TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025072277
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2024086765
出願日2024-05-29
発明の名称スライドレールキット
出願人川湖科技股分有限公司,川益科技股ふん有限公司
代理人個人,個人
主分類A47B 88/493 20170101AFI20250430BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】ラックに適用可能なスライドレールキットを提供する。
【解決手段】スライドレールキット20はラック76に適用される。スライドレールキットは、第1レール22とロック部材24とを含む。第1レールは、取り付け特徴部52を含んで配置されている。ロック部材は、第1レールに配置されている。取り付け特徴部は、第1レールをラックの取り付け構造82に取り付けるように構成されている。ロック部材は、ロック部分58と操作部とを含む。ロック部分は、弾性構造62の弾性力Fに応答してラックによってブロッキングされた状態に保持されるように構成されている。ロック部分をラックにブロッキングされた状態から移動させるために操作されるように、操作部は構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ラックに適用可能なスライドレールキットであって、
側壁を含み、取り付け特徴部を有する第1レールであり、前記側壁は、内側面と、前記ラックに対向する外側面とを有する、第1レールと、
前記第1レールに配置され、ロック部分と操作部とを含むロック部材とを備え、
前記取り付け特徴部は、前記第1レールを前記ラックの取り付け構造に取り付けるように構成され、
前記ロック部分は、弾性構造の弾性力に応答して、前記ラックによってブロッキングされるために、前記第1レールの前記側壁の前記外側面に保持されるように構成され、
前記操作部は、前記ロック部分を前記第1レールの前記側壁の前記内側面に向かって移動させるために操作されるように構成され、これにより、前記ロック部分が前記ラックによってブロッキングされなくする、スライドレールキット。
続きを表示(約 2,900 文字)【請求項2】
前記ラックの前記取り付け構造は、取り付け孔であり、
前記第1レールの前記取り付け特徴部は、前記取り付け孔に取り付けられ、前記取り付け孔の孔壁によってブロッキングされるように構成され、前記第1レールが前記ラックに対して第1所定方向に移動されることを防止し、
前記ロック部分が前記ラックによってブロッキングされた場合に、前記ロック部分は、前記第1所定方向と異なる第2所定方向に、前記第1レールが前記ラックに対して移動されることを防止するように構成されている、請求項1記載のスライドレールキット。
【請求項3】
さらに、前記第1レールに取り付けられているブラケットを備え、
前記取り付け特徴部は、前記第1レールでの前記ブラケットに配置され、前記ロック部材は、前記第1レールでの前記ブラケットに移動可能に取り付けられている、請求項1記載のスライドレールキット。
【請求項4】
前記ロック部材は、軸部材を介して前記第1レールでの前記ブラケットに枢軸的に接続され、
前記弾性構造は、第1弾性区間と第2弾性区間とを含み、前記第1弾性区間は、前記ブラケットと前記第1レールとの一方に当接するように構成され、前記第2弾性区間は、前記ロック部材に当接するように構成され、
前記第1レールは、相互に反対側にある第1端部と第2端部とを有し、前記ロック部材は、前記第1レールの前記第1端部に隣接して位置する、請求項3記載のスライドレールキット。
【請求項5】
前記第1レールには、前記側壁の前記外側面と前記内側面とを連絡する所定孔が形成され、前記所定孔は、前記ロック部材の前記操作部に少なくとも対応し、
前記第1レールはさらに、第1壁と第2壁とを含み、前記側壁は、前記第1壁と前記第2壁との間に接続され、通路が、前記第1壁と、前記第2壁と、前記側壁とにより画定され、
スライドレールキットはさらに、前記第1レールの前記通路の中に移動可能に取り付けられている第2レールを備え、前記第2レールは、前記第1レールの前記側壁の前記内側面に位置し、
前記第2レールが前記第1レールに対して後退位置にある場合に、前記第2レールは前記操作部を覆わず、
スライドレールキットはさらに、
前記第1レールと前記第2レールとの間に取り付けられ、前記第1レールと前記第2レールとの間の相対移動を補助するように構成されている少なくとも1つの第1スライド補助装置と、
前記第2レールに移動可能に取り付けられている第3レールと、
前記第2レールと前記第3レールとの間に取り付けられ、前記第2レールと前記第3レールとの間の相対移動を補助するように構成されている第2スライド補助装置とを備えている、請求項1記載のスライドレールキット。
【請求項6】
前記第1レールはさらに、第1壁と第2壁とを含み、前記側壁は、前記第1壁と前記第2壁との間に接続され、通路が、前記第1壁と、前記第2壁と、前記側壁とにより画定され、
スライドレールキットはさらに、前記第1レールの前記通路の中に移動可能に取り付けられている第2レールを備え、前記第2レールは、前記第1レールの前記側壁の前記内側面に位置し、
前記ロック部分と、前記弾性構造と、前記操作部とは、前記ロック部材と一体化され、前記ロック部材は、前記弾性構造を介して前記第1レールに接続されている、請求項1記載のスライドレールキット。
【請求項7】
前記ロック部材の前記ロック部分は、部分的に、前記第1レールの前記側壁の前記内側面から前記第1レールの前記側壁の前記外側面へ延び、
前記第1レールには、前記側壁の前記外側面と前記内側面とを連絡する所定孔が形成され、前記所定孔は、前記ロック部材の前記操作部に少なくとも対応し、前記第2レールは、開口を有し、
前記第2レールが前記第1レールに対して後退位置にある場合に、前記第2レールの前記開口は、前記ロック部材の前記操作部に対応する、請求項6記載のスライドレールキット。
【請求項8】
さらに、前記第1レールと前記第2レールとの間に取り付けられ、前記第1レールと前記第2レールとの間の相対移動を補助するように構成されている少なくとも1つの第1スライド補助装置を備え、
スライドレールキットはさらに、前記第2レールに移動可能に取り付けられている第3レールと、前記第2レールと前記第3レールとの間に取り付けられ、前記第2レールと前記第3レールとの間の相対移動を補助するように構成されている第2スライド補助装置とを備え、
