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公開番号2025111224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005522
出願日2024-01-17
発明の名称液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置
出願人エスアイアイ・プリンテック株式会社
代理人弁理士法人つばさ国際特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250723BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】信頼性を向上させることが可能な液体噴射ヘッド等を提供する。
【解決手段】本開示の一実施の形態に係る液体噴射ヘッドは、液体を噴射する複数のノズルを有する噴射部と、ノズルから液体を噴射させるための駆動信号を噴射部へと出力する1または複数の駆動デバイスが、第1面上に配置されている駆動基板と、この駆動基板における第1面側に配置されており、駆動デバイスを冷却するための放熱部材と、駆動基板における第1面と対向する第2面側に配置されており、駆動基板を放熱部材へと押し当てる押圧部材と、この押圧部材の一部を駆動基板へと固定する固定部と、を備えている。上記駆動デバイスの配置領域が、第1面内の第1方向に沿って延在しており、上記固定部が、駆動デバイスの配置位置を基準として、第1面内における第1方向と直交する第2方向に沿った領域に配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体を噴射する複数のノズルを有する噴射部と、
前記ノズルから前記液体を噴射させるための駆動信号を前記噴射部へと出力する1または複数の駆動デバイスが、第1面上に配置されている駆動基板と、
前記駆動基板における前記第1面側に配置されており、前記駆動デバイスを冷却するための放熱部材と、
前記駆動基板における前記第1面と対向する第2面側に配置されており、前記駆動基板を前記放熱部材へと押し当てる押圧部材と、
前記押圧部材の一部を前記駆動基板へと固定する固定部と
を備え、
前記駆動デバイスの配置領域が、前記第1面内の第1方向に沿って延在しており、
前記固定部が、前記駆動デバイスの配置位置を基準として、前記第1面内における前記第1方向と直交する第2方向に沿った領域に、配置されている
液体噴射ヘッド。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記駆動デバイスの配置領域内において、複数の前記駆動デバイスが、前記第1方向に沿って並んで配置されている
請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記第1方向に沿って並んで配置された複数の前記駆動デバイスのうち、
前記駆動基板の前記第1面内における前記第1方向に沿った辺に対する垂直二等分線に最も近い、1または複数の前記駆動デバイスの配置位置を基準とした前記第2方向に沿った領域に、
前記固定部が配置されている
請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
複数の前記駆動デバイスの個数が、奇数である
請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項5】
前記第1面内において、前記駆動デバイスにおける前記第1方向に沿った辺に対する垂直二等分線に沿った領域に、前記固定部が配置されている
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項6】
前記固定部が、前記第1面内において、前記駆動デバイスから出力される前記駆動信号の配線を含む領域内に、配置されている
請求項5に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項7】
前記固定部が、
前記駆動基板上に設けられた第1貫通孔と、
前記押圧部材上に設けられた第2貫通孔と、
前記第1貫通孔および前記第2貫通孔にそれぞれ挿入されており、前記駆動基板と前記押圧部材との間を固定するための固定部材と
を含んで構成されている
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項8】
前記第1貫通孔の周囲に、前記駆動基板と前記固定部材との間の電気的接触部が、設けられていない
請求項7に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項9】
前記駆動基板が、フレキシブル基板である
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項10】
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドを備えた
液体噴射記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
液体噴射ヘッドを備えた液体噴射記録装置が様々な分野に利用されており、液体噴射ヘッドとしては、各種方式のものが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-34637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような液体噴射ヘッドでは一般に、信頼性を向上させることが求められている。信頼性を向上させることが可能な、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態に係る液体噴射ヘッドは、液体を噴射する複数のノズルを有する噴射部と、ノズルから液体を噴射させるための駆動信号を噴射部へと出力する1または複数の駆動デバイスが、第1面上に配置されている駆動基板と、この駆動基板における第1面側に配置されており、駆動デバイスを冷却するための放熱部材と、駆動基板における第1面と対向する第2面側に配置されており、駆動基板を放熱部材へと押し当てる押圧部材と、この押圧部材の一部を駆動基板へと固定する固定部と、を備えたものである。上記駆動デバイスの配置領域が、第1面内の第1方向に沿って延在しており、上記固定部が、駆動デバイスの配置位置を基準として、第1面内における第1方向と直交する第2方向に沿った領域に配置されている。
【0006】
本開示の一実施の形態に係る液体噴射記録装置は、上記本開示の一実施の形態に係る液体噴射ヘッドを備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施の形態に係る液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置によれば、信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施の形態に係る液体噴射装置の概略構成例を表すブロック図である。
図1に示した液体噴射ヘッドの概略構成例を模式的に表す斜視図である。
図2に示した液体噴射ヘッドの構成例を模式的に表す断面図である。
図2,図3に示したフレキシブル基板の詳細構成例を模式的に表す平面図である。
図4に示したフレキシブル基板付近の詳細構成例を模式的に表す平面図である。
図5に示したフレキシブル基板付近の構成例を模式的に表す分解斜視図である。
図6に示した固定部等の配置構成例を模式的に表す斜視図である。
図6に示した固定部等の配置構成例を模式的に表す平面図である。
図6に示した固定部等の配置構成例を模式的に表す他の平面図である。
駆動デバイス周辺の構成例について説明するための模式平面図である。
図10に示した駆動デバイス周辺の詳細構成を模式的に表す平面図である。
比較例に係るフレキシブル基板付近の構成例を模式的に表す平面図である。
変形例1に係るフレキシブル基板付近の構成例を模式的に表す平面図である。
変形例2に係るフレキシブル基板付近の構成例を模式的に表す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(各種構成の固定部を備えた液体噴射ヘッドの例)
2.変形例
変形例1,2(駆動デバイスの個数を変更した場合の構成例)
3.その他の変形例
【0010】
<1.実施の形態>
[プリンタ5の概略構成]
図1は、本開示の一実施の形態に係る液体噴射記録装置としてのプリンタ5の概略構成例を、ブロック図で表したものである。図2は、図1に示した液体噴射ヘッドとしてのインクジェットヘッド1の概略構成例を、模式的に斜視図で表したものである。図3は、図2に示したインクジェットヘッド1の構成例を、模式的に断面図(Y-Z断面図)で表したものである。
(【0011】以降は省略されています)

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