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公開番号2025106183
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-15
出願番号2024166840
出願日2024-09-26
発明の名称スライドレール機構
出願人川湖科技股分有限公司,川益科技股ふん有限公司
代理人弁理士法人ITOH
主分類A47B 88/50 20170101AFI20250708BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 ラックに適用可能な、改善されたスライドレール機構を提供すること。
【解決手段】 スライドレール機構は、保持物体、第1のスライドレールアセンブリ、第2のスライドレールアセンブリ及びロック部材を含む。第1のスライドレールアセンブリは、ラックに取り付けられるように構成された第1のレールと、保持物体を保持するように構成された第2のレールとを含む。第2のスライドレールアセンブリは、保持物体上に配置される第3のレールと、第3のレールに対して可動な第4のレールとを含む。ロック部材は、保持物体上に可動に取り付けられる。第2のレールを第1のレールに対して開方向に沿って伸長位置に動かす過程の間、ロック部材は、第4のレールが開方向に沿って動くのをロック部材のロック部が防止するように構成されるように、第1の所定の位置から第2の所定の位置に動かされる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
ラックに適用可能なスライドレール機構であって、
第1の保持物体と、
第1のレールと、該第1のレールに対して長手方向に可動な第2のレールとを含む第1のスライドレールアセンブリであって、該第1のレールは前記ラックに取り付けられるように構成され、該第2のレールは前記第1の保持物体を保持するように構成されている、第1のスライドレールアセンブリと、
前記第1の保持物体上に配置される第2のスライドレールアセンブリであって、該第2のスライドレールアセンブリは、第3のレールと、該第3のレールに対して長手方向に可動な第4のレールとを含み、該第3のレールは前記第1の保持物体に取り付けられるように構成され、該第4のレールは第2の保持物体を保持するように構成されている、第2のスライドレールアセンブリと、
前記第1の保持物体に可動に取り付けられるロック部材と、
を含み、
前記第1のレールは補助部を備え、前記ロック部材は所定部及びロック部を備え、
前記第2のレールが前記第1のレールに対して引っ込み位置に位置する場合、前記補助部は、前記第4のレールが開方向に沿って動くのを防止するよう前記ロック部材のロック部が構成されないようにして、前記第2の保持物体を前記第1の保持物体に対して該開方向に沿って動かすことができるようにするために、前記所定部を支持して前記ロック部材を第1の所定の位置に位置決めするように構成され、
前記第2のレールを前記第1のレールに対して前記開方向に沿って伸長位置に動かす過程の間、前記ロック部材は、前記ロック部材のロック部が前記第4のレールが前記開方向に沿って動くのを防止して、前記第1の保持物体に対する前記第2の保持物体の前記開方向に沿った移動距離を制限するようにするために、前記第1の所定の位置から第2の所定の位置に動かされる、スライドレール機構。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
前記第1のスライドレールアセンブリは、前記第1のレールに接続されるブラケットをさらに含み、前記第1のレールは、該ブラケットを介して前記ラックに取り付けられるように構成され、
前記補助部は、前記第1のレール上の前記ブラケットに配置されている、請求項1に記載のスライドレール機構。
【請求項3】
前記第1のスライドレールアセンブリは、前記第1のレールと前記第2のレールとの間に可動に取り付けられる第1の中間レールをさらに含む、請求項2に記載のスライドレール機構。
【請求項4】
前記第1の保持物体は所定壁を含み、該所定壁は、互いに反対にある第1の側及び第2の側を有し、該第1の側は前記第2のレールに接続され、前記第2の保持物体を収容するために、前記第2の側に隣接して所定空間が形成され、
前記ロック部材は前記第1の保持物体の所定壁の第2の側に可動に取り付けられ、
前記ロック部材の所定部は、前記所定壁を貫通して前記第1の側に延びるように構成され、前記ロック部材のロック部は、前記第3のレールを貫通して前記第4のレールに隣接するように構成されている、請求項1に記載のスライドレール機構。
【請求項5】
前記第2のスライドレールアセンブリは、前記第3のレールと前記第4のレールとの間に可動に取り付けられる第2の中間レールをさらに含み、該第2の中間レールはブロック部を有し、
前記ロック部材が前記第2の所定の位置に位置する場合、前記ロック部材のロック部は、前記開方向に沿った前記ブロック部の移動経路をブロックするように構成され、
前記第2のレールが前記第1のレールに対して前記引っ込み位置に位置し、前記第4のレールが前記第3のレールに対して引っ込められている場合、前記ロック部材のロック部と前記第2の中間レールのブロック部とは、前記長手方向に沿って所定の長手距離互いに離隔されている、請求項4に記載のスライドレール機構。
【請求項6】