前記第2スライド補助装置は、ボール保持部と、前記ボール保持部に取り付けられている複数のボールとを含み、前記ボール保持部には、前記第2レールの前記開口に対応する貫通孔が形成されている、請求項7記載のスライドレールキット。
【請求項9】
ラックに適用可能なスライドレールキットであって、
第1壁と、第2壁と、前記第1壁と前記第2壁との間に接続されている側壁とを含む第1レールであり、通路が、前記第1壁と、前記第2壁と、前記側壁とにより画定され、前記側壁は、内側面と、前記ラックに対向する外側面とを有し、取り付け特徴部が、前記外側面に配置されている、第1レールと、
前記第1レールの前記通路の中に移動可能に取り付けられている第2レールと、
前記第1レールに配置され、ロック部分と操作部とを含むロック部材とを備え、
前記取り付け特徴部は、前記第1レールを前記ラックの取り付け構造に取り付けるように構成され、
前記ロック部材は、弾性構造の弾性力に応答して、前記ラックによってブロッキングされた状態に保持されるように構成され、
前記操作部は、前記ロック部分を前記ラックによってブロッキングされた状態から移動させるために操作されるように構成され、
前記第2レールは、前記第1レールの前記側壁の前記内側面に位置し、前記第2レールが前記第1レールに対して後退位置にある場合に、前記第2レールは前記操作部を覆わない、スライドレールキット。
【請求項10】
前記ラックの前記取り付け構造は、取り付け孔であり、
前記第1レールの前記取り付け特徴部は、前記取り付け孔に取り付けられ、前記取り付け孔の孔壁によってブロッキングされるように構成され、前記第1レールが前記ラックに対して第1所定方向に移動されることを防止し、
前記ロック部分が前記ラックによってブロッキングされた状態にある場合に、前記ロック部分は、前記第1所定方向と異なる第2所定方向に、前記第1レールが前記ラックに対して移動されることを防止するように構成されている、請求項9記載のスライドレールキット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スライドレールに関し、さらに詳細には、ラックに適用可能なスライドレールキットに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、ラックシステムでは、載せる物品(電子機器など)をラックに、少なくとも1つのスライドレールを介して取り付けることができる。ラックは、複数の支柱を有する。ラックの仕様や種類に応じて、支柱は、複数の異なる取り付け特徴部を有し、複数の異なる取り付け特徴部は、少なくとも1つのスライドレールの複数の取り付け部分を取り付ける。取り付け特徴部と取り付け部分とは、通常、少なくとも1つのスライドレールをラックに取り付けるための工具(ネジなどの用具、締結材)を必要とする。
【0003】
現在、スライドレールをラックに、工具なしで取り付けることができる製品がある。例えば、米国特許US11647836号は、工具なしで、ラックに取り付けることができるスライドレールキットを開示している。ラックは、少なくとも1つの取り付け構造を含み、少なくとも1つの取り付け構造は、第1所定部分と第2所定部分とを有する。第1所定部分と第2所定部分とは、ラックの異なる高さに位置する。スライドレールキットは、レール部材とブラケットとを備えている。ブラケットは、レール部材に配置され、第1取り付け特徴部と第2取り付け特徴部とを含む。第1取り付け特徴部は、ラックの第1所定部分に取り付けられるように構成されている。ブラケットは、レール部材よりも高く、これにより、第2取り付け特徴部がレール部材よりも高い位置に配置され、実質的に第2所定部分に対応する。第2取り付け特徴部は、弾性部材と取り付け部材とを含む。取り付け部材は、弾性部材の弾性力に応答して、ブラケットの外側面からラックの第2所定部分に取り付けられるように構成されている。
【発明の概要】
【0004】
しかし、さまざまな市場の要求に対して、さまざまなスライドレール製品を開発することが重要である。
【0005】
本発明は、ラックに適用可能なスライドレールキットを提供する。
【0006】
本発明の実施形態によれば、ラックに適用可能なスライドレールキットは、側壁を含み、取り付け特徴部を有する第1レールであり、側壁は、内側面と、ラックに対向する外側面とを有する、第1レールと;第1レールに配置され、ロック部分と操作部とを含むロック部材とを備え;取り付け特徴部は、第1レールをラックの取り付け構造に取り付けるように構成され;ロック部分は、弾性構造の弾性力に応答して、ラックによってブロッキングされるために、第1レールの側壁の外側面に保持されるように構成され;操作部は、ロック部分を第1レールの側壁の内側面に向かって移動させるために操作されるように構成され、これにより、ロック部分がラックによってブロッキングされなくする。
【0007】
本発明の実施形態によれば、ラックに適用可能なスライドレールキットは、第1壁と、第2壁と、第1壁と第2壁との間に接続されている側壁とを含む第1レールであり、通路が、第1壁と、第2壁と、側壁とにより画定され、側壁は、内側面と、ラックに対向する外側面とを有し、取り付け特徴部が、外側面に配置されている、第1レールと;第1レールの通路の中に移動可能に取り付けられている第2レールと;第1レールに配置され、ロック部分と操作部とを含むロック部材とを備え;取り付け特徴部は、第1レールをラックの取り付け構造に取り付けるように構成され;ロック部材は、弾性構造の弾性力に応答して、ラックによってブロッキングされた状態に保持されるように構成され;操作部は、ロック部分をラックによってブロッキングされた状態から移動させるために操作されるように構成され;第2レールは、第1レールの側壁の内側面に位置し、第2レールが第1レールに対して後退位置にある場合に、第2レールは操作部を覆わない。
【0008】
様々な図及び図面に示された好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明を読んだ後には、本発明のこれらの目的及び他の目的は、当業者に疑いなく明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係るスライドレールキットを示す図である。
本発明の第1実施形態に係り、第1レールと、第2レールと、第3レールとを備えているスライドレールキットの分解図である。
