内部から気体を吸気するため、供給部や吸気部が乾燥対象物の外部に配置されている方式と比較して、乾燥対象物の乾燥時間が短縮され乾燥効率を向上させることができる。
【0010】
また、本解決手段によれば、乾燥対象物の貯蔵庫に供給部や吸気部を設置することができるため、乾燥設備の導入コストを抑えつつ、乾燥設備の設置スペースも削減することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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