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公開番号2025102345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219711
出願日2023-12-26
発明の名称送液装置、画像形成装置及び送液装置の診断方法
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250701BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】簡易な構成で、フィルタ及びポンプの少なくとも一方の劣化度を正確に診断すること。
【解決手段】送液装置は、第1貯留部から第2貯留部へ液体を送液するポンプと、送液される液体から異物を捕集するフィルタと、を有する流路部と、通常使用する駆動力に関する第1設定値とは異なる少なくとも1つの第2設定値でポンプを駆動して、第2貯留部へ送液される送液量に関する数値を取得し、数値に基づいて、ポンプ及びフィルタの少なくとも一方の劣化度を診断する診断部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1貯留部から第2貯留部へ液体を送液するポンプと、送液される前記液体から異物を捕集するフィルタと、を有する流路部と、
通常使用する駆動力に関する第1設定値とは異なる少なくとも1つの第2設定値で前記ポンプを駆動して、前記第2貯留部へ送液される送液量に関する数値を取得し、前記数値に基づいて、前記ポンプ及び前記フィルタの少なくとも一方の劣化度を診断する診断部と、
を備える、送液装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記フィルタの劣化度を診断する場合、前記第2設定値は前記第1設定値より大きい、
請求項1に記載の送液装置。
【請求項3】
前記ポンプの劣化度を診断する場合、前記第2設定値は前記第1設定値より小さい、
請求項1に記載の送液装置。
【請求項4】
前記診断部は、前記フィルタの劣化度と前記ポンプの劣化度との関係に基づいて、前記フィルタ及び前記ポンプの劣化度を再度診断する、
請求項1に記載の送液装置。
【請求項5】
前記診断部は、前記フィルタの劣化度の推移に基づいて、前記フィルタの交換時期を予測し、ユーザーに交換推奨メッセージを報知する、
請求項1に記載の送液装置。
【請求項6】
前記診断部は、前記ポンプの劣化度の推移に基づいて、前記ポンプの交換時期を予測し、ユーザーに交換推奨メッセージを報知する、
請求項1に記載の送液装置。
【請求項7】
前記診断部は、前記フィルタの劣化度及び前記ポンプの劣化度に基づいて、前記第2貯留部へ送液される送液量が所定の送液量となるよう、前記第1設定値を較正する、
請求項1に記載の送液装置。
【請求項8】
前記送液量に関する数値は、前記第2貯留部における液面高さである、
請求項1に記載の送液装置。
【請求項9】
インクを貯留する第1貯留部及び第2貯留部と、
前記インクを送液する、請求項1から8のいずれか一項に記載の送液装置と、
前記第2貯留部から供給される前記インクを用いて画像を形成する画像形成部と、
を備える、
画像形成装置。
【請求項10】
第1貯留部から第2貯留部へ液体を送液するポンプと、送液される前記液体から異物を捕集するフィルタと、を有する流路部を備える、送液装置の診断方法であって、
通常使用する駆動力に関する第1設定値とは異なる少なくとも1つの第2設定値で前記ポンプを駆動して、前記第2貯留部へ送液される送液量に関する数値を取得し、前記数値に基づいて、前記ポンプ及び前記フィルタの少なくとも一方の劣化度を診断する、
送液装置の診断方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送液装置、画像形成装置及び送液装置の診断方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット方式の画像形成装置においては、送液装置を用いて、インクジェットヘッドへインクを供給している。送液装置を構成する部品が故障すると、画像形成装置が停止し、大幅な印字休止時間が発生してしまう。
【0003】
例えば、インクを供給する流路に配置され、異物を捕集するフィルタが目詰まりした場合には、十分なインク供給量が得られず、インク供給エラーが発生して、画像形成装置が停止するおそれがある。
【0004】
そのため、フィルタの目詰まり度合いを監視し、フィルタの目詰まりによりインク供給エラーが発生する前に、フィルタ交換推奨情報などをユーザーに報知できれば、エラー発生前にフィルタを交換することにより、画像形成装置の停止を防ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-201234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
フィルタの目詰まり度合いを診断するには、フィルタを有する流路からのインク供給量を測定する方法が考えられる。しかしながら、インクを供給するポンプが劣化した場合、例えば、固着物の付着によりポンプの弁部分に漏れが発生した場合等でも、インク供給量が減少するため、この方法で、フィルタの目詰まり度合いだけを診断することは難しい。
【0007】
フィルタの目詰まり度合いを診断する方法として、特許文献1には、フィルタを介した流路とフィルタを介さない流路との2つの流路で、それぞれのインク供給量を測定する方法が開示されているが、この方法では、装置の大型化やコストアップを招いてしまう。
【0008】
本発明の目的は、簡易な構成で、フィルタ及びポンプの少なくとも一方の劣化度を正確に診断可能な送液装置、画像形成装置及び送液装置の診断方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る送液装置は、
第1貯留部から第2貯留部へ液体を送液するポンプと、送液される前記液体から異物を捕集するフィルタと、を有する流路部と、
通常使用する駆動力に関する第1設定値とは異なる少なくとも1つの第2設定値で前記ポンプを駆動して、前記第2貯留部へ送液される送液量に関する数値を取得し、前記数値に基づいて、前記ポンプ及び前記フィルタの少なくとも一方の劣化度を診断する診断部と、
を備える。
【0010】
本発明に係る画像形成装置は、
インクを貯留する第1貯留部及び第2貯留部と、
前記インクを送液する、上記の送液装置と、
前記第2貯留部から供給される前記インクを用いて画像を形成する画像形成部と、
を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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