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公開番号
2024012976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-01-31
出願番号
2022114852
出願日
2022-07-19
発明の名称
乾燥装置
出願人
フルタ電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F26B
21/00 20060101AFI20240124BHJP(乾燥)
要約
【課題】乾燥ムラの抑制効果を向上させることができる乾燥装置を提供する。
【解決手段】乾燥装置1は、乾燥室10と、上端部に第1通気口12b、下端部に第2通気口12c、第1通気口12b・第2通気口12c間に第1空気孔12aが形成された第1側壁12と、上端部に第3通気口13b、下端部に第4通気口13c、第3通気口13b・第4通気口13c間に第2空気孔13aが形成された第2側壁13と、第1から第4通気口12b、12c、13b、13cを開閉する開閉扉20と、第1・第2空気孔12a、13aを閉塞する閉塞位置と非閉塞位置とを移動する閉塞部材30と、開閉扉の開閉と閉塞部材30の移動を制御し、第2通気口から第3通気口へ空気が流れる上吹き流路、第1空気孔から第2空気孔へ空気が流れる横吹き流路、第1通気口から第4通気口へ空気が流れる下吹き流路を切り替える制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
室内に供給される空気によって乾燥する乾燥対象物を収納する乾燥室と、
上端部に空気が流れる第1通気口が形成され、下端部に前記空気が流れる第2通気口が形成され、前記第1通気口と前記第2通気口の間に前記空気が流れる第1空気孔が形成され、前記乾燥室を構成する第1側壁と、
上端部に前記空気が流れる第3通気口が形成され、下端部に前記空気が流れる第4通気口が形成され、前記第3通気口と前記第4通気口の間に前記空気が流れる第2空気孔が形成され、前記第1側壁と共に前記乾燥室を構成する第2側壁と、
前記第1通気口、前記第2通気口、前記第3通気口、及び、前記第4通気口をそれぞれ開閉する複数の開閉扉と、
前記第1空気孔及び前記第2空気孔をそれぞれ閉塞する閉塞位置と、閉塞しない非閉塞位置とを移動する閉塞部材と、
複数の前記開閉扉の開閉、及び、前記閉塞部材の移動を制御し、前記第2通気口から前記第3通気口へと前記空気が流れる上吹き流路と、前記第1空気孔から前記第2空気孔へと前記空気が流れる横吹き流路と、前記第1通気口から前記第4通気口へと前記空気が流れる下吹き流路と、を切り替える制御部と、
を備える、乾燥装置。
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【請求項2】
前記制御部は、
モーターにより回転する軸体と、
前記軸体の回転と、前記開閉扉の開閉と、を連動させる第1連動部材と、
前記軸体の回転と、前記閉塞部材の移動と、を連動させる第2連動部材と、を備える、請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
前記第1連動部材は、前記軸体の回転に伴って、前記開閉扉を開閉させるアームである、請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項4】
前記第2連動部材は、前記軸体の回転に伴って、前記閉塞部材を前記閉塞位置と前記非閉塞位置との間を移動させるワイヤーである、請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項5】
前記閉塞部材は、前記第1側壁の壁面に対向する板面を有する第1多孔プレートと、前記第2側壁の壁面に対向する板面を有する第2多孔プレートと、を含み、
前記第1多孔プレートには、前記非閉塞位置において前記第1空気孔と連通可能な第1孔が形成され、
前記第2多孔プレートには、前記非閉塞位置において前記第2空気孔と連通可能な第2孔が形成され、
前記第1多孔プレートが前記閉塞位置にスライド移動することで、前記第1空気孔と前記第1孔との位置がずれて前記第1空気孔が閉塞され、
前記第2多孔プレートが前記閉塞位置にスライド移動することで、前記第2空気孔と前記第2孔との位置がずれて前記第2空気孔が閉塞される、請求項1から4のいずれか一項に記載の乾燥装置。
【請求項6】
前記制御部が、モーターにより回転する軸体を備え、
