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公開番号
2025125117
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024020972
出願日
2024-02-15
発明の名称
車両用灯具
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F21S
43/245 20180101AFI20250820BHJP(照明)
要約
【課題】発光の見栄えを良くすることを可能とした車両用灯具を提供する。
【解決手段】第1の発光ユニット2Aは、第1の光源3Aと、第1の導光体4Aと、第1の導光体4Aの正面側を覆うインナーレンズ4Cを含み、インナーレンズ4Cは、第1の導光体4Aの正面側から第1の光が出射される発光部S1を覆う第1のレンズ部43と、第1の導光体4Aの正面側から第1の光が出射されない非発光部S2を覆う第2のレンズ部44とを含み、第2の導光体4Bは、少なくとも第2のレンズ部44の背面側と、第1の導光体4Aの正面側との間に位置するように、第2の導光体4Bの一部が延長された延長部45を含み、第1のレンズ部43は、第1の導光体4Aから出射される第1の光により発光し、第2のレンズ部44は、第2の導光体4Bで導光し、延長部45まで導光した第3の光が正面側から出射することで発光する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の光源と、第1の導光体とを含み、前記第1の光源から出射された第1の光により前記第1の導光体の正面側を発光させる第1の発光ユニットと、
第2の光源と、第2の導光体とを含み、前記第2の光源から出射された第2の光により前記第2の導光体の正面側を発光させる第2の発光ユニットと、
前記第1の導光体の正面側を覆うインナーレンズとを備え、
前記インナーレンズは、前記第1の導光体の正面側から第1の光が出射される発光面を覆う第1のレンズ部と、前記第1の導光体の正面側から第1の光が出射されない非発光部を覆う第2のレンズ部とを含み、
前記第2の導光体は、少なくとも前記第2のレンズ部の背面側と、前記第1の導光体の正面側との間に位置するように、前記第2の導光体の一部が延長された延長部を含み、
前記第1のレンズ部は、第1の導光体から出射される第1の光により発光し、
前記第2のレンズ部は、前記第2の導光体で導光し、前記延長部まで導光した第3の光が正面側から出射することで発光する、
車両用灯具。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2のレンズ部は、前記第1の導光体から出射されて前記延長部の内部へと入射した第1の光が延長部から出射することにより発光する、
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記第2の導光体は、棒状の第1の導光部と、前記第1の導光部と一体に形成されている板状の第2の導光部と、前記第2の導光部の先端側から上側へ延長した延長部と、前記第2の導光部と前記延長部とを接続する段差部とを有し、
前記第2の導光体は、前記第2の光源から出射された第2の光を入射する第1の入射面と、前記第1の入射面から入射し導光された第2の光を正面側へ反射する第1の反射カットと、前記第1の反射カットによって反射された第2の光を出射する第1の出射面とを含み、
前記延長部は、正面視において少なくとも第2のレンズ部と重なる範囲で背面側に設けられる複数の第2の反射カットを含み、
前記第2の導光体は、前記第2の導光体から前記延長部まで導光される第3の光において、前記複数の第2の反射カットで反射し、前記延長部の正面側へ出射する、
請求項1又は2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記段差部は、前記インナーレンズの正面側と前記第1の出射面の正面側とが面一となるよう背面側へ延びて前記延長部へ接続される、
請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記第1の導光体は、前記第1の光源から出射された第1の光を入射する第2の入射面と、前記第2の入射面から入射し導光された第1の光を正面側に反射する第3の反射カットと、前記第3の反射カットによって反射された第1の光を出射する第2の出射面とを含み、
前記延長部は、正面側の面に対して拡散部を含み、
前記第1の導光体は、棒状に形成されており、前記第2の出射面から出射された第1の光は、前記拡散部にて拡散されて第2のレンズ部に出射する、
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記第1の光源及び前記第2の光源は、それぞれ異なる色光を発する複数の発光素子を含む、
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項7】
前記第1の光源及び前記第2の光源の点灯を制御する点灯制御部を備え、
前記点灯制御部は、前記第1の光源を点灯した状態と、前記第2の光源を点灯した状態と、前記第1の光源及び前記第2の光源を点灯した状態とを切り替える制御を行う、
請求項1に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、車両に搭載される車両用灯具として、発光ダイオード(LED)などの光源と、導光棒や導光板などの導光体とを組み合わせたものが知られている。
