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公開番号2025003286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024019922
出願日2024-02-14
発明の名称スライドレールアセンブリ及びそのスライドレールキット
出願人川湖科技股分有限公司,川益科技股ふん有限公司
代理人個人,個人
主分類A47B 88/49 20170101AFI20241226BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 一人で操作するユーザの操作の利便性を改善するスライドレールアセンブリを提供すること。
【解決手段】 スライドレールアセンブリは、第1のレール、第2のレール、作動機構、係合部材及び操作部材を含む。第2のレールは第1のレールに対して可動である。作動機構及び係合部材は第2のレールに配置されている。第2のレールが第1のレールに対して所定の方向に沿って所定の位置へと動かされた場合、第1の状態にある作動機構は、第1のレールのブロック部によってブロックされるように構成されている。操作部材が第1の操作位置から第2の操作位置に動かされると、作動機構は駆動されて、ブロック部によってもはやブロックされない第2の状態に切り替えられる。操作部材が第2の操作位置に位置する場合、操作部材は、第2の操作位置で保持されるために係合部材に係合する。
【選択図】 図3

特許請求の範囲【請求項1】
ブロック部を含む第1のレールと、
前記第1のレールに対して長手方向に可動な第2のレールと、
第3のレールと、
前記第2のレールに配置される作動機構及び係合部材と、
前記第2のレールに配置され、前記作動機構を駆動するように構成された操作部材と、
を含むスライドレールアセンブリであって、
前記第1のレールは、前記第3のレールと前記第2のレールとの間に可動に取り付けられ、前記第1のレールは、前記第3のレールに対する前記第2のレールの移動距離を延ばすように構成され、
前記第2のレールが前記第1のレールに対して第1の所定の方向に沿って所定の位置に動かされた場合、第1の状態にある前記作動機構は、前記ブロック部によってブロックされるように構成され、
前記作動機構は、前記第2のレールに枢結される一対の作動部材を含み、該一対の作動部材は、少なくとも1つの弾性部の弾性力に応答して前記第1の状態で保持されるように構成され、
前記操作部材が第1の操作位置から第2の操作位置に動かされると、前記作動機構は前記操作部材によって駆動されて、ブロック部によってもはやブロックされていない第2の状態に切り替わるため、前記第2のレールを前記第1のレールに対して前記所定の位置から前記第1の所定の方向に沿って動かして前記第1のレールから外すことができるか又は前記第1の所定の方向とは反対の第2の所定の方向に沿って動かして前記第1のレールに対して引っ込めることができ、
前記操作部材が前記第2の操作位置に位置する場合、前記操作部材は、前記第2の操作位置で保持されるように前記係合部材と係合する、スライドレールアセンブリ。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記操作部材に弾性力を提供するように構成された戻り弾性部材をさらに含む、請求項1に記載のスライドレールアセンブリ。
【請求項3】
前記係合部材は、係合部及び係合解除部を備える弾性アームを含み、前記操作部材は補助部を含み、
前記操作部材が前記第2の操作位置に位置する場合、前記補助部は前記操作部材を前記第2の操作位置で保持するために前記係合部材の係合部に係合するように構成され、
前記係合解除部は前記第1のレールのブロック部に対応し、
前記第2のレールが前記第1のレールに対して前記第2の所定の方向に沿って動かされると、前記操作部材は、前記第1のレールのブロック部と前記係合部材の係合解除部との間の相互接触を介して前記係合部材から外れる、請求項1に記載のスライドレールアセンブリ。
【請求項4】
前記係合部材は、前記第2のレールに固定される接続部をさらに含み、前記弾性アームは前記接続部から延び、
前記弾性アームは、前記スライドレールアセンブリの高さ方向又は横方向に沿って動くように構成されている、請求項3に記載のスライドレールアセンブリ。
【請求項5】
前記係合部材は、前記第2のレールに枢結される接続部をさらに含み、前記弾性アームは該接続部から延びる、請求項3に記載のスライドレールアセンブリ。
【請求項6】
ラックと、
保持物体と、
前記保持物体の一方側に配置され、前記保持物体を前記ラックに取り付けるように構成された複数のスライドレールアセンブリであって、該複数のスライドレールアセンブリのそれぞれは、
ブロック部を含む第1のレールと、
前記第1のレールに対して可動であり、前記保持物体を保持するように構成された第2のレールと、
前記ラックに取り付けられるように構成された第3のレールと、
前記第2のレールに配置される作動機構及び係合部材であって、該係合部材は係合部を含む、作動機構及び係合部材と、
前記第2のレールに配置され、前記作動機構を駆動するように構成された操作部材であって、該操作部材は補助部を含む、操作部材と、
を含む、複数のスライドレールアセンブリと、
を含むラックシステムであって、
前記第1のレールは前記第3のレールと前記第2のレールとの間で可動に取り付けられ、前記第1のレールは、前記第3のレールに対する前記第2のレールの移動距離を延ばすように構成され、
前記作動機構は前記第2のレールに枢結される一対の作動部材を含み、該一対の作動部材は、少なくとも1つの弾性部の弾性力に応答して第1の状態で保持されるように構成され、
