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公開番号2025132189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029584
出願日2024-02-29
発明の名称車両用発光モジュール、車両用照明装置、および車両用発光モジュールの製造方法
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 43/33 20180101AFI20250903BHJP(照明)
要約【課題】枠部の機能が損なわれることなく、基板の、枠部の内側に位置する領域に反射部を形成することができる車両用発光モジュール、車両用照明装置、および車両用発光モジュールの製造方法を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る車両用発光モジュールは、基板と;前記基板の一方の面側に設けられた発光素子と;枠状を呈し、前記発光素子を囲む枠部と;膜状を呈し、前記基板の、前記枠部の内側に位置する領域、および、前記基板と、前記枠部との間に設けられ、前記発光素子から照射される光に対する反射率が前記基板よりも高い反射部と;を具備している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板と;
前記基板の一方の面側に設けられた発光素子と;
枠状を呈し、前記発光素子を囲む枠部と;
膜状を呈し、前記基板の、前記枠部の内側に位置する領域、および、前記基板と、前記枠部との間に設けられ、前記発光素子から照射される光に対する反射率が前記基板よりも高い反射部と;
を具備した車両用発光モジュール。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記枠部は、前記反射部と一体に形成されている請求項1記載の車両用発光モジュール。
【請求項3】
前記枠部は、前記反射部に接着されている請求項1記載の車両用発光モジュール。
【請求項4】
前記反射部は、前記発光素子の周囲を覆っている請求項1または2に記載の車両用発光モジュール。
【請求項5】
請求項1または2に記載の車両用発光モジュールと;
一方の端部側に、前記車両用発光モジュールが設けられるソケットと;
を具備した車両用照明装置。
【請求項6】
基板に、発光素子を実装する工程と;
前記基板の、前記発光素子が実装された領域に、前記発光素子から照射される光に対する反射率が前記基板よりも高い第1の樹脂を供給して、膜状を呈する反射部を設ける工程と;
前記反射部の上に、前記発光素子から照射される光に対する反射率が前記基板よりも高い第2の樹脂を枠状に供給して、前記発光素子を囲む枠部を設ける工程と;
を具備した車両用発光モジュールの製造方法。
【請求項7】
膜状となった前記第1の樹脂と、枠状の前記第2の樹脂と、が一緒に硬化される請求項6記載の車両用発光モジュールの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、車両用発光モジュール、車両用照明装置、および車両用発光モジュールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
省エネルギー化や長寿命化などの観点から、フィラメントを有するランプなどを備えた車両用照明装置に代えて、発光ダイオードなどの発光素子を備えた車両用照明装置の普及が進んでいる。この様な車両用照明装置は、ソケットと、ソケットの一方の端部側に設けられた発光モジュールと、を備えている。
【0003】
発光モジュールは、例えば、基板と、基板に設けられたチップ状の発光素子と、基板に設けられ、チップ状の発光素子を囲む枠部と、を備えている。チップ状の発光素子から照射され、枠部の内壁に入射した光は、枠部の内壁において反射されて、車両用照明装置の正面側に向けて出射する。そのため、枠部が設けられていれば、車両用照明装置(発光モジュール)からの光の取り出し効率を向上させることができる。
【0004】
近年においては、高光束化などのために、車両用照明装置(発光モジュール)からの光の取り出し効率をさらに向上させることが望まれている。ここで、チップ状の発光素子から照射された光の一部は、基板の、枠部の内側に位置する領域に向かう。そのため、基板の、枠部の内側に位置する領域に向かう光を反射させれば、車両用照明装置(発光モジュール)からの光の取り出し効率をさらに向上させることができる。
【0005】
例えば、基板の、枠部の内側に位置する領域に、膜状の反射部を設ければ、当該領域に向かう光の反射率を向上させることができる。例えば、ディスペンサなどの供給装置を用いて、基板の、枠部の内側に位置する領域に、反射率の高い樹脂を供給すれば、当該領域に反射部を形成することができる。
【0006】
ところが、この様にすると、ディスペンサなどの供給装置のノズルと、枠部の内壁とが干渉する場合がある。ノズルと、枠部の内壁とが干渉すると、枠部が変形したり、枠部が損傷したりして、枠部の機能が損なわれるおそれがある。この場合、ノズルと、枠部の内壁との間に所定の隙間を設けた状態で樹脂などを供給すれば、ノズルと、枠部の内壁とが干渉するのを抑制することができる。ところが、この様にすると、枠部の内壁の近傍において、反射部が形成されない部分が生じ得る。
【0007】
そこで、枠部の機能が損なわれることなく、基板の、枠部の内側に位置する領域に反射部を形成することができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-247061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、枠部の機能が損なわれることなく、基板の、枠部の内側に位置する領域に反射部を形成することができる車両用発光モジュール、車両用照明装置、および車両用発光モジュールの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
実施形態に係る車両用発光モジュールは、基板と;前記基板の一方の面側に設けられた発光素子と;枠状を呈し、前記発光素子を囲む枠部と;膜状を呈し、前記基板の、前記枠部の内側に位置する領域、および、前記基板と、前記枠部との間に設けられ、前記発光素子から照射される光に対する反射率が前記基板よりも高い反射部と;を具備している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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