本発明の第1実施形態に係り、第1レールを第1視野角から示す図である。
本発明の第1実施形態に係り、ロック部材がロック状態にある第1レールを第2視野角から示す図である。
本発明の第1実施形態に係り、ロック部材がロック解除状態にある第1レールを第2視野角から示す図である。
本発明の第1実施形態に係り、スライドレールキットをラックに取り付けるプロセスを示す図である。
本発明の第1実施形態に係り、ロック部材がラックによってブロッキングされた状態で、スライドレールキットがラックに取り付けられた状態を示す図である。
本発明の第1実施形態に係り、ロック部材がラックによってブロッキングされなくなった状態で、スライドレールキットがラックにある状態を示す図である。
本発明の第2実施形態に係るスライドレールキットを示す図である。
本発明の第2実施形態に係り、第1レールと、第2レールと、第3レールとを備えているスライドレールキットの分解図である。
本発明の第2実施形態に係り、第1レールを第1視野角から示す図である。
本発明の第2実施形態に係り、ロック部材がロック状態にある第1レールを第2視野角から示す図である。
本発明の第2実施形態に係り、ロック部材がラックによってブロッキングされた状態で、スライドレールキットがラックに取り付けられた状態を示す図である。
本発明の第2実施形態に係り、ロック部材がラックによってブロッキングされなくなった状態で、スライドレールキットがラックに取り付けられた状態を第1視野角から示す図である。
本発明の第2実施形態に係り、ロック部材がラックによってブロッキングされなくなった状態で、スライドレールキットがラックに取り付けられた状態を第2視野角から示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態に係り、スライドレールキット20は、第1レール22(外側レールなど)とロック部材24とを備えている。好ましくは、スライドレールキット20はさらに、ブラケット26と、第2レール28(中間レールなど)と、第3レール30(内側レールなど)とを備えている。第1レール22と、第2レール28と、第3レール30とは、相互に対して長手方向に移動可能である。本実施形態で、X軸は長手方向(又はスライドレールの長さ方向)であり、Y軸は横断方向(又はスライドレールの側方方向)であり、Z軸は縦方向(又はスライドレールの高さ方向)である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

川湖科技股分有限公司
駆動機構
5か月前
川湖科技股分有限公司
支持アセンブリ
4か月前
川湖科技股分有限公司
家具アセンブリ
8か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール機構
1か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール機構
11か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール機構
7か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール機構
11か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
6か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
8か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
3か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレールキット
3か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
3か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレールキット
1か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
9か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
4か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
2か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
9か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
2か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体
2か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレールアセンブリ
1か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレールアセンブリ
2か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレールアセンブリ
1か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレールアセンブリ
4か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール機構及びその調整装置
10か月前
川湖科技股分有限公司
家具システムおよびその家具アセンブリ
11か月前
川湖科技股分有限公司
家具システムおよびその家具アセンブリ
11か月前
川湖科技股分有限公司
家具システムおよびその家具アセンブリ
11か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体及びスライドレール
10か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレール組立体及びスライドレール
10か月前
川湖科技股分有限公司
取り付けアセンブリ及びその取り付け装置
2か月前
川湖科技股分有限公司
インターロックキット及び関連する家具アセンブリ
7か月前
川湖科技股分有限公司
スライドレールアセンブリ及びそのスライドレールキット
7か月前
個人
家具
1か月前
個人
鍋蓋
11か月前
個人
自助箸
3か月前
個人
掃除機
5か月前
続きを見る