前記操作部材が第1の操作位置に位置する場合、前記作動機構は前記第1の状態にあり且つ前記第1のレールのブロック部に対応し、前記操作部材が第2の操作位置に位置する場合、前記作動機構は第2の状態にあり且つ前記第1のレールのブロック部に対応せず、
前記第2のレールが前記第1のレールに対して開方向に沿って伸長位置に動かされ、前記操作部材が前記第1の操作位置に位置する場合、前記作動機構及び前記ブロック部は互いをブロックするように構成され、
前記操作部材が前記第2の操作位置に位置する場合、前記作動部材と前記ブロック部とは、前記第2のレールを前記第1のレールに対して所定の位置から第1の所定の方向に沿って動かして前記第1のレールから外すことができるか又は前記第1の所定の方向とは反対の第2の所定の方向に沿って動かして前記第1のレールに対して引っ込めることができるように、もはやは互いをブロックせず、前記操作部材の補助部は、前記操作部材を前記第2の操作位置で保持するために前記係合部材の係合部に係合するように構成されている、ラックシステム。
【請求項7】
前記操作部材に弾性力を提供するように構成された戻り弾性部材をさらに含む、請求項6に記載のラックシステム。
【請求項8】
前記係合部材は、前記第1のレールのブロック部に対応する係合解除部をさらに含み、
前記第2のレールが前記第1のレールに対して引っ込め方向に沿って動かされると、前記操作部材の補助部は、前記第1のレールのブロック部と前記係合部材の係合解除部との間の相互接触を介して、前記係合部材の係合部から外れ、
前記係合部材は、前記第2のレールに固定接続されるか又は可動に接続され、
前記第2のレールは、前記第1のレールに対して長手方向に可動であり、前記係合部材は弾性アームをさら含み、該弾性アームは前記係合部及び前記係合解除部を備える、請求項6に記載のラックシステム。
【請求項9】
スライドレールと、
前記スライドレールに配置される作動機構及び係合部材と、
操作部材と、
を含むスライドレールキットであって、
前記操作部材が第1の操作位置から第2の操作位置に動かされると、前記作動機構は前記操作部材によって駆動されて第1の状態から第2の状態に切り替わり、
前記操作部材が前記第2の操作位置に位置する場合、前記操作部材は、前記作動機構を前記第2の状態で保持するために、前記第2の操作位置で保持されるように前記係合部材に係合する、スライドレールキット。
【請求項10】
前記スライドレールは、第1の壁、第2の壁及び前記スライドレールの第1の壁と第2の壁との間に接続される長手壁を含み、
前記作動機構が前記第1の状態にある場合、前記作動機構は前記スライドレールの第1の壁に隣接し、前記作動機構が前記第2の状態にある場合、前記作動機構は前記スライドレールの第1の壁から離れている、請求項9に記載のスライドレールキット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はスライドレールアセンブリに関し、より具体的には、操作部材が操作された後に所定の操作位置で保持されるように構成されたスライドレールを有するスライドレールアセンブリに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1のスライドトラック及び第2のスライドトラックにそれぞれ取り付けられた保持機構及び停止部材を含むスライドレールアセンブリのための双方向保持装置が開示されている。保持機構は、互いに当接する2つの保持アーム及び弾性部材を少なくとも備える。各保持アームは対応して傾斜面及び係合部を備える。停止部材は停止部を備える。第1のスライドトラックが前方に引かれて所定の位置に動かされた場合、第2のスライドトラックの停止部材の停止部は、第1のスライドトラックの保持アームのうちの1つの傾斜面を通過して、2方向位置決めために2つの保持アームの係合部の間に係合する。ユーザはリンクロッドを操作して所定の操作位置に動かすことで2つの保持アームから停止部を外して2方向位置決めを解除できる。
【0003】
特許文献1には2つのスライドレールの2方向位置決めに関連する技術的特徴が開示されている。しかしながら、異なる市場の要求に応じて様々な製品を開発することが重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第6935710号明細書
米国特許第11641939号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、操作部材を備えたスライドレールアセンブリを提供することを目的とする。本発明は、さらに、操作部材を備えたラックシステムおよびスライドレールキットを提供する。
【0006】
本発明の一実施形態によれば、スライドレールアセンブリは、第1のレール、第2のレール、第3のレール、作動機構、係合部材及び操作部材を含む。第1レールは、ブロック部を含む。第1のレールはブロック部を含む。第2のレールは第1のレールに対して長手方向に可動である。作動機構及び係合部材は第2のレールに配置される。操作部材は第2のレールに配置され、作動機構を駆動するように構成されている。第1のレールは、第3のレールと第2のレールとの間に可動に取り付けられ、第1のレールは、第3のレールに対する第2のレールの移動距離を延ばすように構成されている。第2のレールが第1のレールに対して第1の所定の方向に沿って所定の位置に動かされた場合、第1の状態にある作動機構は、ブロック部によってブロックされるように構成されている。作動機構は、第2のレールに枢結される一対の作動部材を含み、該一対の作動部材は、少なくとも1つの弾性部の弾性力に応答して第1の状態で保持されるように構成されている。操作部材が第1の操作位置から第2の操作位置に動かされると、作動機構は操作部材によって駆動されて、ブロック部によってもはやブロックされていない第2の状態に切り替わるため、第2のレールを第1のレールに対して所定の位置から第1の所定の方向に沿って動かして第1のレールから外すことができるか又は第1の所定の方向とは反対の第2の所定の方向に沿って動かして第1のレールに対して引っ込めることができる。操作部材が第2の操作位置に位置する場合、操作部材は、第2の操作位置で保持されるように係合部材と係合する。