前記所定壁には制限構造が形成され、前記ロック部材の所定部は前記所定壁の制限構造に挿入され、
前記ロック部材の移動方向は前記第1の保持物体の高さ方向である、請求項4に記載のスライドレール機構。
【請求項7】
ラックに適用可能なスライドレール機構であって、
第1の保持物体と、
第1のレールと、該第1のレールに対して長手方向に可動な第2のレールとを含む第1のスライドレールアセンブリであって、該第1のレールは前記ラックに取り付けられるように構成され、該第2のレールは前記第1の保持物体を保持するように構成されている、第1のスライドレールアセンブリと、
前記第1の保持物体に配置される第2のスライドレールアセンブリであって、該第2のスライドレールアセンブリは、第3のレールと、該第3のレールに対して長手方向に可動な第4のレールとを含み、該第3のレールは前記第1の保持物体に取り付けられるように構成されている、第2のスライドレールアセンブリと、
前記第1の保持物体に可動に取り付けられるロック部材と、
を含み、
前記第1のレールは補助部を備え、前記ロック部材は所定部及びロック部を備え、
前記第2のレールを前記第1のレールに対して開方向に沿って伸長位置に動かす過程の間、前記補助部は、前記ロック部材が第1の所定の位置から第2の所定の位置に動かされ、前記第4のレールが前記開方向に沿って動くのを防止するように前記ロック部材のロック部が構成されるようにするために、前記所定部を支持しない、スライドレール機構。
【請求項8】
前記第2のレールが前記第1のレールに対して引っ込み位置に位置する場合、前記補助部は、前記第4のレールが前記開方向に沿って動くのを前記ロック部材のロック部が防止するように構成されないように、前記所定部を支持して前記ロック部材を前記第1の所定の位置に位置決めするように構成され、
前記第1のスライドレールアセンブリは、前記第1のレールに接続されるブラケットをさらに含み、前記第1のレールは、該ブラケットを介して前記ラックに取り付けられるように構成され、前記補助部は、前記第1のレール上の前記ブラケットに配置され、
前記第1のスライドレールアセンブリは、前記第1のレールと前記第2のレールとの間に可動に取り付けられる第1の中間レールをさらに含む、請求項7に記載のスライドレール機構。
【請求項9】
前記第1の保持物体は所定壁を含み、該所定壁は第1の側及び第2の側を有し、該第1の側は前記第2のレールに接続され、
前記ロック部材は、前記第1の保持物体の所定壁の第2の側に可動に取り付けられ、
前記ロック部材の所定部は、前記所定壁を貫通して前記第1の側に延びるように構成され、前記ロック部材のロック部は、前記第3のレールを貫通して前記第4のレールに隣接するように構成され、
前記第2のスライドレールアセンブリは、前記第3のレールと前記第4のレールとの間に可動に取り付けられる第2の中間レールをさらに含み、該第2の中間レールはブロック部を有し、
前記ロック部材が前記第2の所定の位置に位置する場合、前記ロック部材のロック部は、前記開方向に沿った前記ブロック部の移動経路をブロックするように構成され、
前記第2のレールが前記第1のレールに対して引っ込み位置に位置し、前記第4のレールが前記第3のレールに対して引っ込められている場合、前記ロック部材のロック部と前記第2の中間レールのブロック部とは、前記長手方向に沿って所定の長手方向距離互いに離隔されている、請求項7に記載のスライドレール機構。
【請求項10】
前記所定壁には制限構造が形成され、前記ロック部材の所定部は前記所定壁の制限構造に挿入され、
前記ロック部材の移動方向は前記第1の保持物体の高さ方向である、請求項9に記載のスライドレール機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はスライドレール機構に関し、より具体的にはラックに適用可能なスライドレール機構に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、2つの引き出しを備えたキャビネットを有する家具が開示されている。各引き出しは、キャビネットに対して開位置と閉位置との間で摺動できる。家具は、キャビネットに取り付けられ、第1の位置と第2の位置との間で移動するように構成されたロックバーを含む。ロックバーは、2つの引き出しが閉位置から開位置に同時に移動するのを防止するために、引き出しに取り付けられた協働手段と相互作用するように構成されている。
【0003】
特許文献2には、ランプ、ブロック装置及びキャビネットに配置されたロック部材を含む引き出し開位置制御装置が開示されている。一番下の引き出しがキャビネットから引き出されると、他の引き出しがランプ及びブロック装置を介してブロックされ、一定の距離のみ引き出すことができるように従動子がロック部材を駆動して動かす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第4925257号明細書
米国特許第6722749号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1、2には、2つの引き出しが同時に開けられるのを防止可能な家具と、第1の引き出しが開けられた場合に他の引き出しが完全に開けられるのを防止可能な引き出し開位置制御装置とがそれぞれ開示されている。しかしながら、異なる市場要求に対して、様々な製品を開発することが重要である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明はラックに適用可能なスライドレール機構を提供する。
