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公開番号
2025178063
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024187059
出願日
2024-10-24
発明の名称
支持装置
出願人
川湖科技股分有限公司
,
川益科技股ふん有限公司
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
A47B
88/473 20170101AFI20251128BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】相互に対して変位した2つのスライドレールの相対変位速度を、減少させる支持装置を提供する。
【解決手段】支持装置20は、2つのスライドレール52,56と、第1所定特徴部58と、第2所定特徴部60とを備えている。2つのスライドレールは、相互に対して変位可能である。第1所定特徴部は、2つのスライドレールのうちの1つに配置されている。第2所定特徴部は、2つのスライドレールのうちの別の1つに配置されている。2つのスライドレールのうちの1つが所定方向D1に変位した場合に、所定方向への2つのスライドレールのうちの1つの変位速度を減少させるために、第1所定特徴部と第2所定特徴部とは相互に突き当たる。支持装置はさらに、相互に対して変位可能である第1ブラケット22と第2ブラケット24とを備えている。2つのスライドレールは、第1ブラケットに配置されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1レールと、
前記第1レールに対して長手方向に変位可能である第2レールと、
前記第1レールと前記第2レールとの間に移動可能に取り付けられている第3レールと、
前記第1レールと前記第3レールとのうちの1つに配置されている第1所定特徴部と、
前記第1レールと前記第3レールとのうちの別の1つに配置されている第2所定特徴部とを備え、
前記第2レールと前記第3レールとが、前記第1レールに対して所定方向に変位した場合に、前記第1レールに対する前記所定方向への前記第3レールと前記第2レールとのうちの1つの変位速度を減少させるために、前記第1所定特徴部と前記第2所定特徴部とは相互に突き当たる、
支持装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第2レールと前記第3レールとが、前記第1レールに対して、前記所定方向とは反対の別の所定方向に変位した場合に、前記第1レールに対する前記別の所定方向への前記第3レールと前記第2レールとのうちの1つの変位速度を減少させるために、前記第1所定特徴部と前記第2所定特徴部とは相互に突き当たる、請求項1記載の支持装置。
【請求項3】
さらに、第1ブラケットと、前記第1ブラケットに対して前記長手方向に変位可能である第2ブラケットとを備え、前記第1ブラケットは、第1サイドと、前記第1サイドとは反対側の第2サイドとを含み、
前記第2ブラケットは、前記第1ブラケットの前記第1サイドに伸縮する方式で接続され、前記第1レールと、前記第2レールと、前記第3レールとは、前記第1ブラケットの前記第2サイドに配置されている、請求項1記載の支持装置。
【請求項4】
さらに、前記第1ブラケットに配置されている少なくとも1つの第1通気孔構造と、前記第2ブラケットに配置されている少なくとも1つの第2通気孔構造とを備え、
前記第2ブラケットが前記第1ブラケットに対して所定位置にある場合に、少なくとも1つの前記第1通気孔構造は、少なくとも1つの前記第2通気孔構造に対応する位置にあり、
前記第1ブラケットはさらに、第1壁と、第2壁と、前記第1壁と前記第2壁との間に接続されている側壁とを含み、
少なくとも1つの前記第1通気孔構造は、第1部分と第2部分とを含み、少なくとも1つの前記第1通気孔構造の前記第1部分は、前記第1ブラケットの前記第1壁に配置され、少なくとも1つの前記第1通気孔構造の前記第2部分は、前記第1ブラケットの前記側壁に配置され、少なくとも1つの前記第1通気孔構造の前記第1部分と前記第2部分とは、相互に連通する、請求項3記載の支持装置。
【請求項5】
少なくとも1つの前記第1通気孔構造は、複数の第1通気孔構造を含み、複数の前記第1通気孔構造は、前記長手方向に間隔をおいて配列されている、請求項4記載の支持装置。
【請求項6】
支持装置は、第1ポストと第2ポストとを含むラックに適合され、前記第1ブラケットは、前記第1ポストに取り付けられるように構成され、前記第2ブラケットは、前記第2ポストに取り付けられるように構成されている、請求項3記載の支持装置。
【請求項7】
さらに、前記第1ブラケットに配置されている少なくとも1つの第1通気孔構造と、前記第2ブラケットに配置されている少なくとも1つの第2通気孔構造とを備え、
前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとが、それぞれ前記第1ポストと前記第2ポストとに取り付けられた場合に、前記第1レールに対して後退位置にある前記第2レールによって支持された電子機器の所定部分から発生した熱を放熱するために、少なくとも1つの前記第1通気孔構造と少なくとも1つの前記第2通気孔構造とは、相互に連通され、
前記第1ブラケットは、第1壁と、第2壁と、前記第1壁と前記第2壁との間に接続されている側壁とをさらに含み、