【0007】
本発明の別の実施形態によれば、ラックシステムは、ラック、保持物体及び保持物体の一方側に配置され、保持物体をラックに取り付けるように構成された複数のスライドレールアセンブリを含む。複数のスライドレールアセンブリのそれぞれは第1のレール、作動機構、係合部材及び操作部材を含む。第1のレールはブロック部を含む。第2のレールは第1のレールに対して可動であり、保持物体を保持するように構成されている。第3のレールはラックに取り付けられるように構成されている。作動機構及び係合部材は第2のレールに配置され、係合部材は係合部を含む。操作部材は第2のレールに配置され、作動機構を駆動するように構成され、操作部材は補助部を含む。第1のレールは第3のレールと第2のレールとの間で可動に取り付けられ、第1のレールは、第3のレールに対する第2のレールの移動距離を延ばすように構成されている。作動機構は第2のレールに枢結される一対の作動部材を含み、該一対の作動部材は、少なくとも1つの弾性部の弾性力に応答して第1の状態で保持されるように構成されている。操作部材が第1の操作位置に位置する場合、作動機構は第1の状態にあり且つ第1のレールのブロック部に対応し、操作部材が第2の操作位置に位置する場合、作動機構は第2の状態にあり且つ第1のレールのブロック部に対応しない。第2のレールが第1のレールに対して開方向に沿って伸長位置に動かされ、操作部材が第1の操作位置に位置する場合、作動機構及びブロック部は互いをブロックするように構成されている。操作部材が第2の操作位置に位置する場合、作動部材とブロック部とは、第2のレールを第1のレールに対して所定の位置から第1の所定の方向に沿って動かして第1のレールから外すことができるか又は第1の所定の方向とは反対の第2の所定の方向に沿って動かして第1のレールに対して引っ込めることができるように、もはやは互いをブロックせず、操作部材の補助部は、操作部材を第2の操作位置で保持するために係合部材の係合部に係合するように構成されている。
【0008】
本発明の別の実施形態によれば、スライドレールキットは、スライドレール、作動機構、係合部材及び操作部材を含む。作動機構及び係合部材はスライドレールに配置されている。操作部材が第1の操作位置から第2の操作位置に動かされると、作動機構は操作部材によって駆動されて第1の状態から第2の状態に切り替わる。作動部材が第2の操作位置に位置する場合、操作部材は、作動機構を第2の状態で保持するために、第2の操作位置で保持されるように係合部材に係合する。
【0009】
本発明のこれらの目的及び他の目的は、様々な図及び図面に示される好ましい実施形態の以下の詳細な説明を読んだ後に当業者に間違いなく明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る保持物体をラックに取り付けるように構成された複数のスライドレールアセンブリを示す図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る、スライドレールアセンブリの第2のレールが第1のレールに対して第1の所定の方向に沿って所定の位置に動かされる状態を示す図である。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る、スライドレールアセンブリの第2のレールが第1のレールに対して所定の位置に位置する状態を示す図である。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る、スライドレールアセンブリの第2のレールが第1のレールに対して第2の所定の方向に沿って動かされる状態を示す図である。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る、スライドレールアセンブリの第2のレールが第1のレールに対して第2の所定の方向に沿ってさらに動かされる状態を示す図である。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る、第1の操作位置に位置するスライドレールアセンブリの第2のレールの操作部材を示す図である。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る、第2の操作位置に位置するスライドレールアセンブリの第2のレールの操作部材を示す図である。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る、第1の操作位置に位置するスライドレールアセンブリの第2のレールの操作部材を示す図である。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る、第2の操作位置に位置するスライドレールアセンブリの第2のレールの操作部材を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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