【0007】
本発明の実施形態によれば、スライドレール機構はラックに適用可能である。スライドレール機構は、第1の保持物体、第1のスライドレールアセンブリ、第2のスライドレールアセンブリ及びロック部材を含む。第1のスライドレールアセンブリは、第1のレールと、該第1のレールに対して長手方向に可動な第2のレールとを含む。第1のレールはラックに取り付けられるように構成され、第2のレールは第1の保持物体を保持するように構成されている。第2のスライドレールアセンブリは第1の保持物体上に配置される。第2のスライドレールアセンブリは、第3のレールと、該第3のレールに対して長手方向に可動な第4のレールとを含む。第3のレールは第1の保持物体に取り付けられるように構成され、第4のレールは第2の保持物体を保持するように構成されている。ロック部材は第1の保持物体に可動に取り付けられる。第1のレールは補助部を備え、ロック部材は所定部及びロック部を備える。第2のレールが第1のレールに対して引っ込み位置に位置する場合、補助部は、第4のレールが開方向に沿って動くのを防止するようロック部材のロック部が構成されないようにして、第2の保持物体を第1の保持物体に対して該開方向に沿って動かすことができるようにするために、所定部を支持してロック部材を第1の所定の位置に位置決めするように構成されている。第2のレールを第1のレールに対して開方向に沿って伸長位置に動かす過程の間、ロック部材は、ロック部材のロック部が第4のレールが開方向に沿って動くのを防止して、第1の保持物体に対する第2の保持物体の開方向に沿った移動距離を制限するようにするために、第1の所定の位置から第2の所定の位置に動かされる。
【0008】
本発明の他の実施形態によれば、スライドレール機構は、ラックに適用可能である。スライドレール機構は、第1の保持物体、第1のスライドレールアセンブリ、第2のスライドレールアセンブリ及びロック部材を含む。第1のスライドレールアセンブリは、第1のレールと、該第1のレールに対して長手方向に可動な第2のレールとを含む。第1のレールはラックに取り付けられるように構成され、該第2のレールは第1の保持物体を保持するように構成されている。第2のスライドレールアセンブリは第1の保持物体に配置される。第2のスライドレールアセンブリは、第3のレールと、該第3のレールに対して長手方向に可動な第4のレールとを含む。第3のレールは第1の保持物体に取り付けられるように構成されている。ロック部材は第1の保持物体に可動に取り付けられる。第1のレールは補助部を備え、ロック部材は所定部及びロック部を備える。第2のスライドレールを第1のスライドレールに対して開方向に沿って伸長位置に動かす過程の間、補助部は、ロック部材が第1の所定の位置から第2の所定の位置に動かされ、第4のスライドレールが開方向に沿って動くのを防止するようにロック部材のロック部が構成されるようにするために、所定部を支持しない。
【0009】
本発明のこれらの目的及び他の目的は、様々な図及び図面に示される好ましい実施形態の以下の詳細な説明を読んだ後に当業者に間違いなく明らかになるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る、ラックに適用可能で且つ第1の保持物体及び少なくとも1つの第2の保持物体を支持するように構成されたスライドレール機構を示す図である。
図2は、本発明の実施形態に係る、ラックに適用可能で且つ第1の保持物体を支持するように構成されたスライドレール機構をある視点で示す図である。
図3は、本発明の実施形態に係る、ラックに適用可能で且つ第1の保持物体を支持するように構成されたスライドレール機構を別の視点で示す図である。
図4は、本発明の実施形態に係る、第2の保持物体を支持するように構成されたスライドレール機構のスライドレールアセンブリを示す図である。
図5は、本発明の実施形態に係る、第1の保持物体が引っ込み位置にあり、第2の保持物体が第1の保持物体に対して引っ込められている、ラックに適用可能なスライドレール機構を示す図である。
図6は、図5の領域Aの拡大図である。
図7は、本発明の実施形態に係る、第1の保持物体が開方向に沿って動かされ、第2の保持物体が第1の保持物体に対して引っ込められている、ラックに適用可能なスライドレール機構を示す図である。
図8は、図7の領域Aの拡大図である。
図9は、本発明の実施形態に係る、第1の保持物体が開方向に沿って伸長位置にさらに動かされ、第2の保持物体が第1の保持物体に対して引っ込められている、ラックに適用可能なスライドレール機構を示す図である。
図10は、本発明の実施の形態に係る、第1の保持物体が伸長位置にあり、第2の保持物体が第1の保持物体に対して所定の伸長距離動かされている、ラックに適用可能なスライドレール機構を示す図である。
図11は図10の領域Aの拡大図である。
図12は、本発明の実施形態に係る、第1の保持物体が引っ込み位置に位置し、第2の保持物体が第1の保持物体に対して開方向に沿って伸長位置に動かされている、ラックに適用可能なスライドレール機構を示す図である。
図13は、図12の領域Aの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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