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公開番号2025074923
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2024090383
出願日2024-06-04
発明の名称スライドレール組立体
出願人川湖科技股分有限公司,川益科技股ふん有限公司
代理人個人,個人
主分類A47B 88/477 20170101AFI20250507BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】2つのレールを相互に対してロック解除することが可能なスライドレール組立体を提供する。
【解決手段】スライドレール組立体は、第1レールと、第2レールと、ブロッキング特徴部と、2つの操作部材と、ロック部材とを備えている。第2レールと第1レールとは相互に対して移動可能である。ブロッキング特徴部は、第1レールに配置されている。2つの操作部材とロック部材とは、第2レールに移動可能に取り付けられている。第2レールが第1レールに対して所定位置にあり、かつロック部材がロック状態にある場合に、ロック部材とブロッキング特徴部とは、第2レールが所定位置から移動することを防止するように互いにブロッキングするように構成されている。2つの操作部材のうちの1つが操作された場合に、ロック部材は、ロック状態からロック解除状態へ移動するために駆動されるように構成され、第2レールが所定位置から移動することを可能にする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1レールと、
第2レールであり、第2レールと前記第1レールとが相対的に移動可能である第2レールと、
前記第1レールに配置されているブロッキング特徴部と、
前記第2レールに移動可能に取り付けられている2つの操作部材と、
前記第2レールに移動可能に取り付けられているロック部材と、
前記第2レールに移動可能に取り付けられている駆動部材とを備え、
前記第2レールが前記第1レールに対して所定位置にあり、かつ前記ロック部材がロック状態にある場合に、前記第2レールが前記所定位置から移動することを防止するために、前記ロック部材と前記ブロッキング特徴部とは、相互にブロッキングするように構成され、
前記2つの操作部材のうちの1つが操作された場合に、前記駆動部材は、前記ロック部材を移動させて前記ロック状態からロック解除状態へ切り替えるために駆動されるように構成され、これにより、前記第2レールが前記所定位置から移動されることを可能にするために、前記ロック部材と前記ブロッキング特徴部とは、相互にブロッキングしなくなる、
スライドレール組立体。
続きを表示(約 3,200 文字)【請求項2】
前記第2レールは、相互に反対側の第1端部分と第2端部分とを有し、前記2つの操作部材は、前記第2レールに移動可能に取り付けられ、前記第1端部分に隣接し、
前記駆動部材は、第1接触部と、第2接触部と、前記第1接触部と前記第2接触部との間に位置する中間部分とを含み、前記中間部分は、前記第2レールに枢軸的に接続され、
前記2つの操作部材は、前記第1接触部と対面する第1対応特徴部と、前記第2接触部と対面する第2対応特徴部とを、それぞれ有し、前記第1対応特徴部と前記第2対応特徴部とは、前記2つの操作部材のうちの1つが操作された場合に、前記駆動部材を駆動して移動させるように構成されている、請求項1記載のスライドレール組立体。
【請求項3】
前記第1対応特徴部は、第1所定方向に、前記駆動部材の前記第1接触部と対面し、前記第2対応特徴部は、前記第1所定方向と反対の第2所定方向に、前記駆動部材の前記第2接触部と対面し、
前記ロック部材は、前記第2レールに枢軸的に接続され、スライドレール組立体はさらに、弾性部材を備え、前記ロック部材は、前記弾性部材の弾性力に応答して前記ロック状態に保持されるように構成され、
前記ロック状態にある前記ロック部材は、前記駆動部材を介して前記2つの操作部材を第1状態に保持するために、前記第1接触部と前記第2接触部とのうちの1つに突き当たるように構成されている、請求項2記載のスライドレール組立体。
【請求項4】
前記第2レールは、前記第1状態にある前記2つの操作部材をブロッキングするように構成されている少なくとも1つのブロッキング部を含み、
前記2つの操作部材は、相互に合致する第1ガイド構造と第2ガイド構造とを、それぞれ含み、前記第1ガイド構造と前記第2ガイド構造との間の相対移動方向は、前記第2レールの高さ方向と実質的に同一であり、前記第1ガイド構造と前記第2ガイド構造とは、リブと溝との組み合わせであり、
前記2つの操作部材は、ユーザによって押圧されるように構成されている第1操作部と第2操作部とを、それぞれ含む、請求項3記載のスライドレール組立体。
【請求項5】
第1レールと、
前記第1レールに対して移動可能である第2レールと、
前記第1レールに配置されているブロッキング特徴部と、
前記第2レールに移動可能に取り付けられている2つの操作部材と、
前記第2レールに移動可能に取り付けられているロック部材とを備え、
前記第2レールが前記第1レールに対して所定位置にあり、かつ前記ロック部材がロック状態にある場合に、前記第2レールが前記所定位置から移動することを防止するために、前記ロック部材と前記ブロッキング特徴部とは、相互にブロッキングするように構成され、
スライドレール組立体はさらに、前記第2レールに対して移動可能であるハンドルを備え、
