TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025170058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2025146770,2021154366
出願日2025-09-04,2021-09-22
発明の名称加飾シート
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B44C 1/17 20060101AFI20251107BHJP(装飾技術)
要約【課題】発泡層を有し、小ロット多品種の製品展開に好適な加飾シート及び加飾成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】本開示の加飾成形品の製造方法は、発泡粒子を含有する発泡層が設けられた発泡層転写シートを加熱し、基材上の少なくとも一部に前記発泡層を転写する工程と、前記基材上に画像層を形成して加飾シートを作製する工程と、前記加飾シートと成形品とを粘着層を介して貼り合わせ、アウトモールド成形を行う工程と、前記発泡層を発泡させる工程と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基材と、
前記基材の一方の面の第1領域上に設けられた少なくとも1層の第1発泡層、及び前記第1発泡層上に設けられた第1画像層を有する第1パネルと、
前記基材の前記一方の面の第2領域上に設けられた少なくとも1層の第2発泡層、及び前記第2発泡層上に設けられた第2画像層を有する第2パネルと、
前記基材の他方の面に設けられた粘着層と、
を備え、
前記第1パネルにおける前記第1発泡層の積層数と、前記第2パネルにおける前記第2発泡層の積層数とが異なる、加飾シート。
続きを表示(約 91 文字)【請求項2】
前記基材の前記一方の面の第3領域上に設けられた第3画像層を有する第3パネルをさらに備え、前記第3パネルは発泡層を含まない、請求項1に記載の加飾シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加飾シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
立体成形品に対して加飾する方法の1つとして、アウトモールド成形が知られている。アウトモールド成形は、柄を後付けできる特性から、多様化する消費者のニーズに対応した小ロット多品種の展開が可能であり、また、印刷より環境負荷が低いため、近年、採用の機会が増えている。
【0003】
アウトモールド成形は、延伸性のあるフィルムを用いた成形方法であるが、柄の印刷は主にグラビア印刷が用いられている。前述した通り、アウトモールド成形は小ロット多品種に向いた成形方法であるのに対し、グラビア印刷は大量生産に向いた方法であるため、数量によっては採算が合わない状況が発生する。小ロット多品種に向いた印刷方法として、インクジェット等のデジタル印刷が考えられる。インクジェットにはUVでインキを硬化させるタイプがあり、凹凸感の付与等の触感表現は可能だが、皮革のような弾性のある手触りを表現するのは向いていない。
【0004】
弾性のある手触りを表現する手法として、発泡粒子を用いたものが知られている。例えば、特許文献1には、真空成型可能な熱可塑性シート上に熱発泡性インキを塗布した後、その塗布面に転写フィルムの絵柄インキ面を重ねるよう転写フィルムを積層し、加熱により熱発泡性インキを発泡させると同時に熱可塑性シートの真空成型を行う方法が開示されている。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の方法では、熱可塑性シート上に熱発泡性インキを塗布しているため、一様な厚みの発泡性インキ層しか形成することができず、小ロット多品種の製品展開には適していなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平5-254238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、発泡層を有し、小ロット多品種の製品展開に好適な加飾シート及び加飾成形品の製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の加飾成形品の製造方法は、発泡粒子を含有する発泡層が設けられた発泡層転写シートを加熱し、基材上の少なくとも一部に前記発泡層を転写する工程と、前記基材上に画像層を形成して加飾シートを作製する工程と、前記加飾シートと成形品とを粘着層を介して貼り合わせ、アウトモールド成形を行う工程と、前記発泡層を発泡させる工程と、を備える。
【0009】
本開示の加飾シートは、基材と、前記基材の一方の面の第1領域上に設けられた少なくとも1層の第1発泡層、及び前記第1発泡層上に設けられた第1画像層を有する第1パネルと、前記基材の前記一方の面の第2領域上に設けられた少なくとも1層の第2発泡層、及び前記第2発泡層上に設けられた第2画像層を有する第2パネルと、前記基材の他方の面に設けられた粘着層と、を備え、前記第1パネルにおける前記第1発泡層の積層数と、前記第2パネルにおける前記第2発泡層の積層数とが異なる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、発泡層を有し、小ロット多品種の製品展開に好適な加飾シートを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

大日本印刷株式会社
印刷物
1か月前
大日本印刷株式会社
印刷物
1か月前
大日本印刷株式会社
除電装置
23日前
大日本印刷株式会社
太陽電池
1か月前
大日本印刷株式会社
床用化粧材
1か月前
大日本印刷株式会社
装飾パネル
1日前
大日本印刷株式会社
積層シート
1か月前
大日本印刷株式会社
プリフォーム
8日前
大日本印刷株式会社
インテリア用品
13日前
大日本印刷株式会社
プラスチックボトル
8日前
大日本印刷株式会社
旅行記作成システム
27日前
大日本印刷株式会社
調光部材及び合わせ板
27日前
大日本印刷株式会社
積層体および包装容器
1か月前
大日本印刷株式会社
化粧シート及び化粧材
16日前
大日本印刷株式会社
積層体および包装容器
1か月前
大日本印刷株式会社
加飾シート及び樹脂成形品
1か月前
大日本印刷株式会社
加飾シート及び樹脂成形品
今日
大日本印刷株式会社
再配線層及びその製造方法
1か月前
大日本印刷株式会社
情報処理装置及びプログラム
1か月前
大日本印刷株式会社
処理装置、判断方法及び評価方法
15日前
大日本印刷株式会社
水素センサおよび水素検知システム
1か月前
大日本印刷株式会社
紙印刷物および紙印刷物の製造方法
15日前
大日本印刷株式会社
位相差板、光学部材、及び、表示装置
1か月前
大日本印刷株式会社
熱転写シートと中間転写媒体との組合せ
1か月前
大日本印刷株式会社
加飾シート、加飾部材及び表示システム
21日前
大日本印刷株式会社
情報処理システム、装着装置及びプログラム
27日前
大日本印刷株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
大日本印刷株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
大日本印刷株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
14日前
大日本印刷株式会社
化粧シート、化粧シートの製造方法および化粧材
15日前
大日本印刷株式会社
加飾シート、外装部材の製造方法および外装部材
1か月前
大日本印刷株式会社
光学シート、液晶表示装置及び有機EL表示装置
13日前
大日本印刷株式会社
測定システム、測定方法、測定プログラム、物体
1か月前
大日本印刷株式会社
化粧シート、化粧シートの製造方法および化粧材
8日前
大日本印刷株式会社
化粧シート、化粧シートの製造方法および化粧材
8日前
大日本印刷株式会社
加飾積層体、転写シート、加飾部材、及び移動体
1か月前
続きを見る