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公開番号2025170936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024075803
出願日2024-05-08
発明の名称開閉ユニットの異常監視システム
出願人日東工業株式会社
代理人弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類H02H 6/00 20060101AFI20251113BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】開閉部と、信号を受けることにより開閉部を開くための動作をさせる引き外し部と、を備えた開閉ユニットに、開動作に支障のある物理的な異常があるか否かを判定できるようにすること。
【解決手段】電源と負荷機器の間の電路を開閉可能な開閉部21と、開閉部を引き外すことが可能な引き外し部22と、を有する開閉ユニット20と、事象を検出可能な検出部51と、検出部が検出した事象に関連する値が所定値以上か否かを判定可能な判定部52と、前記値が所定値以上であると判定された場合に、開閉部を引き外すための信号を引き外し部に出力可能な信号出力部53と、を備えた開閉ユニットの異常監視システムであって、開閉部の二次側から判定部へ供給される電気の通電状況を監視可能な通電監視部54を備え、信号出力部から引き外し部へ信号が出力された後に、開閉部の二次側から判定部への通電の有無を確認する構成とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一次側に接続される電源と二次側に接続される負荷機器の間の電路を開閉可能な開閉部と、開閉部を引き外すことが可能な引き外し部と、を有する開閉ユニットと、
事象を検出可能な検出部と、
検出部が検出した事象に関連する値が所定値以上か否かを判定可能な判定部と、
前記値が所定値以上であると判定部により判定された場合に、開閉部を引き外すための信号を引き外し部に出力可能な信号出力部と、
を備えた開閉ユニットの異常監視システムであって、
開閉部の二次側から判定部へ供給される電気の通電状況を監視可能な通電監視部を備え、
信号出力部から引き外し部へ信号が出力された後に、通電監視部で、開閉部の二次側から判定部への通電の有無を確認する開閉ユニットの異常監視システム。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
信号出力部から引き外し部へ信号が出力されてから開閉部の二次側から判定部への通電の有無を確認し、
前記確認により判定部への通電が確認される場合に、再度信号出力部から引き外し部へ信号を出力し、
その後に、再び開閉部の二次側から判定部への通電の有無を確認する請求項1に記載の開閉ユニットの異常監視システム。
【請求項3】
信号出力部から引き外し部へ信号が出力されてから開閉部の二次側から判定部への通電の有無を確認し、
前記確認により判定部への通電が確認される場合に、判定部へ通電される電気の電圧が所定値未満であるか否かを確認する請求項1又は2に記載の開閉ユニットの異常監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉ユニットの異常監視システムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したとき、ブレーカに備えられた引き外し部で開閉部を動かして遮断を行い、負荷側への給電を止める感震装置が知られている。また、正常にブレーカを遮断することを確認できるようにするため、感震装置に備えられたテストボタンが押されることなどで、ブレーカに対して信号を出力できるようにすることが知られている。テスト用の信号を受けたブレーカが遮断すれば、感震装置が正常に機能することを確認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-057171号公報
【0004】
ところで、ブレーカ側に開動作に支障のある物理的な異常があった場合、テストボタンを押すなどして、感震装置からブレーカに対して正常に信号が出力されたとしても、ブレーカが正常に遮断されない。すると、感震装置が正常であることを確認することができない。また、このような場合、感震装置とブレーカのいずれが異常であるのかを判別することができなかった。また、感震装置以外から引き外し部に信号を送って開閉部を開く操作をするような場合も、同様の問題は起こり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、開閉部と、信号を受けることにより開閉部を開くための動作をさせる引き外し部と、を備えた開閉ユニットに、開動作に支障のある物理的な異常があるか否かを判定できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、一次側に接続される電源と二次側に接続される負荷機器の間の電路を開閉可能な開閉部と、開閉部を引き外すことが可能な引き外し部と、を有する開閉ユニットと、事象を検出可能な検出部と、検出部が検出した事象に関連する値が所定値以上か否かを判定可能な判定部と、前記値が所定値以上であると判定部により判定された場合に、開閉部を引き外すための信号を引き外し部に出力可能な信号出力部と、を備えた開閉ユニットの異常監視システムであって、開閉部の二次側から判定部へ供給される電気の通電状況を監視可能な通電監視部を備え、信号出力部から引き外し部へ信号が出力された後に、通電監視部で、開閉部の二次側から判定部への通電の有無を確認する開閉ユニットの異常監視システムとする。
【0007】
また、信号出力部から引き外し部へ信号が出力されてから開閉部の二次側から判定部への通電の有無を確認し、前記確認により判定部への通電が確認される場合に、再度信号出力部から引き外し部へ信号を出力し、その後に、再び開閉部の二次側から判定部への通電の有無を確認する構成とすることが好ましい。
【0008】
また、信号出力部から引き外し部へ信号が出力されてから開閉部の二次側から判定部への通電の有無を確認し、前記確認により判定部への通電が確認される場合に、判定部へ通電される電気の電圧が所定値未満であるか否かを確認する構成とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、開閉部と、信号を受けることにより開閉部を開くための動作をさせる引き外し部と、を備えた開閉ユニットに、開動作に支障のある物理的な異常があるか否かを判定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
開閉ユニットとセンサユニットにより構成されたシステム例の実施形態の斜視図である。
実施形態におけるシステムのブロック図である。
システム利用例のフロー図である。
システム利用例のフロー図である。
システム利用例のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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