前記開閉扉は、前記第1通気口を開閉する第1開閉扉と、前記第2通気口を開閉する第2開閉扉と、前記第3通気口を開閉する第3開閉扉と、前記第4通気口を開閉する第4開閉扉と、を含み、
前記軸体が、前記開閉扉が閉じた初期位置から、第1位置または第2位置へと回転し、
前記軸体が前記初期位置から前記第1位置へと回転したとき、前記第2開閉扉及び前記第3開閉扉が開き、前記第1多孔プレート及び前記第2多孔プレートが移動して、前記第1空気孔及び前記第2空気孔をそれぞれ閉塞し、前記上吹き流路が形成され、
前記軸体が前記初期位置から前記第2位置へと回転したとき、前記第1開閉扉及び前記第4開閉扉が開き、前記第1多孔プレート及び前記第2多孔プレートが移動して、前記第1空気孔及び前記第2空気孔をそれぞれ閉塞し、前記下吹き流路が形成される、請求項5に記載の乾燥装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、乾燥室内を通過する横向きの風の風向を反転することができる乾燥装置が開示されている。特許文献1に開示された乾燥装置においては、乾燥室内を通過する空気の風向を2方向に切り替え、乾燥室内の乾燥対象物の乾燥ムラを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-327698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された乾燥装置においては、乾燥室内を通過する空気の風向を2方向に切り替えることで、乾燥機内において空気が流れる2つの流路が形成される。しかしながら、特許文献1に開示された乾燥装置では、乾燥ムラが残るおそれがある。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、乾燥ムラの抑制効果を向上させることができる乾燥装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る乾燥装置は、
室内に供給される空気によって乾燥する乾燥対象物を収納する乾燥室と、
上端部に空気が流れる第1通気口が形成され、下端部に前記空気が流れる第2通気口が形成され、前記第1通気口と前記第2通気口の間に前記空気が流れる第1空気孔が形成され、前記乾燥室を構成する第1側壁と、
上端部に前記空気が流れる第3通気口が形成され、下端部に前記空気が流れる第4通気口が形成され、前記第3通気口と前記第4通気口の間に前記空気が流れる第2空気孔が形成され、前記第1側壁と共に前記乾燥室を構成する第2側壁と、
前記第1通気口、前記第2通気口、前記第3通気口、及び、前記第4通気口をそれぞれ開閉する複数の開閉扉と、
前記第1空気孔及び前記第2空気孔をそれぞれ閉塞する閉塞位置と、閉塞しない非閉塞位置とを移動する閉塞部材と、
複数の前記開閉扉の開閉、及び、前記閉塞部材の移動を制御し、前記第2通気口から前記第3通気口へと前記空気が流れる上吹き流路と、前記第1空気孔から前記第2空気孔へと前記空気が流れる横吹き流路と、前記第1通気口から前記第4通気口へと前記空気が流れる下吹き流路と、を切り替える制御部と、
を備える。
【0007】
前記制御部は、
モーターにより回転する軸体と、
前記軸体の回転と、前記開閉扉の開閉と、を連動させる第1連動部材と、
前記軸体の回転と、前記閉塞部材の移動と、を連動させる第2連動部材と、を備えてもよい。
【0008】
前記第1連動部材は、前記軸体の回転に伴って、前記開閉扉を開閉させるアームであってもよい。
【0009】
前記第2連動部材は、前記軸体の回転に伴って、前記閉塞部材を前記閉塞位置と前記非閉塞位置との間を移動させるワイヤーであってもよい。
【0010】
前記閉塞部材は、前記第1側壁の壁面に対向する板面を有する第1多孔プレートと、前記第2側壁の壁面に対向する板面を有する第2多孔プレートと、を含み、
前記第1多孔プレートには、前記非閉塞位置において前記第1空気孔と連通可能な第1孔が形成され、
前記第2多孔プレートには、前記非閉塞位置において前記第2空気孔と連通可能な第2孔が形成され、
前記第1多孔プレートが前記閉塞位置にスライド移動することで、前記第1空気孔と前記第1孔との位置がずれて前記第1空気孔が閉塞され、
前記第2多孔プレートが前記閉塞位置にスライド移動することで、前記第2空気孔と前記第2孔との位置がずれて前記第2空気孔が閉塞されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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