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公開番号
2025161297
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064379
出願日
2024-04-12
発明の名称
電気電子機器収納用箱
出願人
日東工業株式会社
代理人
弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類
H05K
9/00 20060101AFI20251017BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】電気電子機器収納用箱の事象の検知について新たな手段を採用できるようにすること。
【解決手段】電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体2と、筐体2を覆うことが可能な外扉と、を備え、筐体2内に、対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグ11と、ICタグ11と電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタ12と、ICタグ11とリーダライタ12との間に、電波を減衰、反射、吸収させる材料を備えた電波減衰物と、を備えている電気電子機器収納用箱とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、
筐体内に、
対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、
ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、
を備え、
ICタグとリーダライタとの間に、電波を減衰、反射、吸収させる材料を備えた電波減衰物が介在する電気電子機器収納用箱。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、
筐体内に、
対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、
ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、
を備え、
リーダライタから直接照射される電波の強度が弱いエリアにICタグが設置され、リーダライタから直接照射される電波の強度が強いエリアに電波反射部材が位置する、
若しくは、
ICタグから直接照射される電波の強度が弱いエリアにリーダライタが設置され、ICタグから直接照射される電波の強度が強いエリアに電波反射部材が位置する
電気電子機器収納用箱。
【請求項3】
電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、
筐体内に、
対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、
ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、
を備え、
リーダライタの直接的な電波照射エリア外にICタグが設置され、電波照射エリア内に電波反射部材が位置する、
若しくは、
ICタグの直接的な電波照射エリア外にリーダライタが設置され、電波照射エリア内に電波反射部材が位置する
電気電子機器収納用箱。
【請求項4】
電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、
筐体内に、
対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、
ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、
を備え、
リーダライタから見たリーダライタの電波照射方向にICタグが位置するが、ICタグの電波受信部がリーダライタとは対向せず、前記電波照射方向に電波反射部材が位置する、
若しくは、
ICタグから見たICタグの電波照射方向にリーダライタが位置するが、リーダライタの電波受信部がICタグとは対向せず、前記電波照射方向に電波反射部材が位置する
電気電子機器収納用箱。
【請求項5】
電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、
筐体内に、
対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、
ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、
を備え、
リーダライタから見て、リーダライタの電波照射方向と異なる方向にICタグが設置され、前記電波照射方向に電波反射部材が位置する、
若しくは、
ICタグから見て、ICタグの電波照射方向と異なる方向にリーダライタが設置され、前記電波照射方向に電波反射部材が位置する
電気電子機器収納用箱。
【請求項6】
ICタグが、
筐体、筐体に収納される電気電子機器の外面、筐体に収納される電気電子機器の内面、電気電子機器を固定するために用いる固定部材、のいずれか一つに少なくとも取り付けられる請求項1から5のいずれかに記載の電気電子機器収納用箱。
【請求項7】
筐体に収納される複数の電気電子機器の導電部を覆うことが可能であるとともに、そのうちの少なくとも一つの電気電子機器の非導電部の一部にアクセス可能とする中扉をさらに備え、
ICタグの少なくとも一つが、外扉の中扉と対向することになる面、中扉の外扉と対向することになる面、中扉と外扉の間、の何れかに取り付けられる請求項1から5のいずれかに記載の電気電子機器収納用箱。
【請求項8】
ICタグが、導電部材若しくは電気電子機器の導電部に取り付けられる請求項1から5のいずれかに記載の電気電子機器収納用箱。
【請求項9】
電波減衰物の少なくとも一つは、
電気電子機器、
電気電子機器に電気的に接続される導電部材、
電気電子機器を固定するために用いる固定部材、
電気電子機器の少なくとも一部と対向するように配置される中扉、
の何れかである請求項1に記載の電気電子機器収納用箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気電子機器収納用箱に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、電気電子機器収納用箱に関し、処理部に接続する温度測定用の測定モジュールで得られる測定値データを記憶部に記憶させ、生成した測定結果データを通信部からデータサーバに送信することは知られている。また、特許文献1には、電源装置の取っ手に吊り下げられているICタグに携帯情報端末のICタグリーダーを接近させてICタグから識別符号データを読み取ることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-036284号公報
【0004】
ところで、ICタグと、ICタグとあわせて使用されるリーダライタとは、電波を介して通信を行うものであるため、ICタグとリーダライタの間に障害物がある場合には、正常に通信が行えない場合がある。これは、障害物が金属である場合に顕著にみられる。このため、金属を用いて構成された電気電子機器収納用箱については、ICタグとリーダライタの双方を電気電子機器収納用箱の内部に配置することはなされてこなかった。また、電気電子機器収納用箱の内部には多くの機器が搭載されているため、ICタグやリーダライタの設置範囲や向きに制限がありすぎ、電気電子機器収納用箱の内部でICタグとリーダライタを通信させることは実際的ではないと考えられていたことも、電気電子機器収納用箱の内部にICタグとリーダライタを配置することを具体的に検討することがなされてこなかった理由の一つであった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、電気電子機器収納用箱のさまざまな可能性は追及する中で、金属用いて構成された電気電子機器収納用箱でも、ICタグとリーダライタを事象の検知に利用できる手段はないかと考えた。本発明が解決しようとする課題は、電気電子機器収納用箱の事象の検知について新たな手段を採用できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、筐体内に、対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、ICタグとリーダライタとの間に、電波を減衰、反射、吸収させる材料を備えた電波減衰物と、を備えた電気電子機器収納用箱とする。
【0007】
また、電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、
筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、筐体内に、対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、を備え、リーダライタから直接照射される電波の強度が弱いエリアにICタグが設置され、リーダライタから直接照射される電波の強度が強いエリアに電波反射部材が位置する、若しくは、ICタグから直接照射される電波の強度が弱いエリアにリーダライタが設置され、ICタグから直接照射される電波の強度が強いエリアに電波反射部材が位置する構成とするのが好ましい。
【0008】
また、電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、筐体内に、対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、を備え、リーダライタの直接的な電波照射エリア外にICタグが設置され、電波照射エリア内に電波反射部材が位置する、若しくは、ICタグの直接的な電波照射エリア外にリーダライタが設置され、電波照射エリア内に電波反射部材が位置する構成とするのが好ましい。
【0009】
また、電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、筐体内に、対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、を備え、リーダライタから見たリーダライタの電波照射方向にICタグが位置するが、ICタグの電波受信部がリーダライタとは対向せず、前記電波照射方向に電波反射部材が位置する、若しくは、ICタグから見たICタグの電波照射方向にリーダライタが位置するが、リーダライタの電波受信部がICタグとは対向せず、前記電波照射方向に電波反射部材が位置する構成とするのが好ましい。
【0010】
また、電気電子機器を収納可能であって、少なくとも一部に金属を有した筐体と、筐体を覆うことが可能な外扉と、を備え、筐体内に、対象物に生じる事象をセンサにより検知若しくは測定した情報を記憶するICタグと、ICタグと電波を介して通信し、該情報を収集するリーダライタと、を備え、リーダライタから見て、リーダライタの電波照射方向と異なる方向にICタグが設置され、前記電波照射方向に電波反射部材が位置する、若しくは、ICタグから見て、ICタグの電波照射方向と異なる方向にリーダライタが設置され、前記電波照射方向に電波反射部材が位置する構成とするのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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