前記第2レールが前記第1レールに対して前記所定位置にあり、かつ前記ハンドルが第1操作位置から第2操作位置へ移動された場合に、前記第2レールが前記所定位置から移動されることを可能にするために、前記ハンドルは、前記2つの操作部材のうちの1つを駆動するように構成され、前記ロック部材を前記ロック状態からロック解除状態へ切り替えるように移動させる、
スライドレール組立体。
【請求項6】
前記第1レールは支持特徴部を含み、前記ハンドルを前記第1操作位置から前記第2操作位置へ移動させるプロセスの間に、前記ハンドルは前記支持特徴部と接触して、前記第2レールを、前記所定位置から所定方向に移動させるように駆動する、請求項5記載のスライドレール組立体。
【請求項7】
さらに、前記第2レールに移動可能に取り付けられている駆動部材を備え、
前記2つの操作部材のうちの1つが操作された場合に、前記第2レールが前記所定位置から移動されることを可能にするために、前記駆動部材は、駆動されて前記ロック部材を前記ロック状態から前記ロック解除状態へ切り替えるように構成され、
前記駆動部材は、第1接触部と、第2接触部と、前記第1接触部と前記第2接触部との間に位置する中間部分とを含み、前記中間部分は、前記第2レールに枢軸的に接続され、
前記2つの操作部材は、前記第1接触部と対面する第1対応特徴部と、前記第2接触部と対面する第2対応特徴部とを、それぞれ有し、前記第1対応特徴部と前記第2対応特徴部とは、前記2つの操作部材のうちの1つが操作された場合に、前記駆動部材を駆動して移動させるように構成されている、請求項5記載のスライドレール組立体。
【請求項8】
前記ロック部材は、前記第2レールに枢軸的に接続され、
スライドレール組立体はさらに、弾性部材を備え、前記ロック部材は、前記弾性部材の弾性力に応答して前記ロック状態に保持されるように構成され、
前記ロック状態にある前記ロック部材は、前記駆動部材を介して前記2つの操作部材を第1状態に保持するために、前記第1接触部と前記第2接触部とのうちの1つに突き当たるように構成され、
前記第2レールは、前記第1状態にある前記2つの操作部材をブロッキングするように構成されている少なくとも1つのブロッキング部を含み、
前記2つの操作部材は、相互に合致する第1ガイド構造と第2ガイド構造とを、それぞれ含み、前記第1ガイド構造と前記第2ガイド構造との間の相対移動方向は、前記第2レールの高さ方向と実質的に同一である、請求項7記載のスライドレール組立体。
【請求項9】
第1レールと、
第2レールであり、第2レールと前記第1レールとが相対的に移動可能である第2レールと、
前記第1レールに配置されているブロッキング特徴部と、
前記第2レールに移動可能に取り付けられている2つの操作部材と、
前記第2レールに移動可能に取り付けられているロック部材とを備え、
前記第2レールが前記第1レールに対して所定位置にあり、かつ前記ロック部材がロック状態にある場合に、前記第2レールが前記所定位置から移動することを防止するために、前記ロック部材と前記ブロッキング特徴部とは、相互にブロッキングするように構成され、
前記2つの操作部材のうちの第1操作部材が、第1方向に第1の力によって移動された場合に、前記ロック部材は、前記ロック状態からロック解除状態へ切り替わるように移動され、これにより、前記ロック部材と前記ブロッキング特徴部とは、相互にブロッキングしなくなり、前記第2レールが前記所定位置から移動されることを可能にし、
前記2つの操作部材のうちの第2操作部材が、前記第1方向と反対の第2方向に第2の力によって移動された場合に、前記ロック部材は、前記ロック状態から前記ロック解除状態へ切り替わるように移動され、これにより、前記ロック部材と前記ブロッキング特徴部とは、相互にブロッキングしなくなり、前記第2レールが前記所定位置から移動されることを可能にする、
スライドレール組立体。
【請求項10】
さらに、前記第2レールに移動可能に取り付けられている駆動部材を備え、
前記2つの操作部材がそれぞれ操作された場合に、前記第2レールが前記所定位置から移動されることを可能にするために、前記駆動部材は、前記ロック部材を移動させて前記ロック状態から前記ロック解除状態へ切り替えるために駆動されるように構成されている、請求項9記載のスライドレール組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スライドレール機構に関し、さらに詳細には、2つの操作部材のうちの1つを操作することにより、2つのスライドレールを所定位置で相互に対してロック解除することが可能なスライドレール組立体に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
米国特許US6883884号は、スライドレール装置用のラッチ組立体を開示している。スライドレール装置は、相互に対して移動可能な第1レールと第2レールを備えている。第1レールは、ラッチ組立体を伴って構成され、第2レールは、ラッチベースを伴って構成されている。第1レールが第2レールに対して後退位置にある場合に、ラッチ組立体はラッチベースと係合し、第1レールが後退位置に保持される。ユーザがラッチ組立体をロック解除しようとする場合に、ユーザは、ラッチ組立体の2つの作動部材を同時に押圧する必要がある。これにより、対応する2つのロック解除部材のフックは、ラッチベースともはや係合しなくなり、第1レールが、第2レールに対して後退位置から移動されることを可能にする。
【発明の概要】
【0003】
しかし、異なる市場の要求に対しては、2つの作動部材(又は操作部材)の同時操作を必要とせずに、2つのスライドレールを相互に対してロック解除できるスライドレール製品を開発することが重要である。
