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公開番号2025104853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222998
出願日2023-12-28
発明の名称エレベータかご及びエレベータ
出願人フジテック株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類B66B 7/06 20060101AFI20250703BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】 かごシーブがガバナロープと停止可動部との間に配置される構成に対して、ロープ接続部が揺動した場合でも、ガバナロープがかごロープに近づくように振動することを抑制することができるエレベータかごを提供する。
【解決手段】 エレベータかごにおいては、停止装置は、待機位置とエレベータかごをかごレールに停止させる停止位置との間で移動可能な停止可動部と、停止可動部を動作させるために、ガバナロープと停止可動部とを接続する動作部と、を備え、かごシーブは、第1横方向において、ガバナロープと停止可動部との間に配置され、動作部は、ガバナロープに接続されるロープ接続部を備え、ロープ接続部は、かご枠に対して、第1横方向を軸にして回転する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
かごレールに案内されることによって上下方向へ走行するエレベータかごであって、
かご枠と、
かごロープが巻き掛けられ、前記かご枠に、第1横方向を軸にして回転可能に接続されるかごシーブと、
前記エレベータかごを前記かごレールに停止させる停止装置と、を備え、
前記停止装置は、
待機位置と、前記エレベータかごを前記かごレールに停止させる停止位置との間で移動可能な停止可動部と、
前記停止可動部を動作させるために、ガバナロープと前記停止可動部とを接続する動作部と、を備え、
前記かごシーブは、前記第1横方向において、前記ガバナロープと前記停止可動部との間に配置され、
前記動作部は、前記ガバナロープに接続されるロープ接続部を備え、
前記ロープ接続部は、前記かご枠に対して、前記第1横方向を軸にして回転する、エレベータかご。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記動作部は、
前記ロープ接続部を含む第1回転部と、
前記第1回転部と別体である第2回転部と、
前記第1回転部と前記第2回転部とを接続する動作接続部と、を備え、
前記第1回転部は、前記ロープ接続部が固定されて且つ前記かご枠に前記第1横方向を軸にして回転可能に接続される第1回転軸部を備え、
前記第2回転部は、
前記停止可動部に接続される停止接続部と、
前記停止接続部が固定されて且つ前記かご枠に前記第1横方向を軸にして回転可能に接続される第2回転軸部と、を備える、請求項1に記載のエレベータかご。
【請求項3】
前記かごシーブの下端は、前記エレベータかごの下端であり、
前記かごシーブの上端は、前記第2回転軸部よりも、上方に配置される、請求項2に記載のエレベータかご。
【請求項4】
前記かごシーブの一部は、前記かご枠のうち、前記第2横方向の端位置よりも、外側に配置され、
前記第2回転軸部は、前記第1横方向と直交する第2横方向視にて、前記かごシーブから離れており、
前記第2回転軸部は、前記第1横方向視にて、前記かごシーブと重なる、請求項3に記載のエレベータかご。
【請求項5】
前記動作接続部は、
前記第1回転軸部に固定される第1軸固定部と、
前記第2回転軸部に固定される第2軸固定部と、
前記第1軸固定部に、第1回転中心位置で前記第1横方向を軸にして回転可能に接続され、且つ、前記第2軸固定部に、第2回転中心位置で前記第1横方向を軸にして回転可能に接続される固定接続部と、を備え、
前記第1横方向視において、前記第1回転中心位置と前記第1回転軸部の第1軸中心位置とを結ぶ直線は、前記第2回転中心位置と前記第2回転軸部の第2軸中心位置とを結ぶ直線と、平行であり、
前記第1横方向視において、前記第1回転中心位置と前記第2回転中心位置とを結ぶ直線は、前記第1軸中心位置と前記第2軸中心位置とを結ぶ直線と、平行である、請求項2~4の何れか1項に記載のエレベータかご。
【請求項6】
前記動作接続部は、前記かご枠のうち、前記第1横方向と直交する第2横方向の端位置よりも、内側に配置される、請求項2~4の何れか1項に記載のエレベータかご。
【請求項7】
請求項1~4の何れか1項に記載のエレベータかごを備える、エレベータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、エレベータかご及びエレベータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、エレベータかごは、かご枠と、かごロープが巻き掛けられ、かご枠に、第1横方向を軸にして回転可能に接続されるかごシーブと、待機位置とかごレールに停止する停止位置との間で移動可能な停止可動部と、停止可動部を動作させるために、ガバナロープと停止可動部とを接続する動作部とを備えている(例えば、特許文献1)。
【0003】
そして、特許文献1に係るエレベータかごにおいては、かごシーブは、第1横方向において、ガバナロープと停止可動部との間に配置されている。これにより、動作部は、ガバナロープによる力を、かごシーブよりも遠くに配置される停止可動部へ伝達する必要がある。
【0004】
ところで、特許文献1に係るエレベータかごにおいては、動作部は、ガバナロープに接続されるロープ接続部を備えており、ロープ接続部は、かご枠に対して、第1横方向と直交する第2横方向を軸にして回転する。これにより、ロープ接続部が第2横方向を軸にして揺動した場合に、ガバナロープが第1横方向へ振動するため、ガバナロープがかごロープに近づいたり離れたりするように振動する。そして、ガバナロープがかごロープに近づき過ぎた場合に、例えば、ガバナロープがかごロープに接触する虞もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開2011/132294号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、課題は、かごシーブがガバナロープと停止可動部との間に配置される構成に対して、ロープ接続部が揺動した場合でも、ガバナロープがかごロープに近づくように振動することを抑制することができるエレベータかご及びエレベータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
エレベータかごは、
かごレールに案内されることによって上下方向へ走行するエレベータかごであって、
かご枠と、
かごロープが巻き掛けられ、前記かご枠に、第1横方向を軸にして回転可能に接続されるかごシーブと、
前記エレベータかごを前記かごレールに停止させる停止装置と、を備え、
前記停止装置は、
待機位置と、前記エレベータかごを前記かごレールに停止させる停止位置との間で移動可能な停止可動部と、
前記停止可動部を動作させるために、ガバナロープと前記停止可動部とを接続する動作部と、を備え、
前記かごシーブは、前記第1横方向において、前記ガバナロープと前記停止可動部との間に配置され、
前記動作部は、前記ガバナロープに接続されるロープ接続部を備え、
前記ロープ接続部は、前記かご枠に対して、前記第1横方向を軸にして回転する。
【0008】
エレベータは、前記のエレベータかごを備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係るエレベータの概要図
同実施形態に係るエレベータかごの要部斜視図
図2の他方向視の斜視図
図2の側面図
同実施形態に係るエレベータかごの要部斜視図
図5のVI領域拡大図
図5の側面図
図7のVIII-VIII線の要部断面図
同実施形態に係る第1動作部の動作説明図
【発明を実施するための形態】
【0010】
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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