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公開番号
2025159850
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2024062663
出願日
2024-04-09
発明の名称
浸水検出構造
出願人
日東工業株式会社
代理人
弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類
G01M
3/16 20060101AFI20251015BHJP(測定;試験)
要約
【課題】筐体内への浸水を検出する浸水検出装置を筐体へ容易に位置決め可能とし、かつ、筐体内の浸水の状況についても容易に把握することができるようにすること。
【解決手段】筐体20の内部に電気機器若しくは電子機器を収納する電気電子機器収納用箱と、水の接触の確認対象とすることが可能な第一の接触確認対象部61と第二の接触確認対象部62を有し、かつ、第一の接触確認対象部と第二の接触確認対象部の状態の検知が可能な浸水検出装置5と、を備える電気電子機器収納用箱の浸水検出構造であって、浸水検出装置が挿入された状態とすることを可能とする取り付け開口部を筐体に備え、浸水検出装置に備えられた第一の接触確認対象部が筐体の外側に位置し、浸水検出装置に備えられた第二の接触確認対象部が筐体の内側に位置するように、浸水検出装置が取り付け開口部に挿入された電気電子機器収納用箱の浸水検出構造とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体の内部に電気機器若しくは電子機器を収納する電気電子機器収納用箱と、
水の接触の確認対象とすることが可能な第一の接触確認対象部と第二の接触確認対象部を有し、かつ、第一の接触確認対象部と第二の接触確認対象部の状態の検知が可能な浸水検出装置と、
を備える電気電子機器収納用箱の浸水検出構造であって、
浸水検出装置が挿入された状態とすることを可能とする取り付け開口部を筐体に備え、
浸水検出装置に備えられた第一の接触確認対象部が筐体の外側に位置し、浸水検出装置に備えられた第二の接触確認対象部が筐体の内側に位置するように、浸水検出装置が取り付け開口部に挿入された電気電子機器収納用箱の浸水検出構造。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
筐体の外側に位置する第一の接触確認対象部の状態の情報と、筐体の内側に位置する第二の接触確認対象部の状態の情報と、を用いて、浸水状態を判定可能な判定処理部を備えた請求項1に記載の電気電子機器収納用箱の浸水検出構造。
【請求項3】
筐体の外側に位置する第一の接触確認対象部の状態の経時変化と、筐体の内側に位置する第二の接触確認対象部の状態の経時変化と、を用いて浸水状態を判定可能な判定処理部を備えた請求項1に記載の電気電子機器収納用箱の浸水検出構造。
【請求項4】
筐体の内部から取り付け開口部に挿入された浸水検出装置本体の筐体の外部に位置する部分に取り付けることで、浸水検出装置が取り付け開口部から脱落することを抑制可能な取付リングを備えた請求項1に記載の電気電子機器収納用箱の浸水検出装置。
【請求項5】
判定結果を外部に出力可能な信号出力部を備えた請求項2又は3に記載の電気電子機器収納用箱の浸水検出構造。
【請求項6】
浸水検出装置を動作させる電源部となる電池を収容可能な電池収容部を備える請求項1に記載の電気電子機器収納用箱の浸水検出構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浸水検出構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
開閉器、変圧器などを搭載した分電盤や配電盤などの電気設備は浸水被害に備え、浸水対策の充実を図ることが重要である。例えば、分電盤、配電盤が浸水した際には、被災状況に応じた適切な保安が必要となる。このため、従来は、特許文献1に記載されているように、浸水検知のために分電盤や配電盤内へ冠水センサを取り付け、開閉器を遮断するなどの対応ができるようにしている。この冠水センサは、内部に可動接点を備えており、水位に応じて移動して固定接点と接触した場合に警報などを出力する。この他、内部の水圧の変化による水位を検出するフロートスイッチを設けたり、複数の温度センサを異なる位置に配置したりして、水位を検出することが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-269848号公報
【0004】
ところで、このような冠水センサはどのように、どこの位置に設置をするかを決めるのが難しく、また、冠水センサの開閉スイッチの取り付けも難しかった。また、浸水の状況を詳細に把握するためには複数のセンサが必要になるが、それぞれのセンサをどの位置に設置するかを決定することが難しい。例えば、筐体によってセンサの位置が異なることにもなり、その態様毎に判定するための基準を設定する必要があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、筐体内への浸水を検出する浸水検出装置を筐体へ容易に位置決め可能とし、かつ、筐体内の浸水の状況についても容易に把握することができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、筐体の内部に電気機器若しくは電子機器を収納する電気電子機器収納用箱と、水の接触の確認対象とすることが可能な第一の接触確認対象部と第二の接触確認対象部を有し、かつ、第一の接触確認対象部と第二の接触確認対象部の状態の検知が可能な浸水検出装置と、を備える電気電子機器収納用箱の浸水検出構造であって、浸水検出装置が挿入された状態とすることを可能とする取り付け開口部を筐体に備え、浸水検出装置に備えられた第一の接触確認対象部が筐体の外側に位置し、浸水検出装置に備えられた第二の接触確認対象部が筐体の内側に位置するように、浸水検出装置が取り付け開口部に挿入された電気電子機器収納用箱の浸水検出構造とする。
【0007】
また、筐体の外側に位置する第一の接触確認対象部の状態の情報と、筐体の内側に位置する第二の接触確認対象部の状態の情報と、を用いて、浸水状態を判定可能な判定処理部を備えた構成とすることが好ましい。
【0008】
また、筐体の外側に位置する第一の接触確認対象部の状態の経時変化と、筐体の内側に位置する第二の接触確認対象部の状態の経時変化と、を用いて浸水状態を判定可能な判定処理部を備えた構成とすることが好ましい。
【0009】
また、筐体の内部から取り付け開口部に挿入された浸水検出装置本体の筐体の外部に位置する部分に取り付けることで、浸水検出装置が取り付け開口部から脱落することを抑制可能な取付リングを備えた構成とすることが好ましい。
【0010】
また、判定結果を外部に出力可能な信号出力部を備えた構成とすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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