【0004】
本発明は、2つの操作部材のうちの1つを操作することにより、2つのスライドレールを所定位置で相互に対してロック解除することができるスライドレール組立体を提供する。
【0005】
本発明の実施形態によれば、スライドレール組立体は、第1レールと;第2レールであり、第2レールと第1レールとが相対的に移動可能である第2レールと;第1レールに配置されているブロッキング特徴部と;第2レールに移動可能に取り付けられている2つの操作部材と;第2レールに移動可能に取り付けられているロック部材と;第2レールに移動可能に取り付けられている駆動部材とを備え;第2レールが第1レールに対して所定位置にあり、かつロック部材がロック状態にある場合に、第2レールが所定位置から移動することを防止するために、ロック部材とブロッキング特徴部とは、相互にブロッキングするように構成され;2つの操作部材のうちの1つが操作された場合に、駆動部材は、ロック部材を移動させてロック状態からロック解除状態へ切り替えるために駆動されるように構成され、これにより、第2レールが所定位置から移動されることを可能にするために、ロック部材とブロッキング特徴部とは、相互にブロッキングしなくなる。
【0006】
本発明の実施形態によれば、スライドレール組立体は、第1レールと;第1レールに対して移動可能である第2レールと;第1レールに配置されているブロッキング特徴部と;第2レールに移動可能に取り付けられている2つの操作部材と;第2レールに移動可能に取り付けられているロック部材とを備え;第2レールが第1レールに対して所定位置にあり、かつロック部材がロック状態にある場合に、第2レールが所定位置から移動することを防止するために、ロック部材とブロッキング特徴部とは、相互にブロッキングするように構成され;スライドレール組立体はさらに、第2レールに対して移動可能であるハンドルを備え;第2レールが第1レールに対して所定位置にあり、かつハンドルが第1操作位置から第2操作位置へ移動された場合に、第2レールが所定位置から移動されることを可能にするために、ハンドルは、2つの操作部材のうちの1つを駆動するように構成され、ロック部材をロック状態からロック解除状態へ切り替えるように移動させる。
【0007】
様々な図及び図面に示された好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明を読んだ後には、本発明のこれらの目的及び他の目的は、当業者に疑いなく明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係り、第1レールと第2レールとを少なくとも備えているスライドレール組立体を示す図である。
本発明の実施形態に係り、スライドレール組立体の第1レールと第2レールとの分解図である。
本発明の実施形態に係り、2つの操作部材を伴って構成された第2レールを示す図である。
本発明の実施形態に係る第2レールと2つの操作部材との分解図である。
本発明の実施形態に係り、第2レールが第1レールに対して所定位置にロックされた状態を示す図である。
本発明の実施形態に係り、第2レールが第1レールに対して所定位置でロックされている場合に、ユーザが第1操作部材を操作して第2レールをロック解除することを示す図である。
本発明の実施形態に係り、第2レールが第1レールに対して所定位置でロックされている場合に、ユーザが第2操作部材を操作して第2レールをロック解除することを示す図である。
本発明の実施形態に係り、ラックに取り付けられている複数のスライドレール組立体と、ユーザが第1操作部材を操作して、最上位置のスライドレール組立体の第1レールから第2レールをロック解除することとを示す図である。
本発明の実施形態に係り、ラックに取り付けられている複数のスライドレール組立体と、ユーザが第2操作部材を操作して、最下位置のスライドレール組立体の第1レールから第2レールをロック解除することとを示す図である。
本発明の実施形態に係り、ラックに取り付けられ、ハンドルと相互作用するように構成されているスライドレール組立体を示す図である。
本発明の実施形態に係り、ラックに取り付けられているスライドレール組立体と、ハンドルを介して所定位置で第1レールからロック解除された第2レールとを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態に係り、図1ないし図3に示すように、スライドレール組立体20は、相互に対して長手方向に移動可能である第1レール22と第2レール24とを備えている。好ましくは、スライドレール組立体20はさらに、第1レール22と第2レール24との間に移動可能に配置されている第3レール26を備えている。第3レール26には、第2レール24を移動可能に取り付けるように構成されている通路27が形成されている。本実施形態では、X軸は長手方向(又はスライドレールの長さ方向)であり、Y軸は横断方向(又はスライドレールの側方方向)であり、Z軸は縦方向(又はスライドレールの高さ方向)である。
【0010】
さらに、スライドレール組立体20はさらに、ブロッキング特徴部28と、ロック部材30と、2つの操作部材(第1操作部材31と第2操作部材32など)とを備えている。ロック部材30は、ブロッキング特徴部28と相互作用するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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