TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025112850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007359
出願日2024-01-22
発明の名称画像形成装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250725BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】純正品ではない消耗品の使用を抑制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る画像形成装置は、読取部と、検証部と、取得部と、管理部と、を備える。読取部は、インクリボンのICタグから、固有IDと、固有IDまたは固有ID以外の情報に基づくデジタル証明書と、リボンの長さを示すリボン長情報とを読み取る。検証部は、固有IDに基づいて前記デジタル証明書を検証する。取得部は、固有IDに対応するインクリボンのインクリボン使用量の累計を累計リボン使用量として取得する。管理部は、デジタル証明書が正しくないと検証された場合または累計リボン使用量がリボン長情報以上になった場合に、印刷を禁止する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
インクリボンのICタグから、固有IDと、前記固有IDまたは前記固有ID以外の情報に基づくデジタル証明書と、リボンの長さを示すリボン長情報とを読み取る読取部と、
前記固有IDに基づいて前記デジタル証明書を検証する検証部と、
前記固有IDに対応する前記インクリボンのインクリボン使用量の累計を累計リボン使用量として取得する取得部と、
前記デジタル証明書が正しくないと検証された場合または前記累計リボン使用量が前記リボン長情報以上になった場合に、印刷を禁止する管理部と、
を備える、画像形成装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記累計リボン使用量を前記固有IDと紐付けて記憶する記憶部をさらに備え、
前記取得部は、前記記憶部から前記累計リボン使用量を取得する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
外部と通信する通信部をさらに備え、
前記取得部は、前記通信部を介して外部のサーバに前記固有IDを含む情報を送信し、前記通信部を介して前期外部のサーバから前期累計リボン使用量を受信する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前期取得部は、前期ICタグから前期累計リボン使用量を取得する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記検証部は、前記固有IDを含む第1情報をハッシュ化して得られる第2情報と、前記デジタル証明書を復号化して得られる第3情報とを比較する、請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
補給された消耗品が純正品であるか否かを判定する画像形成装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-93693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一実施形態は、純正品ではない消耗品の使用を抑制する画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る画像形成装置は、読取部と、検証部と、取得部と、管理部と、を備える。読取部は、インクリボンのICタグから、固有IDと、固有IDまたは固有ID以外の情報に基づくデジタル証明書と、リボンの長さを示すリボン長情報とを読み取る。検証部は、固有IDに基づいて前記デジタル証明書を検証する。取得部は、固有IDに対応するインクリボンのインクリボン使用量の累計を累計リボン使用量として取得する。管理部は、デジタル証明書が正しくないと検証された場合または累計リボン使用量がリボン長情報以上になった場合に、印刷を禁止する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る印刷システムの構成例を示すブロック図。
第1実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図。
第1実施形態に係る記録装置の構成例を示すブロック図。
第1実施形態に係る画像形成装置の構成例を示すブロック図
第1実施形態に係る記録装置の記録処理の一例を示すフローチャート。
第1実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャート。
第1実施形態に係る画像形成装置の印刷処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態につき図面を参照して説明する。説明に際し、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付す。また、以下に示す実施形態は、技術的思想を例示するものである。実施形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を特定するものではない。実施形態は、種々の変更を加えることができる。
【0008】
<第1実施形態>
<構成>
図1は、第1実施形態に係る印刷システムの構成例を示すブロック図である。印刷システム1は、印刷に際して使用されるインクリボンが純正品であるかを確認し、純正品でない場合に印刷を禁止するシステムである。印刷システム1は、サーバ2、記録装置3、インクリボン4、及び画像形成装置5を含む。
【0009】
インクリボン4は、画像形成装置5が印刷を行う際に用いられる消耗品である。インクリボン4は、印刷に用いられるリボンと、ICタグ41とを含む。ICタグ41は、例えば、RFIDタグなどの、近距離無線通信を行うことができ、かつデータを不揮発に記憶することができる素子である。また、ICタグ41は、それぞれの個体ごとに固有の情報である固有IDを記憶している。固有IDは書き換えることができないように記憶されている。
【0010】
サーバ2は、記録装置3及び画像形成装置5それぞれと接続される。サーバ2は、記録装置3及び画像形成装置5それぞれに情報を送信する。具体的には、例えば、サーバ2は記録装置3に、暗号化に用いる秘密鍵を送信する。例えば、サーバ2は画像形成装置5に、記録装置3に送信された秘密鍵と対となる、復号化に用いる公開鍵を送信する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

シヤチハタ株式会社
印判
2か月前
東レ株式会社
凸版印刷版原版
8か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
7か月前
三光株式会社
感熱記録材料
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
5か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
7か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
8か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
5か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
6か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
7か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
5か月前
三栄電機株式会社
プリンタ
4か月前
続きを見る