【0003】
このような車両用灯具では、光源から出射された光を導光体の基端側に設けられた入射部から導光体の内部へと入射し、導光体の内部で反射を繰り返しながら、導光体の先端側に向けて光を導光させる。また、導光体の背面側に設けられた複数の反射カットで反射された光を導光体の正面側に設けられた出射面から導光体の外部へと出射する。これにより、導光体の出射面を発光させることが可能となっている。
【0004】
また、下記特許文献1には、2本の導光体が光を外部に出射させる出射方向に立体交差するように配置して、2本の導光体が1つの連続した導光体として視認されるように、立体交差部分に形成される空間を覆う付加レンズ部を設けた車両用導光体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-197576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述した棒状の導光体には、複数の反射カット及び出射面が設けられた発光部と、入射部から入射した光を発光部に向けて導光させるための非発光部とが設けられている。
【0007】
このため、導光体の非発光部では、暗部(発光ムラ)が発生してしまい、発光の見栄えが悪くなることがあった。特に、導光体の非発光部を側方視したときには、暗部(発光ムラ)の発生がより顕著となっている。
【0008】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、発光の見栄えを良くすることを可能とした車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 第1の光源と、第1の導光体とを含み、前記第1の光源から出射された第1の光により前記第1の導光体の正面側を発光させる第1の発光ユニットと、
第2の光源と、第2の導光体とを含み、前記第2の光源から出射された第2の光により前記第2の導光体の正面側を発光させる第2の発光ユニットと、
前記第1の導光体の正面側を覆うインナーレンズとを備え、
前記インナーレンズは、前記第1の導光体の正面側から第1の光が出射される発光面を覆う第1のレンズ部と、前記第1の導光体の正面側から第1の光が出射されない非発光部を覆う第2のレンズ部とを含み、
前記第2の導光体は、少なくとも前記第2のレンズ部の背面側と、前記第1の導光体の正面側との間に位置するように、前記第2の導光体の一部が延長された延長部を含み、
前記第1のレンズ部は、第1の導光体から出射される第1の光により発光し、
前記第2のレンズ部は、前記第2の導光体で導光し、前記延長部まで導光した第3の光 が正面側から出射することで発光する、
車両用灯具。
〔2〕 前記第2のレンズ部は、前記第1の導光体から出射されて前記延長部の内部へと入射した第1の光が延長部から出射することにより発光する、
前記〔1〕に記載の車両用灯具。
〔3〕 前記第2の導光体は、棒状の第1の導光部と、前記第1の導光部と一体に形成されている板状の第2の導光部と、前記第2の導光部の先端側から上側へ延長した延長部と、前記第2の導光部と前記延長部とを接続する段差部とを有し、
前記第2の導光体は、前記第2の光源から出射された第2の光を入射する第1の入射面と、前記第1の入射面から入射し導光された第2の光を正面側へ反射する第1の反射カットと、前記第1の反射カットによって反射された第2の光を出射する第1の出射面とを含み、
前記延長部は、正面視において少なくとも第2のレンズ部と重なる範囲で背面側に設けられる複数の第2の反射カットを含み、
前記第2の導光体は、前記第2の導光体から前記延長部まで導光される第3の光において、前記複数の第2の反射カットで反射し、前記延長部の正面側へ出射する、
前記〔1〕又は〔2〕に記載の車両用灯具。
〔4〕 前記段差部は、前記インナーレンズの正面側と前記第1の出射面の正面側とが面一となるよう背面側へ延びて前記延長部へ接続される、
前記〔3〕に記載の車両用灯具。
〔5〕 前記第1の導光体は、前記第1の光源から出射された第1の光を入射する第2の入射面と、前記第2の入射面から入射し導光された第1の光を正面側に反射する第3の反射カットと、前記第3の反射カットによって反射された第1の光を出射する第2の出射面とを含み、
前記延長部は、正面側の面に対して拡散部を含み、
前記第1の導光体は、棒状に形成されており、前記第2の出射面から出射された第1の光は、前記拡散部にて拡散されて第2のレンズ部に出射する、
前記〔1〕に記載の車両用灯具。
〔6〕 前記第1の光源及び前記第2の光源は、それぞれ異なる色光を発する複数の発光素子を含む、
前記〔1〕に記載の車両用灯具。
〔7〕 前記第1の光源及び前記第2の光源の点灯を制御する点灯制御部を備え、
前記点灯制御部は、前記第1の光源を点灯した状態と、前記第2の光源を点灯した状態と、前記第1の光源及び前記第2の光源を点灯した状態とを切り替える制御を行う、
前記〔1〕に記載の車両用灯具。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、発光の見栄えを良くすることを可能とした車両用灯具が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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