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公開番号2025103206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220414
出願日2023-12-27
発明の名称ボトル
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65D 1/02 20060101AFI20250702BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】胴部と肩部との接続部分から下方に向けて延びるくびれ部の横断面視形状が、ボトル内の減圧時等に円形状から扁平形状に変形するのを、薄肉にしても抑制する。
【解決手段】口部11、肩部12、胴部13、および底部14が、ボトル軸O方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、胴部は、ボトル軸方向に沿う縦断面視で径方向の内側に向けて突の曲線状を呈するくびれ部21を備え、くびれ部は、胴部と肩部との接続部分15から下方に向けて延び、接続部分は、前記縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈して、くびれ部とボトル軸方向に段差無く連なり、くびれ部のうち、最も径方向の内側に位置する最深部21aを含む部分には、ボトル軸方向および周方向に交差する方向に延びる複数の傾斜溝25が、周方向に間隔をあけて形成され、傾斜溝のボトル軸方向の大きさは、くびれ部のボトル軸方向の大きさの半分以上となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
口部、肩部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、
前記胴部は、ボトル軸方向に沿う縦断面視で径方向の内側に向けて突の曲線状を呈するくびれ部を備え、
前記くびれ部は、前記胴部と前記肩部との接続部分から下方に向けて延び、
前記接続部分は、前記縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈して、前記くびれ部とボトル軸方向に段差無く連なり、
前記くびれ部のうち、最も径方向の内側に位置する最深部を含む部分には、ボトル軸方向および周方向に交差する方向に延びる複数の傾斜溝が、周方向に間隔をあけて形成され、
前記傾斜溝のボトル軸方向の大きさは、前記くびれ部のボトル軸方向の大きさの半分以上となっている、ボトル。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記くびれ部の前記最深部は、前記くびれ部におけるボトル軸方向の中央部より下方に位置している、請求項1に記載のボトル。
【請求項3】
前記胴部は、前記くびれ部から下方に向けて延びる下胴部を備え、
前記くびれ部のボトル軸方向の大きさは、前記下胴部のボトル軸方向の大きさより小さくなっている、請求項1または2に記載のボトル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボトルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、口部、肩部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、胴部が、ボトル軸方向に沿う縦断面視で径方向の内側に向けて突の曲線状を呈するくびれ部と、くびれ部から下方に向けて延びるとともに、前記縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈する凸曲面部と、を備え、くびれ部は、胴部と肩部との接続部分から下方に向けて延び、前記接続部分は、前記縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈して、くびれ部とボトル軸方向に段差無く連なり、胴部の凸曲面部に、ボトル軸方向に延びる複数の凹凸部が、周方向に沿って配設されたボトルが知られている。なお、くびれ部は、例えばボトルを持ち上げるときに把持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-115013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のボトルを薄肉に形成して軽量化しようとすると、例えば、ボトル内の減圧時、あるいはボトル軸方向の圧縮荷重が加えられたとき等に、胴部のくびれ部の横断面視形状が、円形状から長円形状等の扁平形状に変形しやすくなるおそれがある。
【0005】
本発明は、胴部と肩部との接続部分から下方に向けて延びるくびれ部の横断面視形状が、ボトル内の減圧時等に円形状から扁平形状に変形するのを、薄肉にしても抑制することができるボトルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るボトルは、口部、肩部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、前記胴部は、ボトル軸方向に沿う縦断面視で径方向の内側に向けて突の曲線状を呈するくびれ部を備え、前記くびれ部は、前記胴部と前記肩部との接続部分から下方に向けて延び、前記接続部分は、前記縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈して、前記くびれ部とボトル軸方向に段差無く連なり、前記くびれ部のうち、最も径方向の内側に位置する最深部を含む部分には、ボトル軸方向および周方向に交差する方向に延びる複数の傾斜溝が、周方向に間隔をあけて形成され、前記傾斜溝のボトル軸方向の大きさは、前記くびれ部のボトル軸方向の大きさの半分以上となっている。
【0007】
くびれ部のうち、最も径方向の内側に位置する最深部を含む部分に、ボトル軸方向および周方向に交差する方向に延びる複数の傾斜溝が、周方向に間隔をあけて形成され、傾斜溝のボトル軸方向の大きさが、くびれ部のボトル軸方向の大きさの半分以上となっているので、くびれ部全体の径方向の剛性を高めることができるとともに、傾斜溝に代えて周溝を設ける場合と比べて、座屈強度の低下を抑えることができる。
傾斜溝が、くびれ部に形成されて、胴部と肩部との接続部分から離れているので、傾斜溝に起因して、前記接続部分に、径方向の内側に向けて反転変形し、かつボトル軸方向に延びる折れが生じやすくなるのを防ぐことができる。
【0008】
前記くびれ部の前記最深部は、前記くびれ部におけるボトル軸方向の中央部より下方に位置してもよい。
【0009】
くびれ部の最深部が、くびれ部におけるボトル軸方向の中央部より下方に位置しているので、くびれ部のうち、くびれ部を把持した手に支持される最深部より上方に位置する部分のボトル軸方向の大きさを長く確保することが可能になり、持ちやすいボトルが得られる。
【0010】
前記胴部は、前記くびれ部から下方に向けて延びる下胴部を備え、前記くびれ部のボトル軸方向の大きさは、前記下胴部のボトル軸方向の大きさより小さくなっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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