少なくとも1つの前記第1通気孔構造は、第1部分と第2部分とを含み、少なくとも1つの前記第1通気孔構造の前記第1部分は、前記第1ブラケットの前記第1壁に配置され、少なくとも1つの前記第1通気孔構造の前記第2部分は、前記第1ブラケットの前記側壁に配置され、
少なくとも1つの前記第1通気孔構造の前記第1部分と前記第2部分とは、相互に連通する、請求項6記載の支持装置。
【請求項8】
少なくとも1つの前記第1通気孔構造は、複数の第1通気孔構造を含み、複数の前記第1通気孔構造は、前記長手方向に間隔をおいて配列されている、請求項7記載の支持装置。
【請求項9】
少なくとも1つの前記第2通気孔構造と少なくとも1つの前記第1通気孔構造とは、同一の構造を有する、請求項4又は5又は7又は8記載の支持装置。
【請求項10】
前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとは、異なる長手方向長さを有する、請求項3ないし8のいずれか1項に記載の支持装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の(特徴項に先立つ)プレアンブルに係る支持装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
中華人民共和国実用新案第219331097U号(特許文献1)は、転動ボールスライドレールを開示している。転動ボールスライドレールは、外レールと、内レールと、中間レールと、規制機構とを備えている。中間レールは、外レールと内レールとの間に配置されている。規制機構は、外レールと中間レールとの間、また中間レールと内レールとの間に配置されている。その上、転動ボールスライドレールはさらに、第1ブロッキング機構と第2ブロッキング機構とを備えている。第1ブロッキング機構は、外レールと中間レールとの間に配置され、中間レールのために緩衝効果と反発防止効果とを与える。第2ブロッキング機構は、中間レールと内レールとの間に配置され、内レールのために緩衝効果と反発防止効果とを与える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中華人民共和国実用新案第219331097U号
【発明の概要】
【0004】
そこで、本発明は、2つのスライドレールのうちの1つが、別の1つに対して所定距離だけ変位した場合に、2つのスライドレールの相対変位速度を減少させることができる支持装置を提供することを目的とする。
【0005】
これは、請求項1に記載の支持装置によって達成される。従属請求項は、対応する一層の発展及び改良に関する。
【0006】
以下の詳細な説明から一層明確に分かるように、請求項に記載した支持装置は、
第1レールと、
第1レールに対して長手方向に変位可能である第2レールと、
第1レールと第2レールとの間に移動可能に取り付けられている第3レールと、
第1レールと第3レールとのうちの1つに配置されている第1所定特徴部と、
第1レールと第3レールとのうちの別の1つに配置されている第2所定特徴部とを備え、
第2レールと第3レールとが、第1レールに対して所定方向に変位した場合に、第1レールに対する所定方向への第3レールと第2レールとのうちの1つの変位速度を減少させるために、第1所定特徴部と第2所定特徴部とは相互に突き当たる。
【0007】
背景技術とは対照的に、本発明の支持装置は、少なくとも1つの第1通気孔構造を特徴とし、少なくとも1つの第1通気孔構造は、第1ブラケットの第1壁に配置されている第1部分と、第1ブラケットの側壁に配置されている第2部分とを含む。従って、本発明の支持装置は、向上した放熱効率を有する。
【0008】
様々な図及び図面に示された好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明を読んだ後には、本発明のこれらの目的及び他の目的は、当業者に疑いなく明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
以下では、本発明を、下記の添付の図面を参照しながら、例としてさらに説明する。
【0010】
本発明の実施形態に係る支持装置の第1視点での図である。
本発明の実施形態に係る支持装置の分解図である。
本発明の実施形態に係り、第2視点での[異なる]状態の支持装置の図である。
本発明の実施形態に係り、第2視点での[異なる]状態の支持装置の図である。
本発明の実施形態に係る支持装置のスライドレール組立体の分解図である。
本発明の実施形態に係り、ラックに適合され、電子機器を支持するように構成されている支持装置の図である。
本発明の実施形態に係り、第2レールと第3レールとが第1レールに対して後退した状態での支持装置の図である。
本発明の実施形態に係り、第2レールと第3レールとが第1レールに対して所定方向に変位した状態での支持装置の図である。
本発明の実施形態に係り、弾性力を蓄積するために弾力的に変形する第1所定特徴部を駆動するために、第2レールと第3レールとが第1レールに対して所定方向に変位したする状態での支持装置の図である。
本発明の実施形態に係り、第1所定特徴部を駆動して弾性力を解除するために、第2レールと第3レールとが第1レールに対して所定方向に変位したする状態での支持装置の図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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