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公開番号
2025102064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219266
出願日
2023-12-26
発明の名称
吐出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
47/20 20060101AFI20250701BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 使用時の操作性が良好で、さらに、容器本体を圧搾し続けることで内容物を連続して吐出することも容易で、かつ、内容物を定量吐出することもできる吐出容器を提供すること。
【解決手段】 内容物を収容する容器本体Aと、容器本体Aの口筒部1に装着される計量中栓Bと、容器本体Aと計量中栓Bとの間に設けられ、容器本体Aから計量中栓Bに向かう内容物の移動のみを許容する逆止弁Cと、計量中栓Bを覆い、口筒部1に装着されるオーバーキャップDとを備える吐出容器であって、計量中栓Bは、口筒部1に装着され、軸方向に伸縮変形可能な蛇腹形状の伸縮周壁13と、伸縮周壁13の上端から軸方向に延設され、先端に吐出口15が開口された吐出ヘッド18とを備え、容器本体Aを圧搾し、内容物を計量中栓B内に充填した後、計量中栓Bの伸縮周壁13を圧縮することにより、吐出ヘッド18の吐出口15から内容物を一定量だけ吐出することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を収容する容器本体と、容器本体の口筒部に装着される計量中栓と、容器本体と計量中栓との間に設けられ、容器本体から計量中栓に向かう内容物の移動のみを許容する逆止弁と、計量中栓を覆い、口筒部に装着されるオーバーキャップとを備える吐出容器であって、
計量中栓は、口筒部に装着され、軸方向に伸縮変形可能な蛇腹形状の伸縮周壁と、伸縮周壁の上端から軸方向に延設され、先端に吐出口が開口された吐出ヘッドとを備え、
容器本体を圧搾し、内容物を計量中栓内に充填した後、計量中栓の伸縮周壁を圧縮することにより、吐出ヘッドの吐出口から内容物を一定量だけ吐出することを特徴とする吐出容器。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
オーバーキャップは、計量中栓の外周を覆うとともに、内周が容器本体の口筒部外周に螺合する周壁部と、周壁部の上端から内方に延設され、下面が吐出ヘッドの上面と当接して吐出口を閉塞する頂壁部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の注出容器。
【請求項3】
吐出ヘッドは、伸縮周壁の上端から立設される吐出周壁と、吐出周壁の上端から内方に延設され、中央に吐出口を開口される天壁と、吐出周壁の外周から径方向に突出され、伸縮周壁を伸縮する操作片とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の吐出容器。
【請求項4】
容器本体は、口筒部の内周に形成され、内方を塞ぐ隔壁部と、隔壁部に開口される開口部とを備え、
逆止弁は、容器本体の隔壁部と計量中栓とで挟まれ、口筒部内に固定される装着周壁と、装着周壁の内周下端に連設され、下面が隔壁部の上面に当接して開口部を塞ぐ弁体とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の吐出容器。
【請求項5】
容器本体は、口筒部の内周に形成され、内方を塞ぐ隔壁部と、隔壁部に開口される開口部とを備え、
逆止弁は、容器本体の隔壁部と計量中栓とで挟まれ、口筒部内に固定される装着周壁と、装着周壁の内周下端に連設され、下面が隔壁部の上面に当接して開口部を塞ぐ弁体とを備えることを特徴とする請求項3に記載の吐出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出容器に関し、とくに、比較的粘度の高い内容物を簡易的な方法で計量し、定量吐出可能な吐出容器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、化粧料や、調味料等のペースト状、ジェル状等の流動性を有する比較的粘度の高い内容物を収容する容器本体としてパウチ容器やチューブ容器が使用されている。
従来のチューブ容器では、定量吐出するためにポンプ等の吸引装置を口筒部に取り付けようとした場合、一定量を吸引して計量することが困難であった。
【0003】
このため、押圧されると内容物を口部から吐出する容器本体に設けられる吐出器として、口部に連通し、内容物を所定量収容可能な内部空間を有する可撓性の筒状部と、この内部空間に収容された内容物を外部に吐出する吐出部と、口部と筒状部との連通路を開閉し、連通路を開いたときに容器本体から筒状部に向かう方向へのみ内容物の移動を許容する逆止弁とを備え、筒状部の内部空間の容積を内容物の1回分の使用量に相当する量にして、筒状部を押圧すれば、1回分の使用量の内容物を吐出部から吐出させることができるものが従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7376263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の吐出容器は、筒状部を押圧すれば、1回分の使用量の内容物を吐出部から吐出させることができるが、押圧操作後、筒状部内の残量が一定し難いため、操作性がよくないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、使用時の操作性が良好で、さらに、容器本体を圧搾し続けることで内容物を連続して吐出することも容易で、かつ、内容物を定量吐出することもできる吐出容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するため、吐出容器として、内容物を収容する容器本体と、容器本体の口筒部に装着される計量中栓と、容器本体と計量中栓との間に設けられ、容器本体から計量中栓に向かう内容物の移動のみを許容する逆止弁と、計量中栓を覆い、口筒部に装着されるオーバーキャップとを備える吐出容器であって、計量中栓は、口筒部に装着され、軸方向に伸縮変形可能な蛇腹形状の伸縮周壁と、伸縮周壁の上端から軸方向に延設され、先端に吐出口が開口された吐出ヘッドとを備え、容器本体を圧搾し、内容物を計量中栓内に充填した後、計量中栓の伸縮周壁を圧縮することにより、吐出ヘッドの吐出口から内容物を一定量だけ吐出することを特徴とする構成を採用する。
【0008】
吐出容器の実施形態として、オーバーキャップは、計量中栓の外周を覆うとともに、内周が容器本体の口筒部外周に螺合する周壁部と、周壁部の上端から内方に延設され、下面が吐出ヘッドの上面と当接して吐出口を閉塞する頂壁部とを備えることを特徴とする構成、また、吐出ヘッドは、伸縮周壁の上端から立設される吐出周壁と、吐出周壁の上端から内方に延設され、中央に吐出口を開口される天壁と、吐出周壁の外周から径方向に突出され、伸縮周壁を伸縮する操作片とを備えることを特徴とする構成、また、容器本体は、口筒部の内周に形成され、内方を塞ぐ隔壁部と、隔壁部に開口される開口部とを備え、逆止弁は、容器本体の隔壁部と計量中栓とで挟まれ、口筒部内に固定される装着周壁と、装着周壁の内周下端に連設され、下面が隔壁部の上面に当接して開口部を塞ぐ弁体とを備えることを特徴とする構成を採用する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の吐出容器は、上記構成を採用することにより、使用時、軸方向に伸縮変形して計量中栓内の残量を一定にすることで、操作性が良好となり、さらに、容器本体を圧搾し続けることで内容物を連続して吐出することも容易で、かつ、内容物を容器本体から計量中栓に充填して定量吐出することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例における吐出容器の閉蓋時の側面断面図である。
本発明の実施例における吐出容器の側面半断面図である。
本発明の実施例における吐出容器の開蓋後、チューブ容器の胴部を圧搾した時の側面断面図である。
本発明の実施例における吐出容器の計量中栓の操作時の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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